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2017年11月30日木曜日

冬室温が低いと短命に

BBCは昨年、寒い家は多くの死者を出す、と報道しています。
http://www.bbc.com/news/uk-35862763
家の室温が低いことが原因で、2015年に9000人が死亡したということです。
室温が低い家では、呼吸器感染、心臓発作、脳卒中が増えます。
室温の低い部屋に住んでいるのは、年収が低いため、燃料費を減らし、
さらに家の断熱性が低いことが死亡原因になっている。
病気の流行で感染してしまうのも、室温が低いからです。

イギリス政府は、これらの燃料貧困者にたいする支援を法的に決めたが、
未だに500万人が寒い家で生活している。
イギリスではこれらの対策にすでに28億ポンドを使っているが、
それでも足りない。

ロシアのように寒い国では、家の断熱はきっちりできているので、
外は寒いが、部屋の中では半そでで過ごしている。
日本の家では、トイレなどの温度が低い、家の中での温度さも大きいのが
問題になる。

冬の浴室での心肺停止は毎年減ることがなく、
2011年には1万8千件を超え、搬送後助かった人は1%に満たない
そうです。
私の祖母や遠い親戚で、3人が浴室で亡くなっています。
高齢者が犠牲になるのは、血圧急上昇など、高齢者特有の原因もあるのですが、
日本の家の建築構造にも原因があるそうです。
日本の浴室は家の北側に作られることが多く、つまり寒いのです。
さらに、築30~40年の家での断熱レベルがとても低いのも大きな要因
とされています。

室温を1.75度上げるだけで、1日1400歩程度の活動量を生む。
高血圧の人が、室温の高い家に引っ越しただけで、
血圧が下がった、という話もある。

日本では、都知事の小池さんが、日本の家の断熱化が
欧米と比べてかなり遅れている、と指摘していますが、
その欧米でさえこの通りです。
日本の隙間風だらけの家では、健康を維持するのは難しいようです。
家の暖房した熱が逃げていくのは、半分は窓からです。
あと、換気扇の穴からも20%くらいの熱が出ていきます。

私は窓の上の方には発泡スチロールを張って、
下のほうには段ボールをたてかけて、窓から熱が出ていくのを防いでいます。
カーテンをしただけの窓のそばに座っているとひんやりしてきますが、
それを防ぐことができています。
換気扇の穴には、外と中に段ボールでカバーをして、
冷気が入ってこないようにしています。

2017年11月28日火曜日

2017~2018今年のインフルエンザ

今年はA型ではN3H2型のインフルエンザが主流になるようです。
https://www.cnn.co.jp/world/35106806.html
この夏オーストラリアで大流行して例年の6倍以上の死者を出しています。
南半球で流行したものが北半球にくることがあるからです。
N3H2は昔、香港風邪で多くの死者を出した型なので、
症状はとても重くなります。
A型は特に重い筋肉痛などの症状が出るそうです。

インフルのウイルスは他の感染症をおこすウイルスよりも増殖スピードが速く。
たった一つのウイルスが、24時間で100万個に増殖するのです。
だからどんどん患者が増えてしまうのです。

WHOでワクチンに含まれる型を決める仕事をしている医師は
インフルの流行を抑える方法として。
「いつでもティッシュを持ち歩いて、鼻をかんだらできるだけ早く捨て、
 その手をすぐに洗って細菌を殺すこと」
と言っています。
鼻をかんだ手についたウイルスが感染源っていうことのようです。

H3N2型は今回の予防接種に入っていますが、
それの予防効果がとても低い、とCNNが書いています。
こちらの医師のブログにはその理由が詳しく書かれています。
https://www.cnn.co.jp/world/35106806.html
卵での増殖に適応するようにウイルスが変化してしまうので効かないそうです。
そして今回のH3N2は今までより毒性が強いということです。

イギリスではインフルエンザで重症化しやすい疾患を持っている患者は
無料で予防接種ができるようです。
さらにイギリスでは、ストアで売ってるようです。
鼻にスプレータイプが主流ですからね。
だからイギリスではどんなに忙しくても、いつでも予防接種ができるのです。
日本では無理ですね、大事にするのは老人だけだから。

2017年11月27日月曜日

非結核性抗酸菌症、血液検査で診断できる

痰でも気管支鏡でも診断できないことがある非結核性抗酸菌症。
血清検査で診断できるそうです。
http://www.kameda.com/pr/pulmonary_medicine/macmac_elisa.html

キャピリア®MAC抗体ELISAは、結核菌やカンサシ菌以外の
非結核性抗酸菌が共通に持っている、GPL-coreを抗原とする
血清中のIgA抗体を測定する方法です。

これでアビウム、インターセルラーなどが診断できます。
それ以外でもM.abscessus,M.chelonae,M.fortuitumにもGPLを有する
菌が存在する。

