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2013年7月28日日曜日

突発性難聴 退院後の治療

入院の経過、治療の結果はこちらに書きました
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/07/blog-post_13.html
点滴をしまくった結果、かなり悪かった耳はすっかり治りました
今回は退院後の治療について書きます

メチコバール500(ビタミンB)     1日3回  1回1錠    12日分
アデホスコーワ(めまい)       1日3回  1回一包   12日分

プレドニン5mgを  1、2日目    1日6錠
             3,4日目    1日4錠
             5,6日目    1日2錠
             7,8日目    1日1錠
とだんだん減らしていきます
診察は退院11日後です

1週間後にプレドニンというステロイドは終わりましたが
なんか調子が悪いです、とにかく昼間は眠いのです
でも夜は毎日3時に目が覚めてしまいます
1週間はゴロゴロして過ごしました
「眠い」と医師に言うと
プレドニンを減らしているから、と言われました
医学的には「離脱症状」と言うらしいですが
私が感じたのは、禁断症状
体が「ステロイド~~」と言っているように感じます

それに、入院中感じたのは、視力が落ちたこと
頭がぼんやりする、固有名詞がぜんぜん出てこなくて「あれ?」
と思うことが何度かありました
それから胃が痛いです
肝臓も悪くしました、血液検査でASTが43、ALTは96まで上がってしまいました
40以下が正常値です
その前から、呼吸器の薬を飲んでいたので、ASTは29、ALTは48でした
しかし、10日後の検査では、正常値に戻りました
医師からも「プレドニンのせいで一時的に影響があっただけなので大丈夫」とのこと

耳鼻科の診察で言われたことは
「突発性難聴は一度しかならない病気です。めまいがあったので
 もし、また同じような症状が出たら、メニエール病かもしれないので
 その時は連絡してください」
嫌だ~もうなりたくないです
同じ病室の方が「うちの子のだんなさんがメニエールで、何度も発作をおこしている」
と言っていました
今日の聴力検査では、左右同じに聞こえているので
完治ということになりました

突発性難聴と診断されて、実は脳腫瘍だった、という人が多いとテレビでやっていました
私の入院した病院では、脳のMRIを入院中にちゃんととったので
その心配はありません

1ヵ月後、耳鳴りがして、めまいはないが、エレベーターに乗っているような
感覚がして受診
「後遺症です」と言われ、3週間薬を飲むことになった
・メチクール(メチコバールのジェネリック 単価約4分の1)
・アデホスコーワ(体の臓器や筋肉のエネルギーになる薬)
・レパミピド(胃の薬、ムコスタ錠のジェネリック)
その際医師から「あんなに悪かったのに、よく治ったね、治らないかと思った」
と言われました
これからさらに悪くなったりするのか聞きたかったのですが
先に「これからも何かあるかな、普通は治らないから」と言われてしまいました。

その後も診察のたびに先生が「ホントに治ってよかったね、治らないと思った」
と言います
右の耳が、ほんの一瞬聞こえなくなったり、耳鳴りがしたりします
それも含めて「1年間は薬を飲まないと」ということになりました

関連記事:突発性難聴後に脳卒中になる
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/11/blog-post_23.html

2013年7月13日土曜日

突発性難聴 入院体験記 治療経過成果(重症)

右が全く聞こえませんでしたが、治療1週間、ちゃんと聞こえるようになりました

先週の火曜日
ひどいめまいで立てなくなり、吐き気で顔が真っ青になりました
右の耳は全く聞こえません
もう動けないので、仕方なく救急車のお世話になりました
今は入院中、病院のベッドでこれを書いています

ことの始めは1週間前の日曜日
急にくらっとして、右の耳が数分聞こえなくなりました
その後、もう一回同じ症状が出ましたが
その日はそれっきりなにもありませんでした

火曜日に近所の耳鼻科で受診
ひととおりの簡単な検査をして
「じゃあ薬を出しておきますから、これを1週間飲んで様子を見て
 来週また診せて」と言われる
なんか街医者のよくあるヤバイパターンだ、と思った

