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2015年10月5日月曜日

ゴリさん

私がアルバイトをしていた店にいた女性に、私がつけたあだ名です。
色黒な風貌がまさにゴリさん、と呼びたくなるだけでなく、
低くて大きな声なのに、なぜかすぐ近くで話してくるのが恐怖です。
そして話し方も「ちょっとあんた」みたいな話し方なのです。
こわいこわい。
とても社会人が大人に話しかけるような口調ではありません。
さらに、私の20cmくらいの横で、腕を組んで、私の仕事をじっとにらんで見ています。
染めないでひとつに無造作に結わえている髪は、2割ほどが白髪です。
きれいになろうと思ったことがないようです。

ここまで読むと、おばちゃん、という感じですが、若いんです。
6~7才の子どもを連れていましたから。
やはり私の家の近所で働こうと思ったのが間違いでした。
家の近所では、こういう人は普通なのです。

アルバイトをしていた、と書きましたが、
あまりにも酷い店なので、4回行ってやめました。
仕事なんだから、我慢しようと思ったのですが、
マネージャーの女性がまた恐ろしくきつい女性で、
もうしかたなくやめました。

マネージャーは二言目には「弁償してもらいます」「買取してもらいますから」
と言うのです。
これは法律違反なのですが、この店は治外法権です。
さらに「お客さんからクレームがきたら、家まで行って謝ってきてもらいますから」
とも言われました。
レジのお金を数えるのですが、この時1円でも合わないなんてことは絶対にない、と言います。
前の店では数十円くらいはいつもずれていました。
打ち間違えや、10円くらいは多くおつりをあげたりしてしまうのでしょう。
すごく忙しかったし、所詮人間ですから。
そしてこのマネージャーは
「あなたの働いてた店はよっぽどだらしのない店だったのね」と言います。
(本部直営ですごくちゃんとした店でした)
常に子どもを叱るような感じで話すのです。

私なんかを採用するくらいなので、とても人手が足りないようで、
いつでも派遣から来ている人がいました。
(マネージャーはこの派遣会社に電話で長々とクレームをいれていました。
 はたで聞いていても、電話の向こうの人がかわいそうでした)
なんで人手不足なのかは、この2人を見てよくわかりました。
それでゴリさんに「求人に応募してくる人はいないんですか?」と聞いてみました。
するとゴリさんは、2秒ほど間を空けてから「わからない」と答えました。
わかっている、ということですね。
きっと入ってすぐにみんなやめるのでしょう。

ゴリさんは、販売期限の切れた商品をタダで持って帰っているようです。
ゴリさんの子どもの夕飯は毎日コンビニ弁当なのかもしれません。

もう少し我慢していれば、マネージャーが変わるということだったのですが、
ゴリさんとは、ずっと一緒に働かなくてはいけません。
話をする相手もなく、嫌な思いをしながら働くのはつらいのでやめました。
また新しい仕事を探します。

よくテレビでCMをやっている、求人サイトで応募すると、
名前と電話番号、年齢しか書くことがないので、なかなか面接までいきません。
年齢50才では、なかなか採用してくれません。
だって東京には、20代30代のフリーターがごまんといるのですから。
この若者たちが、年齢問わず、経験問わずの誰にでもできる簡単な仕事をしているのです。
これが国会でも問題になっている、非正規雇用です。

フリーターの中には、能力のある人もいるのでしょうが、
一度フリーターになったら、もうどうしようもないのが日本の怖いところです。
ある仕事に電話で応募したら「主婦の方ですか、フリーの方ですか?」
と聞かれました。
フリーって、フリーターのことなのでしょうか。
おばさんと同じ仕事しかできない若者は不憫ですが、
彼らのせいで、なかなか仕事が見つからないおばさんも不憫なものです。

前に私が働いていたお店にいた30才のフリーターの女性は
「はじめは事務員で就職したんだけど、私事務員には向いていないんだ」と言っていましたが、
この人がなんで事務職をやめたのかは、すぐにわかりました。
すぐ機嫌が悪くなって返事もしなくなるのです。
店長に仕事を言われると「そんなことお前がやれよ」と陰で言ったりしていました。
その店にいた男性のフリーターたちが集まって、
将来の不安を話し合っているのを見たこともあります。
ここは、ひとくせも、ふたくせもある人ばかりが集まる世界でした。

そんな内容を漫画にした「ニーチェ先生」を、子どもが面白いよ、と言っていましたが、
これがドラマになるらしいです。
http://togetter.com/li/488263(こんな内容です)

元コンビニ店長のブログが面白かったので、紹介します。
http://blog.livedoor.jp/sunmonmarz/archives/cat_1228987.html
確かにこんな感じで、店員はほとんどが変な人です。
コンビニで暖めているドリンクを買う時は、日付シールが付いているか確認しましょう。
暖めはじめてからの賞味期限は数日です。
シールを付けないでいつまでも販売する店はあります。
普通はキャップの上にシールがあります。

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