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2020年4月29日水曜日

介護施設でクラスター

介護施設は新型コロナウイルス1人出たらもう止まらない。
海外では死者の半数が介護施設ででている。
耳がよく聞こえないのに補聴器をしている人が少ないからだ。
それは補聴器が高額だから。
そうすると顔のすぐそばで大声で話かける必要がある。
家族の面会を禁止したって介護職員からうつるでしょう。
動けない人は抱えて移乗させるんだから。
私の働く施設で自分でマスクを用意している利用者なんて1人しかいない。
もちろんこちらで用意するなんて不可能。
もう絶対感染するようなことばかりだ。
利用者はいくつも重篤な病気を持っている人が多い。

今日新型コロナウイルスで脳梗塞や心筋梗塞が多発することが報道された。
しかし随分前に、ハリウッドの俳優が血栓によって足を切断する、
というニュースがあって、体のどこにでも血栓ができることは言われていた。
新しいニュースというわけでもないのだが、日本では今日のニュースとなっている。
新型コロナウイルスが血管に入ると血管内部を傷つけることが確認された。
その傷を治すために血栓が多発し、血管をふさいでしまう。
新型コロナウイルスの炎症によって誤作動がおこり、関係ない所の血管にも
血栓ができてしまう。
オランダの調査では患者の3分の1から血栓が発見された。
これが突然死につながるようだ。
肺炎で路上で突然死亡するということはまずない、と言う。
パンデミック映画では路上にバタバタと人が倒れていたけど・・・

これが高血圧と糖尿病の人が重症化のリスクが高い理由のようだ。
高血圧はもともと血管に損傷ができやすい。
糖尿病にいたっては血管がボロボロになる病気だ。
さらにこれが中年男性の死亡者が多い原因だろう。
彼らは酒を飲んで肝臓を弱らせて喫煙で肺を損傷させている。
そして独居ではカップラーメンを食べる頻度が高い。
カップラーメンは塩分の宝庫だ、高血圧は自業自得の結果。
普段から健康とは縁のない生活をしている人のために医療従事者が苦労をする、
というのは今回始まったことではない。

結果的に全てが失敗だった

日本の新型コロナウイルス政策の全てが結果的に失敗であった可能性が高くなった。
そもそも新型インフルエンザに対する対策をそのまま当てはめたのが失敗だった。
新型インフルエンザでは、子どもと若年層が犠牲になる。
高齢者は似たような免疫を持っているためほとんどは死なないからだ。
しかし新型コロナウイルスで死ぬのは高齢者だ。
学校を閉鎖する必要はなかった。
このままでは、今の高校生に大学受験をする学力はない。
家に閉じ込められた子供は精神に問題を起こすことが知られている。
今後本当に学校を閉鎖するような状況になるかもしれない、
その時こそ本当に子どもを閉じ込める必要がでてくるのに。

パンデミックでは、疫学的には世界的な疾患にもかかわらず、
地域的な側面がとても強いのだ。
日本のおかれてる状況が昨日今日のニュースで報じられた。
それによると、日本にはすでに1月には中国ウーハンのウイルスが到達していた。
そしてそれはかなり日本人の間に流行した。
しかし幸いなことに(これも神風なのか)これは弱毒性だったようだ、
クルーズ船では712人の感染者で13人(2%)しか死んでいない。
まさかこれが日本の政策を決めた要因になったのか?
だとしたら本当にやばい。

しかしその後ヨーロッパ経由で入ってきた種類が市中に蔓延してしまったので、
重症化リスクの高い人達に感染するようになってしまった。
そして今日気が付くと、日本の死者が400人を超えていた。
300人を超えてから、あっという間だった。
しかしテレビでは感染者の数をわざと大げさに報じている。
こんなの氷山の一角、と科学者が言っているのにも関わらずだ。
実際問題なのは死者数。
以前は一桁だった1日の死者数が20人を超えるのも珍しくなくなった。
28日の死者は25人だった。
ニュースが一番伝えるべきはこの数字だ、一番怖い数字だからだ。
しかしこの死者数が実数と厚生労働省の公式発表が違っている。
厚生労働省のは、確認が取れていないのは含まない、とかで少ない。
28日までの死者が376人と発表しているサイトもある。

