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2017年5月7日日曜日

都営住宅応募倍率

28年8月の全ての住宅の平均は7.7倍でした。
地域によってかなりの差があります(地域別に表示します)
倍率の低い地域に申し込めば、当たる確率も高くなるでしょう。
団地別に申し込むので、地域内でも新しい団地は倍率が高いようです。
23区の平均は14.7倍、最高は文京区の73倍。
残りの市の平均は3.3倍、最低は清瀬市の0.7倍でした。

23区(小数点以下切り捨て) 都下
文京区  73倍       稲城市   8.7倍      
大田区  34倍       羽村市   7.8倍
品川区  30倍       調布市   7.7倍
新宿区  29倍       武蔵野市  6.8倍
中野区  27倍       武蔵村山市 6.8倍
中央区  22倍       府中市   5.8倍
渋谷区  20倍       国分寺市  5.1倍
荒川区  19倍       三鷹市   4.9倍
世田谷区 19倍       立川市   4.6倍
練馬区  19倍       青梅市   4.3倍
墨田区  18倍       狛江市   4.0倍
北区   18倍       昭島市、小金井市、日野市、東久留米市が3倍
豊島区  18倍       残りは2倍です。
板橋区  15倍       清瀬市だけは0.7倍でした。
杉並区  15倍
江戸川区 13倍
港区   13倍
江東区  12倍
葛飾区   7倍
足立区   6倍

文京区の募集は29年2月には2戸しかありませんでしたので、
これくらいの募集に150人ほどが申し込む、というかんじです。
文京区の一般平均家賃は2DKで13万円、3DKは14万円です。
都営なら2DKで4万円程度です。

私には住宅に困っている人が一生懸命申しこんでいるとは思えません。
ポイント制では書類選考のほかに、今住んでいる家を、都の職員が家庭訪問します。
書類にウソを書く人がいる、ということですね。
書類だけだと、住民票を移しただけで、居住実態のない人もいたのでしょう。
一度入ってしまうと、追い出すことができないので、
入居者を選ぶのに、都はとても慎重になっているようです。
真っ当に書類を書いて、本当に住宅に困っている人には、とても迷惑な話ですが、
そのような不届きものがたくさんいる、と思っていいようです。
実際、家を持っていて、貸家も持っている人が、都営いいな、と
言っているのを聞いたことがあります。

事実、都営住宅の事務所にはこんな張り紙がありました。
「高額所得者個別面談」
高額所得者でありながら都営住宅に居座る人に、退去の相談をしているようです。
もっと強制的に追い出せるような仕組みを作ってもらいたいものです。
住んでいるうちに子供が育って就職して、それで所得が上回る、
そういう人もいるでしょうが、
文京区の応募状況を見ていると、そうではない人がいるのかもしれませんね。

本気で入居したい、と思っているなら、倍率の低い所に応募ですね。
清瀬市は西武池袋線で都心へ、自然も残っていていい所だと思いますけど。

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