Translate

2014年10月20日月曜日

エボラ症状が出ないのに免疫がつく(不顕性感染)ことがある

エボラにも不顕性感染(症状が出ていないのに免疫を獲得すること)がある、
ということがこちらに書かれています。
http://www.nbcnews.com/storyline/ebola-virus-outbreak/what-if-lots-people-have-ebola-proof-blood-n228346
アメリカNBCニュースです。

1996年のえぼら流行で、患者に接していて発症しなかった24人中、
11人は症状が出なかったのに免疫を獲得していたことがわかっている。

アメリカで感染した看護師とアフリカで感染したアメリカ人カメラマンは、
すでに回復したケント医師(エボラサバイバーと書かれています)の血液を、
注射して回復している。
カメラマンはすでに退院している。
これはケント医師の血液中の抗体によって、患者の免疫が作用したことになる。

アフリカでは、エボラサバイバーの雇用がすすんでいる。
患者のケア、孤児の世話(患者の子供は感染している恐れがあるので、
誰も面倒をみてくれない)
そして彼らの血液が新たな患者を救うことができる。

不顕性感染は、いろいろな感染症で知られていて、風疹では15~30%はいる、
とみられています。
狂犬病でも、1割の人は、かかった覚えはないのに、抗体をもっているといいます。

関連記事:エボラワクチン、ロシア、カナダ、中国が用意している
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_12.html
関連記事:エボラ患者の触ったものから感染する
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_17.html

0 件のコメント: