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2015年4月29日水曜日

職場いじめ、加害上司が精神病かどうかのチェックリスト

上司が、職場で部下イジメをしている場合、
上司が精神疾患を持っているかどうかを見極めるための、
20項目のチェックリストです。
これにあてはまれば、「いじめ」ではなく、あなたの上司は精神病です。
作ったのは、カナダの犯罪心理学の研究者、ロバート・ヘア。
FBIやアメリカ、イギリスの刑務所で活躍している。
日本では「いじめ」と言われて、たいしたことはない、と言う人もいるようです。
しかし、これはオーストラリアでは懲役刑もある立派な犯罪です。
欧米先進国では、これらの職場いじめに対する法律があり、
今ない国でも法整備が進んでいる、れっきとした犯罪です。
http://www.decision-making-confidence.com/hare-psychopathy-checklist.html

欧米では、イジメをする上司を「コーポレートサイコパス」と呼んでいます。
コーポレートサイコパスについては、近年問題視され、
大学などでの多くの研究もあります。
「エグゼクティブサイコパス」と呼ばれることもあります。
このヘア氏のチェックリストは、多くの臨床医、研究者の間で、
信頼性のある指標とされています。
そしてこれは、治療が必要がどうかの判断基準になります。
また、海外の企業では、人材選択のために使用されます。
このような症状は子ども時代に現れることがあるので、
チェックリストの子ども版もあります。

1、彼は話が流暢で、話し方は俊敏さを感じさせます。
  物を言う時に、決して言葉がつまったりはしません。
    彼はあらゆる点において、全くシャイではありません。
  そして、何を言う時でも、決して恐れることはありません。

2.彼は全てのことで自分の意見を持っています。
  彼は自分のしたこと、技術、能力には、誇りと自信を持って自慢をします。
  ものすごい利己的、わがまま、すごい自信家、傲慢。
  そして自分がとても優れている、と考えている。
  ある精神病患者は言った「私の話の方が他の人より興味深いのだから、人々は
  私の話を聞くべきだ」

3.彼はいつも新しい、今までとは違った何かをしたがっています。
  いつも刺激的なエンターテイメントを探しています。
  彼は口で言うのと同じように、行動でもリスクのあることを選びます。
  例えば、カルト教の教祖は、微妙な言い方で、自分がどのように
  正しいのかを洗脳された信者に明確に説明することができるのです。
  彼は退屈するような活動はしませんし、はじめたことをやめたりもしません。

4.逮捕される確率が高いような場合でさえ、彼が嘘をつく能力は素晴らしいです。
  その嘘は狡猾で陰険で、疑われないようなごまかしであったりします。

5.彼は自分の利益のために騙し、不正をし、ペテンにかけ、踏み倒し、策略をする。
  犠牲になる人の苦しみを思いやったり、哀れみを感じたりする心が欠けている。
  冷淡で冷酷である。

6.彼らは時に被害者の苦しみを少し感じることがあります。
  しかし、彼らは動じる事のない冷徹、氷のような心、非人の心がわかります。
  そして犠牲者を軽蔑します。
  そして犠牲者に対して、これが当然の報いだ、とまで言います。

7.彼は感情的な欠落、極めて薄っぺらな感情しか持っていない。
  そのように他人に冷たい感情を向けるのに、外見はとてもフレンドリーである。

8.彼は他の人に対する一般的な感情が欠けている。
  彼は冷酷で、人をさげすみ、無関心で無神経である傾向があります。

9.彼は金のために人を利用し、人を操ります。
  やる気のなさ、少ない自己規律、自分の生活のために必要なお金を稼ぐ
  という責任感のなさが、これを手伝います。

10.彼は突然、不快感をあらわにし、神経過敏になり、攻撃的になり、暴言を吐くことが
  あるかもしれません。
  彼は全く突然に、怒りと機嫌の悪さが爆発することがあります。

11.彼は結婚していても、簡単な出会いで多くの浮気を経験します。
  それは異性、同性など無差別であることがある。
  同時に複数の関係があることもある。
  そしてこのような関係にプライドを感じる。

12,13才前の子どもの頃から、これらの兆候が現れることがあります。
  嘘、万引き、不正行為、家出、薬物乱用、放火、学校の無断欠席、
  いじめ、破壊行為がそれにあたります。
  動物や兄弟の虐待は特に不吉な兆候です。

13,長期的な目標に向かって現実的に行動することがありません。
  大きな計画を話しますが、だいたいは実現不可能なことだったりします。
  人生の方向性が定まっていないのです。

14,彼の行動はなんの計画性もなく、衝動を抑えることができない。
  がまんができない。
  彼は結果を考慮しないで、向こう見ずで無謀で予測不能です。

15,彼は学校、家庭、職場での係わり合いに繰り返し失敗します。    
  
16,彼の失敗ではない、彼の責任ではない、という風に見せかけます。
  彼には誠実さや分別がなく、常に自分の責任を否定します。
  そして、ほかの人を自分の見方につけるような工作をします。