さらに怖ろしいのは、路上で死亡、家で死亡、熱が出てあっという間に死亡が
始まってしまった。
そして介護施設での集団感染がはじまってしまった。
つまりステイホームはこれから必要になる。
じゃあ今までの自粛はなんだったのか、無駄だった、やらなきゃよかった。
これからはみんな家にいないと死者が激増してしまう。
イタリアは死ぬ人はもうすでにみんな死んだ、と言われている。
日本はじわじわとリスクの高い人が死んでいくことになる。
こうならないで済むにはどうしたら良かったのか。
東大の先生が言った「感染症を止めるのは簡単です、人と会わないそれだけ」
1ヶ月完全封鎖をすれば感染者はゼロになる、そうしていれば来月から解除できた。
1ヶ月閉めていた店はさらにこれから封鎖が続けばみんな潰れてしまう。
こんな中途半端な自粛をした責任者のせいです。

2020年4月26日日曜日

事実が報道されない

毎日テレビを見ていたが、これが報道されたところを私は見ていない。
東京の永寿総合病院での新型コロナウイルス院内感染で、患者36人が死亡していた。
2020年4月25日の報告。

患者20人が死亡、というニュースはネットで見ていた。
知らないうちに36人も死亡していた。
感染者は22日の時点で201人、うち職員は73人。
職員の内訳は、医師8人、看護師看護助手が50人、事務員、技師、委託業者が15人。

これは海外と同じ大惨事ではないのかな?
最悪の事態の始まりではないのかな。
パニック回避のために惨事は報道しないようにしているのでしょうね。

病院で大量の死亡者がでると、次は介護施設、というのが海外でのお決まりのパターン。
日本の介護施設でのクラスターはいくつも報告されているが、
まだこの病院のようになった所はないようです。

スペイン、イタリアに次いで、今度はフランスの介護施設です。
フランスの介護施設では、入居者80人中30人が死亡。
連日防護服の葬儀社の社員が出入りしているという。
職員は恐怖で出勤してこなくなった。

フランスでの新型コロナウイルスの死者の49.4%は介護施設ででている。
この割合は、ベルギーで49.1%、ポルトガルでは33%、スペインで53%。
イギリスでは入所者の7500人が亡くなったと言われる。
アメリカでは感染の報道は介護施設での死亡からはじまった。
これが日本でもおこるかもしれない、と日本の介護関係者は毎日心配しているのです。

しかし老人ホームは閉鎖されない。感染者がでても施設で看るしかない。
感染者が認知症で歩行できるともうどうしようもない。
施設で入居者を鍵をかけて閉じ込めたり、縛ったりするのは犯罪なのです。
しかし今回のコロナは特例として部屋に鍵をかけて閉じ込めることが
できるようにしてほしい。
感染者が歩きまわって、死者がどんどん出るよりはいいでしょう。
厚生労働省は先回りして制度の見直しができないものですかね。
霞が関は東大早稲田ばかりだそうですが、知恵のある人はいないようです。

ついに始まった食糧危機

以前紹介した映画でも、小説でも、パンデミックの後半には食糧危機が
描かれていました。
日本の食料自給率37%、これだけでは足りない。
今報じられているのは、アメリカ産豚肉と牛肉のストップです。

アメリカの大手豚肉生産会社スミスフィールド・フーズが293人の従業員の感染をうけ、
無期限の施設閉鎖を発表。
アメリカの豚肉の5%を生産する施設でも数百人の感染がわかり、こちらも閉鎖。
マクドナルドに食材を供給する会社スミスフィールド・フーズでも感染者が
293人でてサウスダコタ州の施設を閉鎖。
他にも閉鎖する施設が増えている。
州知事からは施設の2週間の閉鎖を求められるからだ。

しかし、これらの施設が閉鎖すると、食料品店の在庫を確保できなくなる、
とアメリカの業界では危機感を募らせている。

これに対して日本の農林水産省は「大丈夫」と言っている。
日本のテレビもこれを危機として報道することはない。
大丈夫なものか、肉は小分けして冷凍しておけばしばらくはもつ。
今日私は冷凍庫の掃除をしてスペースを空けた。
明日は肉を買ってこようと思う。

2020年4月20日月曜日

抗体はできないらしい

中国とアメリカの大規模な試験の結果、新型コロナウイルスは
抗体ができにくい、という結果がでている。
大規模に感染拡大した地域で抗体を持っている人はたったの1割。
感染者の少ない地域では、抗体を持っている人はほとんどいなかった。

沢山の人が感染すれば、集団免疫ができて、感染が終息する、
という理論があり、これが新型コロナウイルスの終わりになるはずだった。
しかし、抗体はできても少ししかできなかったり、
できた抗体がだんだん減少するという事例も報告されている。
これはまだ確定されたものではない。

しかし抗体ができないとなると、ワクチンもできないのでは、ということになる。

今日のニュースでは、日本で大規模な抗体検査が行われるような話だった。
この結果が人類をがっかりさせるものでないことを祈るだけだ。

日本人は靴を脱ぐから感染しない?