この施設での調査では、
精度は、84%、特異度100%であった。

この検査で陰性になっても、非結核性抗酸菌症であることもあるので
その点は注意が必要とのこと
補助的診断として使うことが望ましい
やはり基本的には、喀痰検査、気管支鏡検査が重要です。

血液検査で簡単に炎症の有無を調べることができますが、
これで炎症がある、というだけではどんな病気なのかわかりません。
その病気の中には癌なども含まれる、といいうことです。

2017年11月14日火曜日

インフルエンザの予防接種を受けました

1件目のクリニックは「もうありません、入荷の予定も未定」
ということでした。
近所ならどこでもいいので、次のクリニックへ。

ここにはありました。
3600円でした。
このクリニックは、医師の診察なしで、看護師が注射をしました。
医師の顔を見ることもありませんでした。
こんなのでいいのか?と思いましたが、まあいいや。
帰りにふと見ると、3000円のクリニックがありました(笑)
虎の門病院は6000円でした、たか・・・・

テレビで連日ワクチン不足が報道されていますが、
テレビでは、大きい病院が買い占めたのも原因と言っていました。
これも力関係なのでしょうか。

今年のワクチン不足は、4つの株のうち、全ての製薬会社が、
3つの株しか作れなかったので、急きょ「去年のでいいや」
ということなったのが原因とされています。
4つの株で作るというのが決まりだから、ということでした。
だったら3つでいい、という融通がきかないものでしょうか。

WHOが予測した今年流行る予定の株の予防接種ではないのです。
テレビでは、それにかなり近い株だから、と言っていました

今年南半球で流行ったのはA型ではH3N2が多く、
次はH1N1、B型の種類はWHOのホームページには詳しく書かれていませんでした。
それが北半球にくるでしょうから、それを接種するのかな。
私が受けた予防接種にはそれらが入っていました。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2066-idsc/related/584-atpcs002.html
国立感染症研究所です。
私のように呼吸器に病気のある人は命にかかわるから心配ですよね。
ま、だいじょぶなんじゃないか、という感じです。

今年のインフルエンザの流行は早くて、ピークは11月下旬と言われています。
そして予防接種の免疫がつくまでに2週間かかるそうです。
私は7日にうけたので、間に合いそうです。

2017年11月12日日曜日

虎の門病院待ち時間

予約の時間に行くと1時間から1時間半くらい待つ、というのが
今まで行った感じですが、
先生や科によっても違うのでしょう。
しかし、待ち時間はどこも長いようなので、
最近「虎の門クリニック」を開院したそうです。
http://akatora-clinic.com/index.html
病院でもらったチラシには、虎の門病院と同レベルの治療、
と書いてありましたから、
病院の先生がこちらで診察してるのでしょうか。
それなら、私の病気、非結核性抗酸菌症のような病気でも診察できるでしょう。

クリニックなので、病院よりは待ち時間が短いと思われますし、
紹介状もいらないでしょう。
系列のクリニックなので、入院や検査などは虎の門病院に紹介してくれるようです。

私が虎の門病院に行った時は、待ち時間が1時間以上あるので、
近くの虎ノ門ヒルズに行ったり、カスミダイニングに行ったりしました。
https://mitsui-shopping-park.com/urban/floorguide.php?iid=0011
カスミダイニングを通り抜けて、奥の階段を上がると、
ちょうど文部科学省の裏に出るのですが、
ここに噴水広場があって、周りにはスタバや飲食店があり、
会計検査院のビルの中にはコンビニやお弁当屋もあります。
この部分には誰でも入れます。
天気が良ければベンチでお弁当を食べられます。
どこも病院から5分くらいです。

11時に診察室の前に掲示されていたのが「今診察しているのは10時の予約」
と書かれていたので、1時間はかかるだろう、と推察しました。
それでも一応心配だったので、受付で待っている人数を聞いてみました。
9人だったので、1時間以上かかりますよね、と聞いたら、
そうですね、ということでしたので、外に出てみました。
呼ばれた時にいないとどうなるのか、今度聞いてみましょう。

2017年11月8日水曜日

診察でした

虎の門病院2回目です。
11時の予約でしたが、11時少し前に行くと、まだ10時の予約の診察中でした。
私の前に9人待っている、ということで、
外で時間をつぶそうと思い、今日は虎ノ門ヒルズに行ってみました。
歩いて数分、エスカレーターを上がったテラスでスマホをしていました。
帰りに見たら、芝生があったので、こっちの方が良かったな、
などと思いながら、1時間くらいで病院に戻りました。
診察状況のテレビを見ると、あと3人でした。
それでも診察したのは12時半だったので、もう少しゆっくりしてもよかったかな。