17,彼は矛盾だらけで、信頼性に欠けるので、長い期間の信頼関係を維持することが
  できない。結婚期間が短いことがある。

18.13才から18才までに、問題行動をとっていることがある。
  典型的なものは、犯罪であったり、明らかな詐欺、攻撃的や冷淡な行動。

19,なにかしらの理由で、保護観察処分が無効になったことがあるかもしれません。

20,普通の犯罪者がひとつの犯罪に特化しているのと違って、
  彼はさまざまな特技があり、それを誇りに思っていることがあります。

日本では精神病であれば、普通の社会生活ができない、と
考えられていますが、この精神疾患では、普通に会社で働いているどころか、
自信満々の態度や、行動力を認められて、出世していることも多いと言います。
しかし、周りの人は被害にあい、苦しみます。

2015年4月21日火曜日

いじめをしていた子どもを、父がネット上で罰する

自分の子供が、学校で子どもをいじめていたことを知った父親が
フェイスブックに写真と名前を公開して懺悔(ざんげ)させた。
実はこれ、すごくいい話なんです。
2015年3月のお話です。
http://www.bizpacreview.com/2015/03/22/father-teaches-bully-son-a-lesson-in-humility-he-wont-soon-forget-189285

公開した父はTimotthy Bobenhorst, イジメをしていたのは息子Kaydenです。
父とケイデンは一緒に写真に写り、
大きな紙を持っています。
そこには自分の学校名、私はイジメで有罪です。
これからこういう罰をうけます、
イジメた子に謝りますと書かれています。

ケイデンはこの後、自分のフェイスブックを閉鎖するはめになった。
父は息子のイジメを知った時、すぐに行動をおこした。
父は息子を毎朝4時30分に起こし、50回の腕立てふせ。
零下の気温で庭の造園作業をさせた。
そしてクラス全員の前で、被害者に謝ることになった。
しかしイジメは心理的な作用が大きいので、
心理的な罰が必要だと考えた。

お父さんは言います「こういうことをなくすために、シェアしましょう。
行動をおこさなければ、何も変わらない。
ひとりの人間の革命(レヴォリューション)からはじまるのです、
そして祈っています」

ケイデンはこれをどう思ったのか。
とてもいい教訓を学んだ、父に感謝する、と言って、
本当にいい父親だと言っている。

2015年4月20日月曜日

職場でいじめられる人の特徴、性格(タイプ)

どんな人が職場で「いじめ」にあいやすいのでしょうか。
優秀な人、いい人、やさしい人、ステキな人が多いようです。
また、その正反対で、容姿に自信が無い人、仕事が遅い人も
ターゲットになりやすいとこちらには書かれています。
https://newworkplace.wordpress.com/2013/06/20/what-makes-someone-a-potential-workplace-bullying-target/

具体的に細かくみてみましょう。
・上司や同僚に妬まれる(ねたまれる)ほど仕事ができる人
・仕事のセキュリティーが万全ではないような、完璧な仕事ができないような人。
・非常識なイジメを告発するような人
・怒りを招くほどに、周囲の人気を集めるような人
・社会的に人気の無い人が孤立したり軽蔑されている場合。
・周囲の空気が読めない人。
・容姿が非常に魅力的な人。
・容姿を褒められたことがないような人。
・性別、性的趣向、人種、障害、肌の色などで差別されることがあるような人。
・心理的にも、その状況においても強さを発揮するような人。
 加害者はこのような人を破壊したいと思う。
・精神的にも、状況的にも傷つきやすそうな人。
 このような人は餌食を探している人をひきつける。
・周囲に受け入れられないような意見を言う人。

イジメをする人は、周囲の人々を自分に屈服させようとします。
自分に媚びる(こびる)人を良しとします。
だから、卑屈になることを拒む人は、イジメられます。
アメリカで虐められている人の58%は、従属することを拒否したそうです。
能力が優れていてイジメられたのは56%
周囲の人気のためにいじめられたのは49%
虐められているひとの46%は内部告発した。
そして加害者の42%は残忍な性格を持っていた、と言っています。
https://www.ndbh.com/HealthResources/HealthResourceArticles/ConfessionsOfWorkplaceBully.aspx

ここには、罰を受けて当然、と思われるような悪い行為は書かれていません。
これらの人々が虐められるのは、
単にイジメをする人の目に付きやすい、というだけのことです。
また、嫉妬(しっと)はイジメの大きな原因になります。
または、イジメられてもやり返してこないような、弱そうな人、ということです。
ここでも、イジメをしてくるような人がいかに卑劣かがよくわかります。

他のサイトには、こうも書かれています。
「ターゲットになる人は、多くの場合、正直で倫理的、道徳的で非対立的である」
とってもいい人っていうことじゃないですか。
また、年齢が若い、年をとっている、というものが理由になることもあります。
日本では、宗教や言葉の違いをもつ人は少ないのですが、
外国ではこれらを持つ人がイジメの被害者になりやすい、といいます。

アメリカの調査では、13~14%が虐待上司の下で働いているといいます。
そして、労働者は、平均22ヶ月イジメをがまんして働くといいます。
なぜすぐにやめないのか。
それは、イジメのストレスで、正常な判断ができなくなるのだ、
とイスラエルの研究者は言います。
高度なストレスにさらされると、人は正しい決定ができなくなり、
辞める、という選択ができなくなるのです。

私は自分がそんなに傷ついているとは思いませんでしたが、
夜2時に目が覚めて、それきり寝られなくなったことがありました。
それで即そこの仕事はやめました。
アメリカでのイジメ被害者の精神状態を調査すると、
 神経の衰弱、不安     80%
 パニック発作        52%
 うつ病            49%
 心的外傷性ストレス障害 30%(PTSD)
そのほか、自分を恥じる、自分の運命を呪う、などがあります。
http://www.workplacebullying.org/individuals/impact/mental-health-harm/
このサイトは、アメリカでの職場イジメの情報を沢山もっている有名なサイトです。
私が英語でいろいろと調べると、どの内容にも、このサイトがでてきました。
下で紹介したセラピストも、このサイトをお勧めしています。
自動翻訳をかけて読んでみてください。