新型コロナウイルスの感染で日本が地獄にならない理由の一つとされているのが、
家に入る時靴を脱ぐ、です。
日本人にとってそんなことは当たり前のことですが、
靴をはいたままベッドに入る欧米人、これが感染拡大の元凶とも言われています。

欧米の病院ではICUから、医療関係者の靴に付着して、
ウイルスが拡散している、という情報があります。
外で来ていたコートを玄関で脱ぐ、鞄は寝室に持ち込まない、
なども今すぐできそうな予防法です。

今「2012」という映画を見ていますが(家にいて暇なので)
ここで主人公が「落ち着けと言われた時が危ないんだよ」と言います。
そして政治家が「最悪の時は終わった」と言った後、最悪の時がはじまります。
ハリウッドの冗句です。
今、アメリカ大統領トランプが、もう最悪の時は終わったと言いましたので、
とても心配です。
さらにこの映画では第30回のオリンピックは中止になっています。
東京2020は第32回ということですが、2回中止になっているので、
今回の2020は実質30回目となります。

日本政府は食品は十分にあります、と言いました。
しかしNHKスペシャルでは、トラックの運転手に感染者が出たら、
営業所を閉めざる負えない、と言いました。
感染が拡大して、トラックの運転手が感染したら、物流が止まるということです。
私の家の近くのスーパーのそばに、食品の物流倉庫があります。
いつもは多くのトラックが出入りし、沢山の人が働いていますが、
先日は人もほとんどいなくて、トラックも少ししか来ていませんでした。
子どもがいる人は、危機を感じて食品の買いだめをしているようです。
昨日スーパーへ行くと「パスタソースは1家庭1個」と書かれていました。
トイレットペーパー、米に続いて、次は何が買えなくなるでしょう。
すでに物流はぎりぎりだ、とNHKスペシャルでは言っていました。

診察しないで薬だけもらう

新型コロナウイルスの影響で病院の混乱から、
病状のおちついている人は診察をしないで、
電話対応で薬をもらえるようになりました。
ポストを見ると処方箋が送られていました。
開けてみると4日以内にもらわないと失効する、と書かれています。

先生から電話があった次の日、事務から住所の確認がありました。
私は毎日ポストを確認しているわけではないので、
処方箋が来たのに気がつかなかったようです。
今日は20日なので4日間ならとっくに期限が切れています、
どうしようかと思いながらよく見ると、
先生の直筆で期限が30日と書き込まれていました。
こういう特例があるのですね。
薬剤師も珍しいそうにその処方薬を見ていました。

処方薬を持って近くの薬局で薬をもらいました。
ジェネリックを勧められましたが、使ったことがないので断りました。
こちらの薬局では、家の近くの薬局で薬をもらえる
「EPARK」というアプリをこちらの薬局は使っているというので、
次回から使おうと思いました。

2020年4月16日木曜日

抗体依存性感染増強

抗体依存性感染増強(ADE)は、ワクチンを接種した時におこる現象です。
病気に感染するのを阻止するためにワクチンをうつのですが、
ワクチンをうったために、病気に感染した時に重症化してしまうという
最悪の状態のことをこう呼びます。

ウイルスから体を守るための抗体が、免疫細胞などえのウイルスの感染を促進。
その後ウイルスに感染した免疫細胞が暴走し、症状を重症化させます。
SARS とMERSのウイルスの研究では、できたワクチンをフェレットに接種後、
ウイルスに感染させると、症状が重症化したというのです。
ADEがおこってしまった、ということです。

SARS のワクチンができなかったのは、失敗したから、という話や、
以前きいた話では、流行が収まってしまって需要がなくなったから、
研究が終わってしまいワクチンができなかった、ということでしたが、
実際はADEのでないワクチンができなかった、ということかもしれません。
だったとしたら、怖ろしいことです。
新型コロナウイルスのワクチンはできるのでしょうか。