1か月前に血を吐いてからCTを撮ったのですが、
1か月経っているので、もう一回撮りましょう、ということで、
数日前に新しく撮ったCTの画像を見ながらお話です。

先生は、1か月前と比べるとかなり影が薄くなって、よくなっています、
と言います。
見比べると、影が消えてはいませんが、随分薄くなっています。
自覚症状もよくなっていて、痰も少ないので、
ジェニナックが効いたということです。

症状がある時に1回、薬を飲んで1か月後にもう1回CTを撮るなんて、
そうあることではないので、
飲んだ薬の効果をこんなにわかりやすく見ることも少ないでしょう。
肺の影って、こんなに簡単になくなるんだ、いや~なんとも言えませんね。
いい薬ができたら、非結核性抗酸菌症はすぐに治ってしまうかもしれませんね。

そういうわけで、今すぐ3種類の薬を飲む必要はないでしょう。
ということになり、今回は例の薬は出ませんでした。
今まで同様、エリスロシンでいいでしょう、ということです。
エリスロシンについて聞いてみると、
この薬は、新しい感染を抑えたり、肺の機能を改善するそうです。
耐性もできにくいらしいので、長期に飲んでも大丈夫と言われています。

次は1月の予約です。
もし具合が悪くなったらどうしたらいいでしょうか、と聞くと、
予約ではない日でも、受付で具合が悪い、と言って来てください、
ということでした。
予約がなくても診てくれるそうです。
また、先生のいない日は、他の呼吸器内科の先生が診てくれるそうです。
それなら安心。
土曜日や連休は休みですけどね。

2017年11月5日日曜日

虎の門病院

大きくて、先生が何人も常勤でいて、入院施設があって、
っていう呼吸器内科に行くように、近所の病院にいわれました。
非結核性抗酸菌症なのです。
距離的に近い所は、バスに乗り換えたりするので、
乗り換え無しで一本で行ける病院、
そうだ、虎の門病院に行ってみよう、と思いました。

病院のサイトに、非結核性抗酸菌症と書いているので、病気としては、
診察してくれそうです。電話してみました。
新患は月曜の午後のみで、12時半から受付です。
その後の診察はその先生の診察する曜日となります。
土日祭日は休みなので、普通にお勤めしてたら、通えないですよね。

なんでこんな所に病院があるのかとずっと思っていたのですが、
ここは国家公務員のためにできた病院だったんです。
今は誰でもかかれるようです。

霞が関駅を降りて、テレビでよく見る、財務省、文科省の前を通り過ぎて、
病院がありました。
12時に受付について、整理券をとって受付。
内科の窓口へ、ここでカードをとってしばらく待って、ファイルを出して、
問診表に記入。
ここで診察時間が2時、ということがわかりました。

時間があるので、B1の食堂に行ったのですが、ちょっと暗いので、
外へ出てみましたが、一見したところ何もないようです。
来る途中にレストランのあったビルに行ってみました。
カスミダイニングというのがあって、500円のスパゲッティ屋さんや
コンビニもあって、座る所が沢山あるので、ここでお昼を食べました。
通院の楽しみができました。

診察は若い先生でした。
私が生きている間は現役でいてくれそうです(笑)

お話をして、CTとレントゲンと血液検査で今日は終わりです。
痰を出さないといけないのだけど、
最近はあまり出ないので、出せませんでした。
薬を飲むのは、入院して様子を見ながら、と言われましたが、
子供がいるので勘弁してしてもらいました。
次回は来週です。
ここで診てもらうことになりました。
紹介状があれば、診てくれるんですね、よかった。

2017年11月2日木曜日

ヒルドイド

私もこの薬の話は知っていました。
どんな化粧品より肌がきれいになる、と言うものです。
それで、93億円が、医療ではなく、美容目的で処方されている、
というのが今回の問題です。

中には子供にたくさん処方してもらって、顔に塗っているお母さんも
いるということです。
それで健康保険が無駄に使われてしまっているのです。

でも、テレビに出ていた医師は、
「しみが消えるとか、しわが消えるという書き込みもありますが、
 そんなことはありえません」と言っていました。
また患者の中には、診察室に入るなり「ヒルドイドください」と言ったり。
医師が「そういう理由では出せません」と言うと「けち」と言って出ていく患者も
いたそうです。

友達が皮膚の乾燥で、病院からもらっているそうで、
この騒動のせいで、保険適応じゃなくなったら、
本当に困る、と言っていましたが、
アトピーや、他の治療をちゃんとしている人には今まで通り、
保険適応で処方されるそうです。

最近うちの子が「にきび」で皮膚科に行ったら、
やはりヒルドイドをもらってきました。
うちの子は乾燥肌ではないので、机の上に放置されています。
そのうち、お年頃になったら塗りたがるかもしれませんね(笑)