PTSDは戦争からかえってきた軍人がよくなるものです。
イジメは虐殺を目撃したのと同じようなダメージを心に残すことができます。
しかし、誰もがPTSDになるわけではありません。
それでも、このような深刻な症状になることもあるので、
早めに対策を考える必要があります。
これらの治療にはお金がかかりますが、
仕事をやめると、治療が難しくなります。

こちらのサイトはアメリカで心理学、カウンセリング、法律の学位を持ち、
精神病院でセラピストとして働いている人が、イジメの対処法を書いています。
http://www.modvive.com/2013/12/07/understanding-how-to-survive-workplace-bullying-and-abuse/
なにもしなければ、今の状況は決して変わりません。
しかし、現在の状態から抜け出すために、
そして、精神的な症状が深刻になる前に、
新しい職を探すことも視野にいれましょう、とこのセラピストも書いています。
私は新しいお店に移りました。

関連記事:職場イジメに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html

2015年4月18日土曜日

意地悪なパートのおばさんの嫌がらせ 

私がパートをはじめて数日で、イジメがはじまりました。
同じ店で10年ちかく働いているおばさんと子分の男にされた嫌がらせを書きます。

この2人組は、いっしょの時間に働いているA君に、
私が指示を無視している、と嘘を言いいます。
私はA君に「無視はダメですよ」と言われました。
普通「お願いします」と言われて、目の前で無視する人なんていないですよね。
それを信じるA君もちょっとね・・・・・
それでも私が黙っているから、みんなはその嘘を信じるのですが、
もし「そんなことしてません」って言ったら、今度は生意気だって言われます。

子分の男は、お客様から苦情がきたら、真っ先に私の所に来て
「これ言ったの○○さん(私)でしょ。ダメでしょこんなこと言ったら」とさんざんな言い様です。
私が「違います」と言うと、生意気だと言われます。
実は他の人だった、とわかっても、謝りにきたりはしません。
生意気だ、という気持ちからイジメになるのは一般的なことだそうです。

彼らはいつも私に聞こえるように、私のことを他の人に言うのです。
私に直接言ってくることはありません
「私は○○さん(私)にやってって言ったのよ」などと後ろで言っているのが聞こえます。
でもそれは誰がやってもいい仕事です。

誰のことを言っているのかわからないような言い方をすることも多く、
随分意地悪に慣れているんだな、と感じさせます。
彼女はいつも私の後ろに来て「なんかマイナスオーラ出てるわよね」
とか言っています。
誰、とは言いませんが、誰かの悪口を言うような人だ、というのは確実なので、
最低の人間です。

また別の日には、手間のかかる作業の商品を持ったお客様に
彼女はわざと背を向けます。
私の方に来るようにしているのです。
彼女は私が手続きでを失敗するんじゃないか、
とこちらの様子をずっと伺っていました。
助けてくれる従業員さんがいたので、この時は支障はありませんでしたが、
お客さまに迷惑のかかることを平気でするような人です。

また、私が仕事を頼むとすごく嫌な顔をします。
でもそれをやるのが彼女の仕事です。
私は忙しく働いているのに、彼女は何もしないで(本当は忙しい仕事なのですが)
ただ立っているだけです。
店長がいる時には普通に働いて、私にも普通の態度なのですが、
店長がいないと、ぶつかっても黙っていたり、きつい口調になります。

高い時給をもらっている人に限って、こうやって怠けている、
お客様に迷惑をかけるようなことを平気でする、
ということを雇用主は知るべきです。
新人なんて役に立たない、と思って、イジメられている新人をやめさせて、
イジメを放置するような会社は
質の悪い従業員で、生産性を下げ、人材の流失で損失を出す。
というのは欧米のどのサイトにも書かれている常識ですが、
日本にはこのような常識はありません。
彼女がしていることで、業務に支障がでます。
だったら「イジメられている方をやめさせる」というのが日本の職場の常識です。

最近厚生労働省の職場のイジメについてのサイトです。
http://kokoro.mhlw.go.jp/worker/
ここでは、相談窓口が紹介されていますが、そこには「いのちの電話」
(自殺しようと思いつめた人が最後に相談する所)が書かれています。
それほど深刻だ、ということは厚労省も知っているのです。
そんなになる前に行政では、何か対応できないのでしょうか。
はい、全く何もありません。
こちらには、予約制で有料のカウンセリングがあるようです。
http://www.counselor.or.jp/consultation/tabid/292/Default.aspx
無料の電話相談はこちら、しかし30分以内だそうです。
http://www.counselor.or.jp/consultation/tabid/298/Default.aspx
この程度です。

厚生労働省がパワハラに力を入れ始めたのは、
たぶん、生活保護が増えて、その原因に精神疾患が潜んでいる、
その原因に職場のいじめがあった、ということなんじゃないかと思います。
職場でいじめられた若い人が精神病んで、そのまま仕事復帰ができなくなる、
ということが増えているのです。
これは国の財政にとって大きな損失です、財務省に怒られます。
ただでさえ労働人口は減っています、経済産業省にも怒られます。
お役所が国民の幸せのために取り組みをするなんて思えないので、
こういう理由があるのだろう、と思います。