猫が感染するネココロナウイルスでも、同様の事例が報告されている。
一度ネココロナウイルスに感染した猫が、2度めに感染すると、
重症化する、という報告があるのだ。
そのメカニズムは解明されていません。
ですから新型コロナウイルスのワクチンでは、安全性の検証が必要になります。
アメリカの研究では「Sタンパク質のうち、感染において特に重要な役割を持った
一部の領域をターゲットにしたワクチンを作るべき、そうでないとADEがおこって
しまう可能性がある」と指摘されています。
せっかくワクチンをうったのに、それが原因で重症化してしまったら、
本末転倒で怖ろしいことです。

アメリカではすでにワクチンの人への臨床がはじまっています。
シアトルでは、45人に初めてのワクチンの投与がはじまりました。
彼らには10万円ほどの報酬が与えられます。
1回目は4月8日、2回目は1ヶ月後です。
ワクチンはウイルスの遺伝子コードによって作られているmRNAワクチンです。
mRNAワクチンの副作用では、3人に1人が激痛にさいなまれた、
という報告があるそうです。
日本のワクチンはDNAワクチンという安全性の高いワクチンだということです。
でも一番安全性の高いのは、今までのような生ワクチン。
これは時間がかかるので検討されていないようです。

診察ありませんでした

私は非結核性抗酸菌症なので、虎の門病院で予約をして受診していますが、
今月の診察はありませんでした。
3か月に1回の受診ですが、病状は落ち着いています。
医師から電話があって、病状が落ち着いている人は、今回は診察しないで、
薬は処方せんを郵送するので、近くの薬局でもらってほしい、
ということでした。
もちろん新型コロナウイルスの影響です。
虎の門病院は院内感染もないようですが、どこも病院は大変なようです。
料金は次回診察に来た時に一緒に払う、ということです。

私は2月26日にのどが痛くなってから、咳と熱以外のいろいろな症状が出て
具合が悪かったのですが、3月20日にはすっかり治っていました。
しかし4月6日から胸の痛みを感じるようになり、
少し咳も出たので「エクリラ」という吸入薬を使うと楽になりました。
なので、今回の診察でレントゲンが気になるところでしたが、
コロナのせいです、しかたありません。

新型コロナウイルスは、一度治っても、しばらくして再発する人が多いようです。
私も感染したのか、と思います。
感染者の8割は誰にもうつさない、と言います。
残りの1割が1人くらいにうつして、最後の1割がクラスターを形成するのです。
私の家族は頭が痛いと言って1日寝ていました。
周囲には感染者はいません。

日本人がコロナで死なない理由は、いくつかの仮説がある、
とテレビで医師が言っていました。
一つはBCG説。
ほかには、日本には初期の段階で毒性の弱いウイルスが入って蔓延していた。
その後ヨーロッパのウイルスが入ってきたが、1回経験しているので、
死亡する人が少ないのではないか、という説です。
中国の春節で大量の中国人が日本に入国した時に日本中にウイルスが蔓延した
のではないか、というのですが、ありえる話です。
早くにすぐ、中国人の入国を止めたアメリカにはこの弱いウイルスが入らなかった。
そしてヨーロッパからウイルスが入って感染が広がったので死者が増えた。
ほかには、普段からマスクをしている日本人は、握手も抱擁もしない。
また日本人はヨーロッパ人の何倍も手を洗う、などです。
フランス人なども普段はあまり手を洗わないそうです。

日本人は昔から公衆衛生には気を使っていました。
戦時中、日本が台湾を占領した時に、台湾は公衆衛生ということを知り、
疫病なども少なくなったそうです。
その後中国が来て、また汚くなってしまったといいます。
海外では、東京の感染爆発はもうすぐだ、とずーっと言っていますが、
このままだったら、面白いですね。

2020年4月13日月曜日

新型コロナウイルスを予想した小説

先日はパンデミック映画を紹介したが、今回は小説だ。
ウイルス学の専門家が書いたシュミレーション小説。
連日テレビに出ている岡田晴恵氏が10年前に書いたという小説。
「H5N1強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ」と
「隠されたパンデミック」

ウイルス学者はみんな、いつかはこうなることを知っていたんだな、と思う。
映画コンテイジョンも同じような内容だった。
まるで今の世界と同じなのだから。
途中まではすでにこの世界でおこっている。
問題はこの先だ。