その後も毎日続くめまい、めまいの時だけの難聴
やっぱり街医者じゃだめかな

そして月曜日の夜、寝ようとしたら、すごい耳鳴り
頭の中でセミが鳴いているようだ
だんだん右の耳が聞こえなくなっていく、やばいと思うがもう夜
明日受診しようと思った

火曜日、朝は普通に起きて、お弁当を作っていたら、だんだんめまいがひどくなり
ひどい吐き気、もう立っていられない、頭も上げられない
子供に救急車を呼んでもらう

大きな公立病院で、即入院、即点滴開始
でもこの展開でなければ、この病院に入院できなかったな、と思う
この病院は紹介状を持って予約をしないと診てもらえない
混んでいる科は予約がとれるのは2ヶ月先ですがいいですか、と言われる
よかった
1日目は頭も上げられない状態で、いくつもの点滴を9時間続けた
ステロイド、血液の循環をよくする薬、各種ビタミン,など
吐き気がすごく食事ができないので、そういう点滴も休みなくした
でも気持ちは無心、というか、
なにもしなくていいのは、幸せさえ感じる
全ての人、この状況に感謝

水曜日、すごい、薬が効きめまいがかなりよくなる
まだ立って歩くのには点滴台がないとふらつくが
食べたいものがあったら食べていい、と言われる、やっとパンを1個食べる
右耳はほとんど聞こえない
耳に触っても、耳をこすっても音がしない、たぶん重症
テレビの音が、病院の放送のように聞こえる、金属音の耳鳴りがする
聴力検査の結果が悪かったので、明日からもっとステロイドが強くなる
ステロイドははじめに強いのを使って、だんだん少なくしていくのだという説明でした
急にやめると体の中で作らなくなって大変なことになるらしい

木曜日、耳が少し聞こえるようになった、それと同時に、人の話声が耳に響く
特におばさんの笑い声は危険だ
ヘッドホーンを持っててよかった、1日中している
まだふらふらするが、めまいというほどではない
薬の副作用で、手がむくむ、顔もむくんでいる
時々心臓がドキドキする
血管から直接薬を投入しているのだから、心臓も驚くだろう
点滴は少し休みが入るようになった

金曜日、一応脳の検査をすることになり、MRIをする
金属を身につけていてはいけないのだが、むくんでいるので
指輪がなかなかぬけない、体重は3キロ増えた
耳栓必須

土曜日、ヘッドホーンで音楽を聴いてわかったのだが
悪い耳は、音が1音高く聞こえる
ドレミ、の音が、悪い耳ではレミファと聞こえる
でもすごく良くなってきている、5割りは聞こえていると思う
血管を広げる点滴をしていると言われた
そのせいで、手足の血管が浮き上がって見える

日曜日、歩くとまだふらふらするが、耳は劇的によくなっている
耳におわんをかぶせたような感じだったが、それがなくなった
プールの後、ちょっと水が入ったくらいの感じになった
今日は7割は聞こえていると思う
点滴しているビタミンは、にきびの治療にも使うものだそうで
なんだかお肌つるつるになった

月曜日、耳が聞こえるようになったら、同室人の声が耳に響いて
もうこの居酒屋のような病室にいたくない、と看護婦さんに話していたら
涙がでてきて、部屋を隣にかえてもらえた
夕方には同室人の家族が大勢きて、毎日大衆酒場だった
ステロイドは、うつになったり、ハイになったりすると言われていたな
プレドニンは不眠になるといわれたが
昨晩は睡眠薬をもらっても寝られなかった

火曜日、ほとんど違和感が無いくらいにまで回復
悪い耳で音楽を聞くと、CD音が、古いラジカセのように聞こえる
低音も聞こえるが、軽い感じに聞こえる
まだ少し重力の軽い星にいるように感じる、ちょっとふらつく
毎日朝10時から3時まで、4本の点滴
夜は6時から10時まで、2本
きょうからプレドニンが半分になる、副作用で胃が痛い