しかし、職場いじめって、すごい悲惨ですね。
こちらのサイトには「NPO法人労働相談センター」に寄せられたイジメ相談
1ヶ月分36件の内容が書かれています。
http://www.labornetjp.org/news/2012/0228tobu
どれも酷いです、地獄です、こんなひどいイジメをしている人が、
いい人面してほかの人と付き合っているんですね。
あなたの近くにも、こんな人がいるかもしれません。
私に意地悪している彼女も、きっと家族や子どもの前ではいい人なのでしょう。
ぞっとします。

同じサイトの違う月のいじめメール相談、32件です。
http://www.labornetjp.org/news/2014/1414384691625staff01
一番下に、相談のアドレスが書かれています。
また、首都圏なら誰でも入れる労働組合
「全国一般東京東部労働組合」の連絡先も書かれています。
ここでは、これらの問題の相談、解決の手助けをしてくれるそうです。
労働組合ってこんな仕事をしているんですね、知りませんでした。
地方には地方の労働組合があるようです、力になってくれるそうです。
国家公務員(独法も可)には「国公連合」TEL03-5209-6205があります。
公務、公共サービス関連の労働組合は「公務労協」TEL03-3251-7799です。

職場いじめを相談できるのは、それぞれ近所の労働基準監督署だそうです。
東京都では、労働110番 0570-00-6110(9~20時)があります。
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sodan/siryo/shokubanoijime.pdf

このイジメを店長に相談してみました、その結果はこちらに書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_75.html

関連記事:職場に長くいる中年女性(おばさん)が意地悪になる理由
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_66.html
関連記事:職場いじめをする人の特徴(いじめをする人は人格障害という精神病)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
関連記事:職場いじめに対処する10の方法(アメリカ心理学者の分析)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:日本には職場いじめを規制する法律がない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
関連記事:職場いじめ、何をされたら「いじめ」なのか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
関連記事:職場いじめ、最高の復讐(ふくしゅう)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html

職場いじめ、上司がなにもしない理由

職場いじめがエスカレートするのは、上司、責任者、店長などが何もしないからです。
なぜ何もしないのかというと、する必要、義務がないからです。
またイジメている人が、職場に長くいる、立場が上であることが多いので、
こっちを残した方がいい、と判断されます。

私が働いていた店の店長は、
「店に長くいる人には、私も教えてもらうことも多いからこの人は大事だ」と、言います。
イジメをしている人の行為については何も言いませんでした。
この店はこの人達がやめたら困るからです。
この店長はとてもいい人です。
中には、こんな相談は聞いてもくれない、という店長もいるとのこと。

しかし責任者は必ずイジメられている人を非難します。
イジメられている人との会話の中から、あなたに非があるという事を探し出して、
「ほら、あなたがそんなことしたから、あなたが悪い」
と原因を、イジメられている人の中だけに探し出す努力します。
本来なら、イジメをしてくる人の問題について話し合うべきなのですが、
良心がある責任者ほど、自分が責められているようなストレスを感じるので、
「僕がこんな思いをするのは、こんな相談をする君のせいだ」
と感じます。

そしてイジメられている人は、責任者の言うことに、心当たりがあると、
「やはり私が悪かったのだ」と思ってしまうのですが、
絶対に意地悪をしてくるような人が異常なのです。
自分を責めてはいけません。

パワハラには、配置転換が有効、と書かれているサイトです。
https://www.tempstaff.co.jp/magazine/manage/vol4.html
というか、それしか対策はないのです。
なぜ配置転換なのか。
それは、人の行動を変えさせるのは困難で、
イジメをやめさせることが難しいからです。
また人格障害であれば、治療の効果があまりないからです。

心理学者によると、イジメをしてくる人の中には、
精神疾患があったり、人格障害を持った人が含まれるそうです。
人格障害の症状と、職場イジメの相談内容はまったく同じです。
人格障害の特徴はこちらに書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
職場いじめ相談の内容はこちらに
http://www.labornetjp.org/news/2014/1414384691625staff01
人格障害は精神疾患で治療が必要な精神病です。

店長は、あなた以外の人にはイジメなどはしていないから、彼らは普通だ、
と言いますが、これは間違いです。
家で子どもを虐待している親が、外でいい人なのはよくあることです。
またDV男や、家でモラハラをしている人の特徴は、外ではいい人、ということです。
職場イジメも全く同じで、虐められている人だけにつらく当たるのです。
当然ほかの人の前では普通にいい人だったりします。

子どもの虐待をしている親は、今の日本では犯罪者扱いです。
心に闇があって、誰にもわからないと思って、子どもを虐めてストレスを発散しています。
ですから、職場イジメをしている人も全く同じ。
ひとりでもイジメていれば、立派な精神病患者です。

でも、上司にイジメている人の事を悪く言ってはいけません。
クズを雇っている人は、クズのボスなのです。
あなたの部下はクズだ、と言ってしまうことになります(事実ですが)。
この上司はこれからも、このクズ達と一緒に仕事をしていくことになります。

職場の責任者には、これらの問題に対応する義務はありません。
職場イジメを罰する規定のある会社なんて日本にはありません。
それは、職場イジメを規制する法律がないからです。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
しかし私が働いていた会社のホームページには、この会社の尊守基本方針として
こう書かれています「従業員の人格、人権を尊重します」
これを読んだら、声を出して笑ってしまいました。