映画も小説も、この先はまじヤバイとしか言いようがない。
先日あったようなスーパーの商品がなくなる、という事態がおきる。
今回はただのパニックだったので、今はある程度平静を取り戻した。
しかし小説では、輸送が混乱をきたすと、物資が足りなくなる、と言う。

政府は食料品は十分にある、と言っているが、すでに飛行機が飛んでいない。
海外から空輸されていた食料品はすでに入ってきていない。
日本の食料自給率を考えると、そのうち不足してもおかしくない。
中国の輸送が止まった影響で、現在すでにコンテナが不足していて、
日本の下着メーカーが商品の輸入ができなくなっている、とニュースで言っていた。
食料に影響がないと言えるのか?

映画は舞台がアメリカなので、商店は略奪され、街は壊滅する。
食料品は配給になり、人々は争って取り合う。
まあ日本でこんなことにはならないだろう。
日本人はちゃんと並んで配給を受け取るだろうから。
私たちは一応このような事態に備えておく必要がある。
なにもなければ、それでよい。
私はかなり前のブログで食料を買いだめしている、と書いた。
今は長期保存ができるものが多いから、買ってそれを毎日食べればいいだけのことだ。

日本はシャットダウンをしなかったので、短期で感染者を減らすことができないから、
このような状態がかなり長く続くだろう。
もう馴染みの店に行くことはできなくなるだろう。

死亡率と致死率

新型コロナウイルスの死亡率の嘘にビックリしました。
死亡率は分母が人口なのです。
今日テレビで見たのは「人口10万人当たりの死亡率」
しかし、感染者が10万人ではありません。
これは数字のトリック、死亡率は大きな数字にはならないのです。
普通の病気の死亡率は、総人口に対してどれくらいの人が死亡するのか、
ということで表しても、事実を知ることができます。
しかし、感染症では、罹患者のうち何人が死亡するのかを知りたいのです。

私が知りたいのは、感染した人のうちどれくらいが死亡するのか、ということです。
この数字を表したものが致死率です。
SARSの致死率は14~15%でした。
新型コロナウイルスの致死率はインフルエンザの10倍と、4月9日WHOが発表した。

韓国の致死率は1.0%。
イタリアの致死率は8.3%(ニューズウィーク)とか9.3%(日経)とか言われています。
あるサイトでは13%という数字まで出ています。
まあ、とにかく致死率が高い、ということだけはわかります。

日本は検査が非常に少ないので、感染者の数自体が非常に少ないので、
全く信憑性がありませんが、7614人分の141人(4月13日)ですね。
アメリカでもイタリアでも死亡に数えられるのは病院で死亡した人だけで、
自宅や高齢者施設で死亡した人は死後に検査されることもなく、
カウントされることはありません。
ですから、実際は世界の死者も2倍程度、中国はもっと多いでしょう。
日本の感染者は報告されているのは氷山の一角、とWHOの医師も言っている。

世界の致死率は連日上昇している。
3月10日、3.5%だったが、
3月28日には4.6%になった。
しかし完治した人と死亡した人との割合でみると、致死率は18%にもなる。
治療に臨んで生還した人は10人のうち2人、という結果がでている。

2020年4月9日木曜日

ニューヨークの現実

ニューヨークでの新型コロナウイルス患者の4月7日の状況です。
6日から7日にかけて731人が死亡。
(次の日は779人が死亡)
死者は5489人になった。
この時病院はどうなっていたのでしょう。
ニューヨークで人工呼吸器を使用している患者4600人。
これは当初の予想より少なく、人工呼吸器を使い果たすことはなかった。
最悪の予想よりはましだった。
救急医療が必要だった患者は1651人で、そのうち90%は人工呼吸器が必要。

感染が確定しているのは、ニューヨーク州全体では138836人、
ニューヨーク市では76876人。
入院は州全体で17493人。
集中治療室には4593人。

家で死亡している人は、死亡に報告されていないので、
実際の死亡者数ははるかに多いのではと懸念されている。
ニューヨーク市で普段は25人程度の死亡が報告されているのが、
最近は10倍以上の報告があるという。
次は東京がニューヨークのようになる、と言われています。
この数字に日本の病院は耐えられるのでしょうか。