水曜日、聞こえの検査で左右同じくらい聞こえているという結果
土曜日退院決定
今後は投薬通院、10日後に診察
投薬をやめると、症状が戻ってしまうことがあるとか
ここで聞こえが悪かったら、もう1週間入院点滴か、通院で点滴だった
でも100%戻ったわけではなく、ちょっとまだ音質は悪いかも
こんなに治るものなんだね

木曜日、診察で、薬がとてもよく効いているので、完治するでしょう、と言われる
まだ完全に治っていないが、あとは、これから少しずつ治るのだという
6ヶ月くらいで以前と同様になるとのこと
まだしゃきっとはしないので、今後の生活がちょっと心配

医療費は12日入院で12万円ほどだが、高額医療制度で8万円プラス食事代になった
保険から7万円出る、保険に入っててよかった

もし、あなたが医師に「入院しますか」と聞かれたら、困るよね
でもこれは究極の質問です
「私と仕事とどっちが大事なの」的な
仕事を選ぶと、聴力とはさよならになるかもしれない

片方聞こえなくても、という人もいるかもしれないが
片耳だと、音の聞こえてくる方向がわからない
人の気配も感じない、耳がこんなに大切だとは知りませんでした

関連記事;突発性難聴、再発(2回目)でも治る
http://unyunenemama.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html
関連記事:突発性難聴、新しい治療法
(やってみました、これで治ったかどうかはわかりませんが、私は治りました)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2016/02/blog-post_9.html
関連記事:突発性難聴は治らない?
http://unyunenemama.blogspot.jp/2016/02/blog-post_7.html
関連記事:突発性難聴後に脳卒中になる
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/11/blog-post_23.html
関連記事:退院後の治療と症状
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/07/blog-post_28.html

2013年7月10日水曜日

救急車に乗りました

辛坊さんが言った「日本人でよかった」と私も心から思いました
救急車がすぐ来て、すぐ病院、すぐ診察、こんないい国ほかに無いでしょう
朝起きて少ししたら、世界がぐるぐる回りだしました
船酔いに襲われた様になり、すごい吐き気
タクシーを呼ぼうと思ったのですが、ついに立てなくなりました
うちは階段で3階なので、きっと下まで降りられないと思い
もうこれしかない、という状態で救急車を呼ばせていただきました

ほんとうにありがたい、感謝感謝です
日本の救急車はクールジャパンです、世界に誇ってください

高校生の子供に119に電話をしてもらうと
住所、氏名、年齢、症状、階段しかないと言うと、私の体重と身長も聞かれました
本当にすぐ来てくれました
救急隊員3人で、シートにくるんで、下まで降ろしてくれました
気がつくと外にいました、朝日がまぶしかったです

しかし、救急車に乗ってからが隊員の人の苦労のはじまりです
搬送先が決まるまで動けないのです
救急隊員は病院に電話をして
「申し訳ないですが」とか「搬送してもよろしいでしょうか」とか
敬語、謙譲語を駆使して、病院に受け入れてくれるようにお願いをするのです
埼玉県では10の病院を断られるのが普通だ
という番組を見たばかりだったので、心配しましたが
私は大きい病院の診察券があったので、そこにすぐ決まりました

しかしそれでも、病院から「ベッドが空いていないので、入院はできませんよ」
ときつく言われたり、「診察時間になるまで来ないでください」とも言われました
病院の電話オペレーターの上から目線、高飛車な態度はゼウス級でした
(ゼウスは神々の頂点にいる神です)
それでも隊員の人はお礼を言い、辛抱強く、丁寧に応対していました
本当にありがたかったです

でも救急車ってなんでこんなに立場が弱いのでしょう
困窮してワラにもすがるような人を助けているのに
(そういう人ばかりではない事は知っていますが)
なんとか改善できないのでしょうか
ネットで病院にすぐアクセスできるようにするとかねえ・・・
なんか、ゼウスと話している時間が無駄だと思うのだけれど