社会的制裁すらないので、職場のイジメは増加の一途をたどっています。
国会議員が法律を作らないので、厚労省は何もできません。
国会議員は企業から献金をもらっているので、
働く人を守る法律なんて作ろうとしません。

ですから、上司に期待することは無駄だ、とほとんどの人は悟ります。
しかし責任者を無能呼ばわりしては、かわいそうだ、と思います。
彼もまた意地悪な人の犠牲者だからです。
だから上司はあなたを犠牲にして、
一生懸命自分と職場を守ろうとするのです。
そして何事もなかったように職場が続くことを願ってこのようにしています。
それだけのことです。

あなたがもし、ある店の店長だったとしましょう。
店員同士のいざこざがあった場合、
どちらが嘘を言っているのかわからない状態です。
会社にはマニュアルは無いし、
相談部署では、上司のセクハラや、損害賠償などの対応しかしません。
どちらかに辞めてもらうのが一番いい方法だと思いませんか?

関連記事:職場いじめに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:職場いじめ、最高の復讐
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html

職場で「いじめ」をする人の特徴

私もこれがはじめにわかっていたら、意地悪されなかったのに、と思います。
これらは、イジメをしてくる人のサインです。
そして、イジメをしてくる人は、人格障害という精神病だということがわかりました。
こういう人には、腫れ物に触るように対応しましょう。
扱いを誤ると、私のようにイジメられます。
こういう人がいたら、とりあえず最大限の注意をしておきましょう。

まず、常識ですが、その職場に長くいる人。
私はその人が8年そこにいる、というこを後で知りました、遅かったです。

それから、職場の規定に違反することを平気でしている人です。
遅刻が多いとか、そういうことではないです。
私に意地悪をしている人は、アクセサリー禁止の職場で、
ひとりだけ髪にリボンをしていました。
ここで気付くべきでした。
こういう人は「I'm a law」私が法律よ、という状態になっています。
この職場に、この人を注意する人がいない、という象徴です。
「あたしだけは、何をしても許されるのよ」と思っている証拠です。
意地悪おばさんはこういう風にフラグを立てていることがあります。

新人にすぐ話しかけてくるような人は、ヤバイことがあります。
あなたに興味があるのです。
はじめにやたらと愛想がいい人には注意しましょう。
はじめそっけない人がすごくいい人だったりします。
平気で女の子に話しかけてくる男が危ないのと似ていますよね。

職場でよく笑っている人。
声を上げて笑っているのが特徴です。
本当に性格が明るくてニコニコ笑っているのとは違って、
いい人アピールであることがあります。
私はいつでも、みんなの中心なの、みんなに注目されているの、というアピールです。
だから、この人に対して特上の愛想笑いができないといけません。
軽蔑された、と思ったら、この人はあなたを生意気だと判断して、
イジメを始めます。

イジメをするような人は、人を傷つけることを喜んでいます。
社会的な人格障害の増加が、イジメの増加につながている、
と、このサイトには書かれています。
http://www.mediate.com/articles/eddyb1.cfm
つまり、イジメをする人の多くは、人格障害の患者であるということです。

人格障害は、精神的な疾患の中でも特に治療が困難だ、といいます。
人格障害について書かれたサイトを読んでびっくりしました。
人格障害の症状が、職場イジメに書かれている、イジメの内容に酷似しているのです。
人格障害については、こちらに詳しく書かれています、
日本の医療系サイトです。
http://merckmanual.jp/mmpej/sec15/ch201/ch201a.html
ここにはこう書かれています。
人格障害を持っている人は、周囲にとって腹立たしい存在であり、
仕事や社会的環境に問題がある。

反社会性人格障害の特徴
 ・他人の権利や感情を平然と無視する
 ・患者は物理的利益や個人的満足のために、他人を利用する
 ・時に敵意や激しい暴力をふるう
 ・自分の行動に、後悔や罪の意識を感じることもない
 ・口先で自分の行動を合理化したり、他人のせいにすることに長けている
 ・彼ら(患者)の人間関係は不誠実と欺瞞が満ち満ちている
 ・罰を与えても、行動が変わったり、判断力向上することもない
海外で規定されている職場イジメの定義はこちらに書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
海外でイジメと定義されていることと、人格障害の症状が全く同じです。
(日本にはイジメの定義は存在しません)
ということは、イジメをしている人は、精神病の患者、と言えます。

英語のサイトでは「corporate psychopaths」会社のサイコパス(精神疾患者)
と検索すると、たくさん書かれています。
このような人は、暴力などで逮捕される例も多いようです。
これらの人は説得力があったり、リーダーシップがある、
と評価され、魅力的な部分もあり、企業で成功している人も多いのです。
しかし、だんだん冷酷になり、無慈悲、自己中心的、良心の欠如が目立っていきます。
そして嘘をつくのが、精神異常行動の特徴だ、と書かれています。
http://recruitloop.com/blog/11-ways-to-spot-a-psychopath-at-work/

上司が職場いじめをしている場合には「executive psychopaths」
エグゼクティブサイコパス、とも言われるようです。
これも精神疾患者を意味しています。
これも、イジメによって周りの人々と会社に大損害を与えるのです。
https://hbr.org/2014/01/is-your-boss-a-psychopath/