また男性の死亡は女性の2倍になる。
市の保健局によると、人口10万にあたり男性の死亡は43人、女性は23人。
集中治療室の医師は、集中治療室の患者は80%が男性だと言います。
ブルックリンの医師は、集中治療室の患者の5人中4人は男性だと言う。
男性のみなさんご注意を。

東京入院するベッドがない

2020年4月8日もうすでに、東京には入院するベッドがありません。
東京に住んでいる人は気づいていいるでしょうか、
最近救急車の音を聞きませんよね。
そうなんです、今までよく街で見かけた救急車、最近あまり走っていません。
救急車を呼ぶ人はいるでしょう。
しかし、救急車が到着して患者を乗せると、発車する前に病院に連絡して
病院の了解を得て、行き先が決まってから発車するのです。
しかしもう病院は外から患者を病院に入れるのが怖いのです。
ニューヨークでは、交通事故の患者が感染者で、そこから院内感染が起こっています。
今までは、なんか具合の悪い高齢者がやたらと救急車を呼んでいましたが、
今ではこういう人は搬送されません.
だから、私の働いている介護施設には系列病院があるのですが、
そこから、とにかくうちには入院できない、と言われています。

ニューヨークの病院では、がん患者は全て退院させた、ということです。
全ての医療資源は新型コロナウイルスのために使われていますが、
それでも800人もの死者が出ています。
映画のように「死体を踏んで歩く」という話までテレビで流れました。

日本の首相は「あと2週間様子をみる」と言っていますが、
2週間後、日本も死体の山ができてしまうかもしれません。
そのほとんどは高齢者です。
もしかしたら厚生労働省は、高齢者が減るとうれしいのかもしれません。
介護関係者はみんな知っていることですが、
介護保険はもうもたないのです、お金はない、利用者は激増する。
介護保険料を3万円くらい徴収すれば今までのようなサービスができるでしょう。
でもそんなに払えますか?
国民健康保険も、高齢者の激増で破綻寸前です。
高齢者が減ることは、財務省と厚生労働省にとっては良い事しかありません。
それにしても日本の死者が少ないのは世界が不思議に思っています。

2020年4月6日月曜日

パンデミック映画を見た

パンデミック映画「コンテイジョン」と「Ful運命の36時間」見ました。
子どもが休日家から出られないので、Uネクストを視聴しはじめたのです。
こんなマイナーな映画でも見放題です。
面白かったのは、両方の映画で同じセリフがあったこと。
「新型インフルエンザ(H1N1)の時あんなに騒いだのに、死者が少なかったじゃないか」
そして両方を通じて同じなのは、市民の暴動。
そして国の指導者やその関係者が、自分の家族だけを優先して助けたい、と動くこと。

「コンテイジョン」は新型のウイルスで致死率30%。
前半は今の世界と全く同じ、誰もいない街、誰もいない空港。
見たことのある光景に、聞いたことのある話。
この映画は中国で新型コロナウイルスの感染が始まった頃に、
全世界が見るべきでした、もう遅いけど。
映画は2時間で終わったけど、これをリアルタイムでやるんだから、長いよね。

「Ful・・」は韓国映画で、致死率100%に変異したH5N1。
死体の山、感染者を抹殺するとか韓国映画すごすぎ。
予告がエグかったので覚悟して見たのですが、そんなではなかったです。
それより恋愛あり、陰謀あり、見えるのに手が届かない、みたいなのが良かった。
韓国の大統領がすごくカッコ良かった。
他の映画でも主役に絶対弾丸が当たらないのと同じで、主役はね・・・
最後はアメリカが・・・・
というわけで、恐怖映画ではなかったです。
以下ネタバレがあるので見たい人はここまで。

ニューヨークの病院ではこれらの映画のような状況になっているようです。
やはり人間は自分だけが大事なのか・・・
「コンテイジョン」のCDC関係者は、自分の恋人が助かるように手配します。
それを掃除の職員が見ています、すると、誰でも大事な人がいる、と言われるのです。
そしてCDCの関係者は、自分のワクチンを掃除の職員の子どもに与えます。
実際の社会でもそういうことがありました。
90歳の女性は、自分はもう十分すてきな人生を送った、と言って、
自分の人工呼吸器を若い人に譲って、と言って亡くなりました。
日本では、こんな美しい話は聞けないと思います。
映画ではワクチンができるのですが、そのワクチンを打つ順番をくじで決めるのです。
もしくじで1月1日と出れば、ワクチンを打てるのは誕生日が1月1日の人です。
最後の人がうち終わるのは1年後になります。
実際はどうなることでしょう。

