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2018年1月2日火曜日

口すぼめ呼吸

口をすぼめて呼吸をすると、肺の中の気圧を高めて、
酸素がより有効に血中に取り込まれるようにすることができます。
これをPEEPと言います。
http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/introduction/kenkou/kenkou_11.html
この呼吸法だと、ヒマラヤも楽に登れるそうです(笑)

息を強く吹き込まないと音が出ないスイスホルンを吹いている人は、
呼吸を助ける筋肉が普通の人より厚く、呼吸の能力が高いそうです。

つまり口をすぼめて、空気の出口を小さくして、
大きく吸った息を強く吐き出すようにすれば、呼吸機能を高めることができる
のでしょうか?
1回の呼吸で、500ml1本分の空気が出入りします。
しかし、浅くて速い呼吸では、1回で250mlしか呼吸できません。
一番呼吸効率のいい呼吸は、深呼吸で、1回で1000mlになります。
この方が血中の酸素量も増えて、脳や体の動きもよくなります。

このPEEPをトレーニングに取り入れた結果、
心臓の機能を高めることができ、肺においては呼吸筋に負荷をかることで、
肺胞換気量を増やすことができる可能性があるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_0145/_article/-char/ja/

ホルンを吹く、というイメージで、
口をすぼめて域を吐く、というのは、
呼吸に関する筋肉を鍛えることができるようです。

呼吸をする筋肉に負荷をかける、つまり筋肉を鍛える、ということです。
しかし激し過ぎる運動では、有効換気が減少して、
かえって体によくありません。

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