日本ではイジメは普通のこと、人格障害は特別な病気、という扱いです。
日本では、精神病の人は、普通の社会生活ができない、という思い込みがあります。
だから普通に就職している人が、まさか精神病だとは誰も気が付かないのです。
しかし、職場イジメをしている人が、人格障害者であることは多いのです。
日本ではイジメと人格障害の関連を指摘することは無いようですが、
海外では関連付けて考えられています。
日本では、精神疾患の患者に対する偏見を助長しないように、
という配慮があるのかもしれません。

でも、被害者にとっては、イジメをするような異常な人は、
はやく病気だと診断して、治療してもらいたいです。

関連記事:職場いじめ、加害上司が精神病であるかどうかのチェックリスト
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関連記事:職場いじめに対処する10の方法
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関連記事:職場に長くいる中年女性(おばさん)が意地悪くなるわけ
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2015年4月17日金曜日

職場いじめ、最高の復讐(ふくしゅう)

残念ながら、みなさんが期待するようなエグイ内容ではありません。
でも、これがイジメをする人が一番くやしがる方法です。
リベンジしましょう。

そもそも、イジメなんてしてくる人はまともではないので、
こちらから、近づいては危険です。
自分のしたことは棚に上げて、逆切れするにきまってます。

イジメをしてきた人が、一番嫌がること、これをするのが、最高の復讐です。
それはイジメられている人が幸せになることです。
あなたが幸せそうにしているのを見たら、イジメをしていた奴らは、
顔をゆがめて怒り狂うことでしょう。
そしてあなたは心の中で「ざまーみろ」と言うのです。
直接言ってはダメですよ。
海外では、職場でイジメをしてくる人には、人格障害という精神疾患をもっている、
人がいる、という研究があります。
人格障害についてはこちらに詳しく書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
ですから、こういう人をかまってはいけません。

私のブログの「職場イジメに対処する10の方法」という所にも書きましたが、
イジメをする人が、一番楽しい、と感じるのは、
イジメられている人が感情的になって、泣いたり、怒ったりするときです。
この時、イジメをしている奴らは「やった」と喜ぶのです。
彼らは人を傷つけるのが楽しいのです。
ほらね、異常でしょ。
おとなしくしていると、イジメがエスカレートするのも、
イジメている相手が騒ぐところを見たくて、もっとやれば泣くだろう、
もっとやれば、大声をだすだろう、とエスカレートしていくのです。

私の場合も、私が楽しそうにAさんと話していたら、
Aさんに私の嘘のうわさを言うようになったり、
イジメおばさんの態度がひどくなったりしました。
私が楽しそうにしているのが面白くないようでした。
私は夜の2時に眼が覚めて寝られなくなったりしたので、
すぐそこをやめました。
私はそんなに傷ついてる、という自覚はなかったんですが、怖いですね。

イジメられている人は、幸せになった姿を見せ付けてやりましょう。

私はここをやめて、自給の50円高いところで働いています。

NHKEテレで、ブラックバイトの問題をやっていましたが、
内容はただのイジメでした。
その時の復讐編では、たまたま知り合った弁護士がタダで相談に乗ってくれた、
ということで解決していましたが、なじみのお客様が弁護士だった、
なんてことは普通はないので、これは参考にならないよな、と思いました。
日本には職場いじめを罰する法律はないので、
弁護士に相談しても、イジメている人をギャフンと言わせることはできません。
でも日本人的には、弁護士、ときいただけで、ビビル、ということは
期待できます。
この番組でも「べ、弁護士だとお・・」と意地悪店長が言っていました。

関連記事:私がされた職場いじめ、意地悪パートのおばさんの嫌がらせ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_74.html
関連記事:職場いじめに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:職場に長くいる中年女性(おばさん)が意地悪くなるわけ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_66.html
関連記事:職場いじめ、何をされたら「いじめ」なのか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
関連記事:日本には職場いじめを規制する法律がない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html

2015年4月15日水曜日

職場に長くいる中年女性(オバサン)が意地悪くなる理由

職場の責任者にとって、モラルのない人が職場にいても、問題はないんです。
モラルがなくても、長く同じ所でそこそこ仕事をしてくれれば、それでいいんです。
仕事の内容、やり方、環境のわかっている人が大事なので、
人間的に問題でも、それは会社にとっては問題ではありません。
これが日本のほとんどの職場のモラルです。
会社では、そんな人とでも、なんとかやっていける人も大事です。
人ともめるような人にはやめていただきたい、というのが本音です。
ですから、この意地悪オバサンを何とかしよう、
などという世間知らずな人は、会社にいられなくなります。
私が意地悪オバサンのことを責任者に相談したら、
責任者に「これからもここで働けるんですか」と言われました。

特にパートなんて、専門知識も能力も必要ないような、仕事ですから、
長くいて、ひととおり仕事を覚えてくれれば、職場としてはそれでいいんです。
新人は仕事を知らないだけ、自分もそうだった、
なんてことはオバサンはすっかり忘れています。
オバサンが仕事ができるというのは、能力ではなく、ただ長くそこにいるだけ、
という不都合な事実には気が付かないようです。
これが意地悪オバサンを頭が悪い、と私が決め付ける理由です。