2020年4月5日日曜日

日本がロックダウンしない理由

日本がロックダウンしない理由は、総理大臣の頭が悪いからです。
東京がロックダウンしない理由は、政府が動かないから。
都知事が総理に頼んでも何もしてくれない。
今まで日本の総理大臣がした、新型コロナウイルスの政策の全てが遅かった。
これを指摘されると専門家の意見を聞かずにいきなり学校の閉鎖を要求。
そしてこの時政府は「専門家の意見をきいて学校の閉鎖を決めた」と言ったが、
専門家会議が「政府にそんな提言はしていない」と言った。
政府毎度の嘘です。
安倍政権は何度も嘘をついているので、日本人は安倍総理のことを信用していない。

感染症の専門家は、対策は早すぎる、やり過ぎるということはない、と言っている。
東京都知事が緊急事態線を出すように要請しても、政府はまだ出さない。
日本医師会が要求しても、まだ出さない。
きっと手遅れになってから出るでしょう。

今は東京での1日の感染者が100人だが、
これは症状の重い人、その関係者の数なので、症状の出ない人が8割だとすると、
この日の実際の感染者は600人以上ということになる。
東京の感染者の総数は891人、同じように計算すると、実数は4500人以上はいることに。
日本は世界一の高齢化社会なので、ある日突然大量死がはじまるかもしれない。
日本の老人は孤立している人が多いので死者の把握が遅れるかもしれない。
ヨーロッパでは老人ホームの入居者3分の1が死亡する事態になっている。
感染が広がる、というのはそういうこと。
そんなことになったら、スーパーの売り場から商品がなくなります。

日本の集中治療室はイタリアより少ない?
人口当たりの集中治療室、ドイツ35で日本は5・・・
東京のベッドはもうほとんど空きがない。軽症、中等症の患者で埋まっている。
救急車を呼びたくなるまで、みんな家にいるように、と言ったほうがいい。
東京は医療崩壊寸前、アウトブレイクが始まるともうおしまいです。
政府は対応を早く、早く、早く。

2020年4月2日木曜日

介護職に抗体検査を

介護職に新型コロナウイルスの抗体検査をして欲しい。
抗体があれば、ある程度安心して病院で働くことができます。
介護の資格があると、病院で看護助手として働くことができます。
医療崩壊時に、病院の人手不足を補うために、
介護職を招集するべきです。
それには抗体検査が必要です。

緊急事態宣言が出たら、デイサービスは閉鎖になるでしょう。
デイサービスは全く不要不急です。
デイサービスの職員が、訪問介護と病院で働いてくれたら、
病院の人手不足を緩和できるでしょう。

抗体があるかどうかはたった15分で簡単に検査できる装置があります。
https://www.kurabo.co.jp/bio/product/products.php?M=D&PID=232
イギリスやドイツでは抗体を持った人はロックダウンの対象にしないで、
経済を動かそう、という合理的な発想があります。
介護職をたたえたメルケル首相の演説といい、本当にドイツは素晴らしい。
日本も見習ってほしいものです。

新型コロナウイルスにBCG

日本では赤ちゃんの時に接種するBCG.
これが結核以外の感染症にも効果があるのでは、という研究があり、
医療関係者にうって、効果を検証する、ということが始まっているようです。
しかし、これを日本で放送して欲しくないです。
暇な老人たちが病院に駆け込んで、BCGをうってくれ、というパニックになります。
効果があるとなった時に、医療関係者にうつものがなくなってしまいます。
とにかく今は、全てを医療関係者のために使うべき時です。
いつでも家にいる高齢者のために浪費するべきではありません。


