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2016年10月9日日曜日

さらに女性は働きにくくなった

政府の基本政策の柱は、経済対策と働き方改革だ、と与党の政治家がテレビで言う。
その働き方改革のお陰で、とても迷惑している。

先日超大手スーパーでパート募集をしていたので、面接に行ってきた。
そうしたら、今月からは週20時間以上の募集はしないんです、と言う。
短時間のパートでも、厚生年金や健康保険に入れなければいけないようになったらしい。
それも今月から。
企業はそんな経費払いたくないから、だったらそれより短時間で募集すればいいんだ、
ということにしたらしい。

この働き方改革の本来の趣旨は、
女性にもっと働いてもらおう、というもので、
そのために、短時間でも厚生年金に入れるように、とか社会保障を充実させるのが
本来の目的だったらしい。
しかし、雇用主は負担が増えるのは嫌にきまってるから、
さらに短時間で雇用するように改革したのだ。
企業の方が智恵が勝っている、ということ。

役所と政治家は、こうなることを予想できなかったのだろうか、
だったらホントにお間抜け、としか言いようがない。

だいたいなんで女性を働かせようとしているのか、国民は知っているのだろうか?
それは高齢化での人手不足と、若者の給料が薄給だから。
お父さんになるような年齢の男性の給料が薄給すぎる。
だからみんな結婚しないし、子どもなんか何人も産めない。
大卒で就職できなかったら、まともな会社では働けないというのが日本のシステム。
この路線にはずれたフリーターなんて絶対結婚できない。
それはニュースでも絶対に言わない、
だって与党を応援している企業のイメージダウンになるから。
そういうシステムこそ直すべきなんじゃないのかな。

政治家はそんな根本的な問題を可決するのは面倒だから、
そうだ、配偶者控除なんてなくして、専業主婦を少なくするようにすればいいんだ、
と思いついたわけです。
安直すぎるよね、その程度なら中学校の生徒会で決めてもいいくらいだよね。
賢い政治家はいないのでしょうか。

保育園を造るのも、若いお母さんのため、って言うのは嘘です。
若いお母さんが、家で子どもと過ごせるような政策を思いつかないんです。
とにかく女性は働け、じゃないとなんとかミクスが成功しない、ということ。
男子の給料を上げるのは、経団連に反対されるに決まってる、
だったら女性を働かせれば、家庭の収入は増えて、消費も増えるじゃん、みたいな?
これも生徒会レベル。

それで、短い時間で働く女性も、厚生年金に入れるようにしたんだけど、
それが今度は、長時間働きたい女性を働けなくしたのでした、ちゃんちゃんです。

ゆとり教育の失敗で、うちの子のあたりの年代は大きな被害を被っています。
だから余計日本の学校では政治に関する教育はしないようにしているのでしょうかね。
子ども達の政治に対する態度は、全く無関心そのものです。
うちの子とニュースを見て政治の話をすると、
高校生でさえ憤慨するような内容ばかりだもの。
大学入試を変える、というニュースは学生も良く見て選挙に行くべきなのに、
日本は海外みたいに、家で政治の話しをする家が少ないみたいですね。

とにかく、大手はそういう制度にすぐに反応して、
賢く改革していきます。
(でも、少ない時間で働ける人を沢山確保しないといけなくなったので、
 このスーパーは人を集めるのにかなり困窮しているようでした)
困った企業が次にどんな作戦をたてるのか、楽しみです。

介護にしても、なんにしても、政府が制度を変えるたびに国民がひどいめにあう、
っていう悪循環、なんとかなりませんかね。
結果、さらに女性の労働条件は悪くなり、ワーキングプア(働いても貧乏)は増えて、
女性の貧困は拡大するのでした。
おしまい。

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