そうして、私は仕事ができるのよ、と得意になったオバサンは必ずこう言います。
嫌な顔をして、すごくキツイ言い方で。
「これはこうやるのよ!ダメね」とか「しょうがないわね」とか・・・
(自分だって失敗したことがある、なんてことは忘れています)
そして、自分のように仕事ができない人には、容赦なく攻撃を始めます。
彼女はそれが攻撃だとは思っていません。
あなたを傷つけている、ということを理解できません。
自分は正しいことをしている、と信じています。
長くいると、給料や時給もアップしていますから、絶対にこの職場をやめません。

こういう意地悪おばさんは、このように頭が悪いのです。
ですから、イジメられている人が悪いということはありません。
イジメられている人は、いい人である場合がほとんどだ、と海外のサイトに書かれていました。

家庭で親が一人の子どもを虐待する時、この子の兄弟は
自分がいじめられないように、
この虐待されている兄弟を、親と一緒にイジメはじめる事が知られています。
職場では、同僚がオバサンの子分に成り下がることがあります。
生物は生き残ることが一番大事なことだ、と本能にインプットされているので、
自分を守るためにこのような行動をするのです。
そうして意地悪オバサンはさらに勢力を拡大します。

私に嫌がらせをしてきたオバサンは、手馴れている、という感じがします。
手口が巧妙なのです。
子どもの頃イジメをしていた人は、おとなになって再びイジメをする、
という多くの研究が報告されています。
人間の脳は、ドーパミンという物質のせいで、
一度覚えた快感はやめられなくなるのです。
学生の時にイジメで感じた快感は、職場という同じ様な環境で再燃するのです。

こういう人は、職場は仕事をしてお金をもらう所、という概念のない人が多いです。
仕事なのだから、という割り切り方が出来ないので、
家で妹にするような意地悪をしだすのです。
ですから、仕事に支障が出るような意地悪をしてきます。
すると職場では、仕事に支障が出ては困るので、バカ女ではなく、
虐められている人を悪者扱いします。これが日本の職場の常識です。

ある大学教授が「縄張りを守るための攻撃には、快感が伴う」と書いていました。
同じ職場に長くいる者にとっては、職場は自分の縄張りです。
気に入らない奴はイジメて、縄張りから排除しようとします。
人間の理性が感じられない動物的な行動です。
それでも、責任者はこのオバサンをとがめることはなく、職場は荒廃していきます。
だから新人はやめていき、まともな人は転職します。
いつも人手不足なので、さらに意地悪おばさんはこの職場に
なくてはならない人となるのです。

モラルのない人とは、会社も責任者も、深く関わりたくないに決まっています。
職場の責任者が放置しているだけなのに、
オバサンは、自分のやり方(イジメ)を会社が認めている、と感じるのです。
実際、このオバサンに進言するような勇者は会社のどこにもいません。
だから、いじめはエスカレートするだけなので、早い段階で対処しないと
手遅れになります。
職場の責任者の態度が、この意地悪オバサンをさらに助長させます。
責任者は、このオバサンに注意をするどころか、このオバサンに従うように、
とさえ言ってきます。

本気でやるなら、証拠を集めて労働審判と裁判しかありません。
お金があれば、弁護士は親身になってくれます。
しかし日本には、イジメを裁ける法律がないのです。
弁護士の無料法律相談はたったの30分、これではちゃんと聞いてもらえないでしょう。

ヤッターマンや、時代劇が人気があるのは、
多くの人が、勧善懲悪が好きで、悪が征伐されることを望んでいるからなのですが、
自分から困っている人を助けて、面倒に巻き込まれようとする人はいません。
助けてくれるヒーローは現実の世界には存在しません。

関連記事:職場いじめに対処する10の方法(アメリカの心理学者の分析)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:職場いじめ、最高の復讐
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html
関連記事:日本には職場いじめを規制する法律がない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
関連記事:職場いじめ、何をされたら「いじめ」なのか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
関連記事:職場いじめをする人の特徴(イジメをする人は人格障害という精神病)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
関連記事:職場いじめ、加害上司が精神病かどうかのチェックリスト
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_29.html
関連記事:職場いじめ、加害者はどう思ってイジメをしているのか
(私が直接聞いたイジメをしている人の本音)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html
関連記事:職場いじめを規制する法律が日本にはない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
関連記事:職場いじめ、上司にできること
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_75.html
関連記事:意地悪なパートのおばさんの嫌がらせ
(私がされた嫌がらせを書きました)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_74.html
関連記事:また職場でいじめられました
http://unyunenemama.blogspot.jp/2016/01/blog-post_18.html

2015年4月13日月曜日

日本には職場いじめを規制する法律がない

日本では職場イジメをしても、法律も罰則もないので、
職場でのいじめ相談件数は年々激増しています。

労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられる
「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数は
この10年で5倍に増えて、相談件数の4分の1を占めるようになりました。
厚生労働省のファイルにはこう書かれています。
  ・ 現行法による直接規制なし (直接いじめを裁く法律はない)
  ・ 法的に許されない職場いじめの定義なし(どんなものがイジメなのが規定されていない)  
  ・ 直接、職場いじめを禁止する規定なし(イジメを禁止させられない)
  ・ 使用者の義務規定なし(雇用主に守らせる義務もない)