布マスク

政府のくれるガーゼマスクはお婆ちゃんがしているやつですね。
いらないかな。
ネットでも評判悪いようです。
子どもが「アベノマクス」と言って笑っていました。
国会でもあんなマスクしてるの、安部総理だけ。
ガーゼは目が粗いので、何枚も重ねてあります。
これから気温が上がったら、暑くて使えません。
介護職は体を動かすので、あのようなものでは汗だくになってしまいます。
マスクは洗ったら日光で乾燥させるのがいいようですが、
本当にきれいになるのか・・・・
マスクの表面は汚染されているので、脱着時に触らないように、
とテレビで言っていたけど、洗えばいいのか?
WHOが布マスクは推奨しない、と言っているそうです。
介護のマスクはやってますアピールみたいなものだから、
薄いのでいいのです。
私の働く介護施設は法人組織なので、高価な布マスクを配布してくれました。
私は自分で作っているので、辞退しましたが。
私はダストマンで作って、使い捨てしてます。
マスクは1日使うと臭くなるので、洗うとか絶対やだ。
全国民にマスク配る、ではなくて、医療機関と介護施設に配ったらいいのでは
ないでしょうか。
国民に配るのは、政治家の人気取りのためですよね。

ダチョウがコロナウイルスを除去

韓国MERS関連のニュースで、
コロナウイルスの感染予防ができるスプレーが、
ダチョウの卵から作られた、というニュースがありました。
このスプレーはすでに大量生産が始まっていて、アメリカ、韓国では配布されている。
開発したのは日本人。京都府大の塚本教授。
塚本教授は米国陸軍感染症研究所との共同研究をしている。
このスプレーの効果は、同研究所で検証が行われている。

ダチョウは傷の治りが非常に早いことから、教授は免疫力が非常に高いことに注目。
ダチョウは世界中の感染症に対しても大きな抵抗力を持っているという。
このダチョウの卵は鶏の30倍あるので、大量の抗体が作れると考えた。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aPRodLGjBMc4
そしてダチョウは卵を1年で100個も産む。
さらに40年間も産み続けられる。
低コストを実現できる、それはなんと400分の1。
さらにダチョウの抗体は鶏の20倍もの強さでウイルスを殺すこともわかった。
さらにこの抗体は熱にも強い。

教授はオーストリッチファーマ(株)という会社を創設した。
http://www.jst.go.jp/seika/bt23.html
このサイトには「ダチョウ抗体が人類の救世主となる」と書かれています。
ウイルスをダチョウに投与し、ダチョウの体内で出来た抗体を卵から取り出す。
この方法で、感染症やがんの治療薬もできると考えられている。

この研究でできた抗体を使ったマスクがネット通販で買うことができる。
「ダチョウ抗体マスク」で検索してみてください。
5枚で1000円くらいです。
普通のマスクだと、ウイルスが人体に入るのを防ぐことができたとしても、
マスクの表面についたウイルスが手に付くなどして感染してしまうことがある。
しかし、このマスクは、ダチョウ抗体がマスクに付いたウイルスを
なんと無害化してしまうのです。
マスクは強毒性インフルエンザH5N1に対応したものも製品化されています。
このマスクが注目されたのは2009年のH1N1の流行時だった。

ダチョウの抗体はアメリカでもまだ承認されていないので、
人体への投与はできないが、
スプレーをドアノブなどに使うことによって感染を防ぐことができるという。

この人のブログが面白い。
http://d.hatena.ne.jp/yamada-home/20081222/1229938162
ダチョウは人類を救うかもしれないが、日本人は救えないかもしれない、
と書かれている。
また例によって、厚生労働省のせいです。
ダチョウの餌は捨てられる「もやし」だとも書かれています。

ダチョウが3000羽いれば、半年で日本人全員分の抗体が作れるといいます。
理論的にはどんな怖い感染症が世界で大流行したとしても
ダチョウが日本人を救ってくれることになります。
これが実現すれば「おダチョウさま」です。
しかし現実は今までのシステムで、というお役所が邪魔をしそうです。

ウイルス排除マスク

普通のマスクでは感染を防ぐことはできません。
本当のN95マスクは、使う前に訓練が必要です。
塩でコーティングされたPPフィルターのマスクは、ウイルスをマスクが破壊する、
ということです。
しかしこのようなマスクはまだ販売されてはいません。
https://www.nature.com/articles/srep39956
こちらに詳しく。

このマスクはエアゾル化したインフルエンザウイルスを破壊しました。
これを使ったマウスは100%が生き延びた、ということです。
塩なら人体に影響がないので、ぜひこのようなマスクを量産してほしいものです。
日本では塩素での消毒がどこでも行われていますが、
塩素は肺の組織を破壊するため、この薬剤の使用はできるだけ
避けてほしいものです。
それでも、塩素で室内の空気を除菌する、という商品がたくさん出回っています。