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2017年6月11日日曜日

非結核性抗酸菌症の広がり

最近、非結核性抗酸菌症の患者が増えて、結核に匹敵するほど重大な感染症だそうです。
http://www.amed.go.jp/news/release_20160607-02.html
7年前と比べると2.6倍にもなっているといいます。
患者数は結核を上回ってしまいまいした。
こちらのサイトに書いている先生は、確か・・
どちらかの非結核性抗酸菌症の患者さんのブログに
コメントを寄せていた慶応義塾大学の先生だと思います。

結核は患者間の感染で広がるため、政府でも広報に力を入れていますが、
非結核性抗酸菌症については、認知度が低いのが現状です。
しかし最近は呼吸器学会でも注目の感染症、とどこかに書かれていました。

患者数が増えた要因は、医師の間こので病気の認知度が上がったこと、
高齢化、診察精度の向上、検診機会の増加などが考えられるが、
よくわかっていないそうです。

非結核性抗酸菌症はいろいろな菌種があるのですが、世界でもMAC症が
88.8%を占めて一番多いそうです、次がkansasii症、その次が
abscessusなのですが、このabscessusは非結核性抗酸菌症の中で
最も治療の難しい種類だそうです。
このabscessusが5倍と急増していることが今回わかった、
という怖いお知らせです。

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