しかし病院に着くとすぐに医師が診てくれて
診るなり「入院ね」と言ったのですが
はじめに言われていたとおり、ベッドがありません
私はとにかく診察してもらえばよかったので、ここに来たのですが
裏ではかなりもめているようでした
私はなんとか頭を動かして救急隊員に「ありがとうございました」
と言いましたが、隊員の人は厳しい顔で「まだだから」と言います
この時点では、他の病院に搬送し直さないといけない状態のようでした
またいちから、病院を探すのは本当に大変です
しばらくして医師が
「こんななんだからしょうがないでしょ」と叫んで
入院が決まり、すぐに点滴がはじまりました
私はこの先生のお陰で完治しました、たらい回しになってたら治らなかっただろうな

私をやっとストレッチャーから降ろして
隊員はやっと次の任務に向かうことができました
待っている間、若い隊員の方がかわいい看護婦さんに見とれているのが
ほほえましかったです

ちなみにニュージーランドでは、患者が病院に行かれなくても
適切なアドバイスがうけられる遠隔医療システムを2014年から国が運用することが
ニュージーランドの保健省から発表されました
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.nzdoctor.co.nz/un-doctored/2013/september-2013/11/health-advice-going-high-tech.aspx&prev=/search%3Fq%3DNew%2Bzealand%2Bnew%2Btelehealth%2Bsystem%2Bin%2B2014%26biw%3D1092%26bih%3D483
患者はインターネット、スマートフォン、電話、電子メールなどから
健康やケガのアドバイス、薬剤師のアドバイスを受ける事ができるようになります
今までもこれらのシステムはあったが、もっと便利になるという
このシステムのお陰で、救急部門の負担と経費を減らす事ができるという

書き足し:2014年2月2日のニュースです
神奈川県で、タブレットを使って、救急車が病院を検索できるシステムの開発に着手
27年度(2015年)から運用予定、NHKニュースです
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140201/k10014942691000.html
遅い!こどもが進研ゼミからタブレットをもらう時代なんですよ

2013年7月6日土曜日

独り言の多い子は、やめさせないで

なぜかって、独り言は脳にいいからです
アメリカの科学者の研究があります
独り言の習慣が、脳のために非常に有用であること言います
実験では、黙ってものを探しているグループと、探す課程を声に出して
説明しながら探すグループの比較をした
そしてこの結果は科学者を驚かせた
独り言を言うグループは、非常に迅速に探し出せ
全てのものを探し出すことが出来たのだ

心理学者は、この現象は、独り言が思考のプロセスをスピードアップし
空間や状況に迅速に対応できるようにすると言う
http://izhlife.ru/beauty-health/34381-uchenye-dokazali-razgovarivat-s-samim-soboy-polezno-dlya-mozga.html

そして、こちらには
自分自身に話しかけることは、集中力を高める、とかかれています
http://izhlife.ru/beauty-health/34381-uchenye-dokazali-razgovarivat-s-samim-soboy-polezno-dlya-mozga.htmlbigthink.com/ideafeed/self-talk-is-key-to-learning-and-performing-better
独り言は意思決定機能を調節するために
あなたの脳が、感情や認知プロセスにどのように対応するか決める時に
役に立ちます
研究者によると、独り言が最も効果を発揮するのが
教育と思考と行動だという
自分にどうしたらいいか教えることが教育
思考とは、行動を起こす前に、自分の目標とやり方を設定すること
行動でのスピードアップは先ほどのサイトに書かれていました

しかし、機能向上を意識して独り言を言うより、自然に口から出る
という方が効果的なので
無意識に独り言が出るように練習するといいそうです

「あれどうしたっけ、こうやった方がいいかもね、やっぱこっちの方がいいかな・・・・」
うちの子があんまりうるさいので
黙ってやりなさい、と言ってしまったことがありました
今でもうるさくしゃべっていますが。

頭のいい子に育てるには、という永遠のテーマについて
最近の海外の研究では「毎日同じ時間に寝かせるだけ」という報告があります
それだけ?、と思いますが、これがなかなかできないですよね
更に、母乳で育てるとニートや引きこもりが防げるという研究結果もあります
更には、母乳で育てると、母親が痴呆、その他の病気になることを防げるとか
親にとってもいい事ずくめの研究があります
3人産めば卵巣がんにならないって言う話もありますね