Translate

2015年4月29日水曜日

職場いじめ、加害上司が精神病かどうかのチェックリスト

上司が、職場で部下イジメをしている場合、
上司が精神疾患を持っているかどうかを見極めるための、
20項目のチェックリストです。
これにあてはまれば、「いじめ」ではなく、あなたの上司は精神病です。
作ったのは、カナダの犯罪心理学の研究者、ロバート・ヘア。
FBIやアメリカ、イギリスの刑務所で活躍している。
日本では「いじめ」と言われて、たいしたことはない、と言う人もいるようです。
しかし、これはオーストラリアでは懲役刑もある立派な犯罪です。
欧米先進国では、これらの職場いじめに対する法律があり、
今ない国でも法整備が進んでいる、れっきとした犯罪です。
http://www.decision-making-confidence.com/hare-psychopathy-checklist.html

欧米では、イジメをする上司を「コーポレートサイコパス」と呼んでいます。
コーポレートサイコパスについては、近年問題視され、
大学などでの多くの研究もあります。
「エグゼクティブサイコパス」と呼ばれることもあります。
このヘア氏のチェックリストは、多くの臨床医、研究者の間で、
信頼性のある指標とされています。
そしてこれは、治療が必要がどうかの判断基準になります。
また、海外の企業では、人材選択のために使用されます。
このような症状は子ども時代に現れることがあるので、
チェックリストの子ども版もあります。

1、彼は話が流暢で、話し方は俊敏さを感じさせます。
  物を言う時に、決して言葉がつまったりはしません。
    彼はあらゆる点において、全くシャイではありません。
  そして、何を言う時でも、決して恐れることはありません。

2.彼は全てのことで自分の意見を持っています。
  彼は自分のしたこと、技術、能力には、誇りと自信を持って自慢をします。
  ものすごい利己的、わがまま、すごい自信家、傲慢。
  そして自分がとても優れている、と考えている。
  ある精神病患者は言った「私の話の方が他の人より興味深いのだから、人々は
  私の話を聞くべきだ」

3.彼はいつも新しい、今までとは違った何かをしたがっています。
  いつも刺激的なエンターテイメントを探しています。
  彼は口で言うのと同じように、行動でもリスクのあることを選びます。
  例えば、カルト教の教祖は、微妙な言い方で、自分がどのように
  正しいのかを洗脳された信者に明確に説明することができるのです。
  彼は退屈するような活動はしませんし、はじめたことをやめたりもしません。

4.逮捕される確率が高いような場合でさえ、彼が嘘をつく能力は素晴らしいです。
  その嘘は狡猾で陰険で、疑われないようなごまかしであったりします。

5.彼は自分の利益のために騙し、不正をし、ペテンにかけ、踏み倒し、策略をする。
  犠牲になる人の苦しみを思いやったり、哀れみを感じたりする心が欠けている。
  冷淡で冷酷である。

6.彼らは時に被害者の苦しみを少し感じることがあります。
  しかし、彼らは動じる事のない冷徹、氷のような心、非人の心がわかります。
  そして犠牲者を軽蔑します。
  そして犠牲者に対して、これが当然の報いだ、とまで言います。

7.彼は感情的な欠落、極めて薄っぺらな感情しか持っていない。
  そのように他人に冷たい感情を向けるのに、外見はとてもフレンドリーである。

8.彼は他の人に対する一般的な感情が欠けている。
  彼は冷酷で、人をさげすみ、無関心で無神経である傾向があります。

9.彼は金のために人を利用し、人を操ります。
  やる気のなさ、少ない自己規律、自分の生活のために必要なお金を稼ぐ
  という責任感のなさが、これを手伝います。

10.彼は突然、不快感をあらわにし、神経過敏になり、攻撃的になり、暴言を吐くことが
  あるかもしれません。
  彼は全く突然に、怒りと機嫌の悪さが爆発することがあります。

11.彼は結婚していても、簡単な出会いで多くの浮気を経験します。
  それは異性、同性など無差別であることがある。
  同時に複数の関係があることもある。
  そしてこのような関係にプライドを感じる。

12,13才前の子どもの頃から、これらの兆候が現れることがあります。
  嘘、万引き、不正行為、家出、薬物乱用、放火、学校の無断欠席、
  いじめ、破壊行為がそれにあたります。
  動物や兄弟の虐待は特に不吉な兆候です。

13,長期的な目標に向かって現実的に行動することがありません。
  大きな計画を話しますが、だいたいは実現不可能なことだったりします。
  人生の方向性が定まっていないのです。

14,彼の行動はなんの計画性もなく、衝動を抑えることができない。
  がまんができない。
  彼は結果を考慮しないで、向こう見ずで無謀で予測不能です。

15,彼は学校、家庭、職場での係わり合いに繰り返し失敗します。    
  
16,彼の失敗ではない、彼の責任ではない、という風に見せかけます。
  彼には誠実さや分別がなく、常に自分の責任を否定します。
  そして、ほかの人を自分の見方につけるような工作をします。

17,彼は矛盾だらけで、信頼性に欠けるので、長い期間の信頼関係を維持することが
  できない。結婚期間が短いことがある。

18.13才から18才までに、問題行動をとっていることがある。
  典型的なものは、犯罪であったり、明らかな詐欺、攻撃的や冷淡な行動。

19,なにかしらの理由で、保護観察処分が無効になったことがあるかもしれません。

20,普通の犯罪者がひとつの犯罪に特化しているのと違って、
  彼はさまざまな特技があり、それを誇りに思っていることがあります。

日本では精神病であれば、普通の社会生活ができない、と
考えられていますが、この精神疾患では、普通に会社で働いているどころか、
自信満々の態度や、行動力を認められて、出世していることも多いと言います。
しかし、周りの人は被害にあい、苦しみます。

0 件のコメント: