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2015年9月2日水曜日

患者が声をあげなければ変わらない 

今回の題にした、患者が・・・は、あるガンの患者会の代表が書いた投稿です。
http://medg.jp/mt/?p=1040
こちらからお読みください、すごく思慮深い投稿です。
この人は一般の方ですが、厚労省に出向いたり、製薬会社と交渉したり、
精力的に活動していらっしゃるようです。
(でも、一番どうにかしないといけないのは政治家だ、と言っています)
(そして悪口を言うだけで選挙に行かない国民にも責任があると)
この人は元気な時に企業などで、アクティブな経歴をお持ちなのだと思います。
普通のおばさんにはできないよね。

彼(たぶん男性)は、患者、病院、製薬会社、他みんなが「医療は患者のため」
という考えを共有して、協力して、努力し続けることが大事だと言います。

精神的な問題(薬物中毒など)の患者の会では、
自分の体験を話す、ということ自体が治療になるという話は聞いたことがあります。
しかし、体の病気の患者の会では、
より良い治療を受けられる社会の実現のために闘う、というのが患者会のようでした。
会を運営するのは大変なことです、
そこにあるのは並大抵ではない決意なのだと思います。

そして彼は、医療の質をあげるためには、
患者の声を医療関係者に届けなけれないけない、と言います。
良い医療の妨げとなっているものと戦わなければ、改善は望めません。
それは、薬の承認や医療制度だったりするからです。
更に彼は、日本の医療が先進国の中でもこれだけ遅れているのは(韓国より遅れてます)
今まで患者が、病院まかせにしてきたからだ、と考えているようです。
患者が自分で考えて行動しないかぎり何もかわらない、と言います。
医療機関側に情報公開を求めると「そこまで詳しい情報を求めるのはあなたくらいでしょ」
と言われたといいます。
(これも今まで患者が黙ってきた弊害だと思います)

患者が声を上げる、というのは、ただ要求をするだけ、ということではないのです。

さきほど政治の態度についての考えを書きましたが、
彼は「道路や橋を作るのと、健康保険にお金をかけるのと、どっちが大事か」
とも言っています。
黙っていて、国が「みなさんのための良い医療」をくれると思っているのですか?と問い、
弱い立場の患者の権利と義務を確率し、責任を自覚させて自立させることが必要と考え、
それを支援する法律ができるように運動をする、ということです。
(なんだか難しい文章だな)
だから、患者が声をあげなければいけないのだ、ということです。
彼は本当に頭のいい人だと思います。
文章の向こうに書き手の思考が垣間見えるのが、ブログや投稿の面白い所です。

うえの文章については賛否あると思いますが、
個人的にはすごい考えだと思います。
でも、日本で患者に責任を、というのは受け入れられないように思います。
日本では、患者はひたすら面倒をみてもらうもの、という考えが一般的だからです。
たとえ自分のためであっても、自分から社会に問うような人はあまりいません。

私はPTAのことで、みんなの考えを問うようなことをしたことがあります。
みんな、今のPTAを不満に思っていても、
意見を言う人はいませんでした。
役員たちは、現状を押し付けることしかしません。
その態度は傲慢で、横柄で、排他的でした。
弱い立場でも、みんなで団結すれば、よいPTAに改革できたはずです。
でも、みんな当たり触らず、という態度でした。
(あの中国でさえ政府が国民に気を使うのは、国民が不満に黙っていないからです。
 中国では毎日500件の暴動がおきています)
それでいて、みんなPTAの役員から逃れることばかり考えています。
行動を起こすなんてバカみたい、でもいい思いはしたい、ということだと思いました。
それで私はあきらめました。
このPTAの話は右のラベル「PTA」に書きましたけど、
ろくな話じゃないです、PTAなんて大嫌いです。

で、彼の次の投稿はやはりこんな感じになってしまいました。
http://medg.jp/mt/?p=1046
彼は今どうしているのだろう。

その後、議場でがんを告白した、当時現役の国会議員であった山本議員がいたこともあり、
「がん対策推進法」についての患者会と議員、厚労省の意見交換会の様子です。
http://medg.jp/mt/?p=532
やはり、ひとりの決意は国をも動かすものなのでしょうか。
国会議員に患者がいるっていうのはこんなにも有利に運ぶのですね。
絶望するだけで終らなくてよかったです。

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