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2018年8月20日月曜日

老人ホームに入れるのは老人だけじゃない

最近まで知りませんでした。
老人ホームには、40代50代の人もいるんです。
介護保険に加入していれば、40代から、介護が必要になった時に、
介護保険を利用できるんです。

40代から介護保険を利用する人を「第二号被保険者」と言います。
この人が利用する条件は、特定疾病にかかって介護が必要になることです。
その病気は16あります。

1癌(治療困難な場合)2関節リウマチ 3ALS 4後縦靭帯
5骨折を伴う骨粗しょう症 6認知症 7パーキンソン病
8骨髄小脳変性症 9脊柱管狭窄症 10早老症 11多系統萎縮症
12糖尿病で失明、人工透析、神経症 13脳血管疾患
14閉塞性動脈硬化症 15慢性閉塞性肺疾患 16変形性関節症

これらの病気で、40代50代で老人ホームに入居している人は
多くはありませんんが、実際にいます。
50代なら親も高齢で、病気の子供の介護はできません。
そうでなくても、病気が重篤なら、起きていることもできず、
車椅子にも自分で乗れない、という状態になります。
かかえてもらわないと移動ができない、
となれば、家族での介護はもはや無理です。

病気のうち慢性閉塞性肺疾患は、COPDですね。
他の病気でも、生活に支障がでる、または自立した生活が送れない人は
いるはずですが、なぜか肺の病気はCOPD限定です。
そもそもCOPDはたばこでなる人が多いのです。
自業自得病で介護保険を使える理由がわかりません。
なぜか「たばこ」に理解のある日本の政治。
これからは、たばこで病気になったら、保険も介護保険も使えない世の中
でいいのではないか、とさえ思います。

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