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2016年6月16日木曜日

東京で部屋を借ります。

引っ越すことになりました。
1件目の不動産屋には、早く契約しないと、ほかの人が契約してしまいますよ、
と言われたのですが、
やっぱり汚かったな、と思って、やめました。
そんなに、どんどん部屋が決まるのでしょうか。
6月はジューンブライドでお部屋がどんどん決まっていく、と言われましたが、
今どき、ジューンブライドなんて言葉を若い人が使うのだろうか?
その時期その時期のよってこういう決まり文句があるのかもしれません。

今は不動産屋に来てから決める人はほとんどいないのだそうです。
みんな来店する前にネットで決めてきて、
見に行ったら想像と違ってほかを見ることになるようです。
ネットには修正した美しすぎる写真が載っているのですから、当然です。
思いっきり光を入れて画面を明るくした写真が掲載されていました。
実際見に行ったら、南向きではないので、部屋の中が暗くて、写真のような
きれいで明るい部屋なんかではありませんでした。
写真の修整なんて、中学生でもできる、とうちの子が言います。
ネットの時代ですね。

しかも家賃で決めて、よーく見ると、なんだかんだで1万円も高くなったりします。
だったら最初から支払い金額を表示してよ、と思います。
一番ひどい物件には、家賃4万5千円で、共益費が1万5千円。
それは家賃6万円ですよ。
東京でも東の果ては、治安も悪く、住んでいる住民のマナーもいまいちなので、
家賃が安いです。
安いからと、お土地柄を知らないで家を買う人も多いのです。
安いのは理由があります。

テレビでCMをやっているお部屋探しのサイトを見ていきました。
こういうサイトは、沢山の不動産屋の集積サイトでした。
沢山の物件が載っているのは、沢山の不動産屋が参加しているからなのでした。
サイトから連絡が行くと、各不動産屋から電話がかかってきます。
体を動かして働くのは地元の不動産屋です。
こういうサイトに参加していなかったら、地元不動産屋は、もう仕事はないんだろうな。
東京23区で、2DK、家賃5万円ってすごく安い。
大丈夫かな、と思って見に行きました。

やはり行かなければ良かったです。
不動産屋の車で目的のマンション前に着くと、不動産屋さんが言いました
「あ、鍵忘れた」
あわてて店に戻る途中、警察官に止められます
「今の所、一時停止だったんだけど、気が付かなかった?」
今仕事中なので、あとで交番に行きます、ということでマンションへ。
そのマンションは、幹線道路沿いで、窓が2重窓です。
ダンプの音がゴーゴーと響いて、窓を開けることができません。
これが東京。
おまけに部屋は転居したばかりでものすごく汚いのです。

さて、次のマンションはまあ普通でした。
これでいいかな、と思って申し込みをしました。
でも、この後いいお話があったので、キャンセルすることになりました。
キャンセルの電話をすると、
何が原因でキャンセルなんでしょうか?と聞かれました。
ここは初めに27万円支払うことになっていましたが、これが高いでしょうか?
と言います。「そうですね・・」と言うと、
5万円も安くなりますがどうでしょう、と言います。
へ~ごねると安くなるんだ、とビックリです。
きっとなかなか埋まらなくて困っていた物件なのでしょう。
でも、これはキャンセル。

引越しは大変です。
でも、今住んでいる町が嫌いだったので・・・って20年住んでいましたが、
やっと出られてうれしいです。
最近年をとったせいか、なにか目に見えないようなものを感じることがあります。
どういう言葉で書いたらいいのかわかりませんが。
たとえば、高等裁判所のような所は、死刑判決もでますので、
人の怨念のようなものがあったりするのでは・・
と思うと、空気が重く感じたり、建物から妖気が発しているような・・・
病院の集中治療室にお見舞いに入った時には、気分が悪くなりました。
拘置所の職員に用があって行った時には、
呼吸が苦しくなるくらい、空気が重く感じました。

土地柄っていうのもそうです。
今住んでいる所は、とてもそういう意味で悪い所です。
川の近くの土地が安いのは、そういう悪いものがあるので安いのですが、
最近は交通の便だけで家を買う人が多いので、
ここは土地も家賃もとても高いです。
昔は海抜の高い山の手の土地が高かったのですが、
最近は、東京ならどこでも高いので、ここが悪い所だということが忘れられているのです。
マンションはすぐに完売するし、小さい個建て住宅もすぐに売れます。