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2013年11月16日土曜日

自然に存在する抗生物質

私は非結核性抗酸菌症なので、毎日10錠の抗生物質を飲んでいますが
自然界には抗生物質の働きをする物質が1700ほどあると言われています
私たち自身の体にも、これらの働きをする物質がたくさん生産されています
しかし科学者はこれらがどのように作用するのか詳しくは知りません
今回は亜鉛が細菌を殺す仕組みが発見されたという記事です
この研究では、肺炎の原因になる菌が使用されました
ということは非結核性抗酸菌症にも朗報があるかも
と思ってしまいますね
亜鉛を飲めば、抗生物質を飲まなくていい
という話ではありません

アデレート大学の微生物化学博士クリストファー・マクデヴィット氏によると
亜鉛は自然の抗生物質であるという
http://www.abc.net.au/science/articles/2013/11/14/3890084.htm

亜鉛は細菌による感染に抵抗する能力のために
大切な役割を果たしていることが、新しい研究でわかった
細菌の生存に必要な金属マンガンを運ぶ、あるたんぱく質がある
これに結合するマンガンと、亜鉛のサイズと結合形態が類似している
しかし亜鉛の方がしっかり結合するうえに
一度結合すると、再度開くことがなく
マンガンの欠乏した細菌は飢えて死んでしまう
しかも、細菌は亜鉛に対する耐性を持つことができない

科学者たちは、亜鉛が細菌に対する妨害行動を応用して
新しい化学物質かできる可能性を示唆している
しかし細菌は、たとえば肺で、この亜鉛の防御システムをかわすことがあるので
この研究をしたい、ということです

次は、亜鉛が風邪の期間を最大40%短くする、という研究です
毎日75㎎yり少ない量を摂取した5つの試験では、効果は確認されませんでした
毎日75㎎以上の摂取をした3つの試験では、風邪の期間を42%短くできた
酢酸亜鉛を使用した5つの試験では、毎日75㎎以上の投与で
風邪の症状を20%減らせた

亜鉛は免疫系にさまざまな効果を示すことが知られている
亜鉛の欠乏は感染症にかかるリスクを大きくする
発展途上国の子供に亜鉛を与えると、風邪や肺炎のリスクを減らせる
ということが実証されている
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3136969/&prev=/search%3Fq%3DZinc%2Bto%2Bshorten%2Bthe%2Bduration%2Bof%2Ba%2Bcold%25E3%2580%2580Respiratory%2Btract%26biw%3D1093%26bih%3D515

ちなみに亜鉛の多い食品は、生牡蠣、レバーなど
こちらに超詳しく書かれています
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/zinc.html
亜鉛はサプリなどで、取りすぎるとよくないのですが
食品から摂るのでしたら、そんなに気にすることはないようです
サプリを飲むのでしたら、飲む前に医師に相談することをおすすめします

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