職場イジメを直接裁ける法律は日本に存在しません、
外国にはちゃんとした法律があります

弁護士でも使える法律は「安全配慮義務違反(労働契約法 5 条)」くらいです。
それには厳格な証拠が必要です

そして、労働審判と訴訟しか、打つ手はない、と厚労省は言っています。
労働審判は3日以内、と期日が短く設定されています。
ほとんどが調停が成立して、和解できるようですが、
ダメな場合は訴訟を起こすことになります。
訴訟で被害者が勝訴したケースが厚労省のサイトに書かれていました。
その多くは、被害者が自殺をして遺族が訴えるというものでした。

加害者が上司の場合は、加害者が会社となるので、
会社で弁護士をたてられては、ひとりの従業員で立ち向かうのは困難です。

それにくらべて、外国は職場いじめの規制に、法制度の整備が進んでいます。
先進国では、セクハラは懲役刑が普通ですが、
日本では犯罪だという認識すらありません。

オーストラリアでは、2014年1月に法律が施行されました。
職場でのイジメは犯罪として認識されて、処罰されます。
イジメの請求は公正労働委員会が、14日以内に審議します
そして公正労働委員会はイジメをやめさせるために働きます。
雇用主が委員会の指示に従わない、と裁判所が判断すれば、民事制裁金が課されます。
最高額は60万ドル(7200万円)です。
いじめに関わった経営者や個人も処罰することができます。
イジメを見て見ぬふりをしていた職場の責任者は、
悪化を防がなかった責任をとらされ、最高で5年の懲役が用意されています。
この法律には、下請け、ボランティア、研修生などに対するイジメも含まれています。
詳しくはこちらのサイトに書かれています。
http://www.stopbullyingsa.com.au/lawsays.asp

カナダでは州によって法律が違いますが、職場イジメ専門の法律のない州(4つ)でも、
従業員を保護するための雇用主の義務が確立されています。
さらに、国や州の人権法では、イジメ、人種差別などに規定があるので、
これが職場いじめにも適用されます。
職場イジメ専門の法律は「労働安全衛生法規」といいます。

ニュージーランドの雇用関係の法律はこちらに詳しく書かれています。
http://www.legislation.govt.nz/

アメリカでは、経営者たちが、このようなイジメにたいする法案を通さないように
議員に対して圧力をかけているので、
職場いじめに対する法律を持つ州はありません。
しかし、ニューヨークなどで可決の方向に向かっていると言います。
アメリカでは市民団体などの活動が功を奏しています。
アメリカのサイトには「動物の虐待に対する法律はあるが、職場イジメの法律はない」
と皮肉が書かれています。
セクハラは、アメリカでは「犯罪」として懲役3年、5年、といろいろ用意されています。

ヨーロッパのなかでも、フランスは先駆者のようですが、
スウェーデン、デンマークなど9カ国には、職場イジメに特化した法律があり、
労働者は守られています。

関連記事:職場いじめに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:職場いじめをする人の特徴(イジメをする人は人格障害という精神病)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
関連記事;職場いじめ、何をされたらイジメなのか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
関連記事:職場に長くいる中年女性(おばさん)が意地悪になるわけ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_66.html

職場いじめ、何をされたら「いじめ」なのか

これはカナダの政府機関OSHが公表している、職場イジメの例の具体例です。
こういうことがあったら、イジメと判断できる、ということです。
日本では「気のせい」にされるイジメは、海外では本当のイジメと認定されます。
私が嫌がらせをされている、と言ったらボスに「気のせいでしょ」と言われいました。
海外には、職場イジメ専用の法律があって、
イジメた会社や個人に、クビや罰金の罰則があります。
http://www.ccohs.ca/oshanswers/psychosocial/bullying.html
OSHはカナダ国民の労働、安全、健康を守る機関です。
日本の厚生労働省は守ってくれないけどね。

職場イジメには、攻撃的で明白なものと、微妙なものに分けられます。
ここに書かれているものが全てではありませんし、
通常一人の人にいろいろな種類のイジメが行われています。

例です
・悪意のあるウワサ、それとなく言われる噂話、真実ではないうわさ。
・ひとりだけ孤立させられる、無視する
・脅迫し怯えさせる
・故意に人の仕事を妨げ、損害を与える
・肉体的虐待、脅かすような虐待
・理由もなしに、その人の責任のある仕事を減らしていく
・仕事や作業の方針をどんどん変えていく
・仕事を完了することが不可能な期限を設定する
・必要な情報を教えなかったり、意図的に間違った情報を教える
・メールや会話で、明らかに不愉快な冗談を言う
・こっそり調べたり、ストーカーをして、個人情報を調べる
・その人が不利になるような、不当な作業を割り当てる
・仕事を十分にさせない、無駄に感じるような仕事しかさせない
・声を荒げたり、バカにするような言葉を使う
・継続的で絶えず批判される
・その人の意見を軽くみる
・不当だったり、重すぎる罰を与える
・仕事上のトレーニングの申し込みをさせないようにしたり、
 昇進を阻んだりする
・私物や作業機械の設定を変えたり、勝手に動かしたりする。

ニュージーランドでは、職場いじめは厳格な定義があり、
雇用関係法が2000年から施行されています。
雇用者はイジメのようは、職場の危険を制御する義務がある、とされています。
http://www.business.govt.nz/worksafe/information-guidance/all-guidance-items/bullying-guidelines/01
ここにはさらに細かく書かれています。
上に書いたことと、重複するものは省きます。

直接的な攻撃
・その人の信念、外見、態度、ライフスタイルを攻撃する。
・私生活についての屈辱的なコメント
・公共の場で恥をかかせる
・挑発的な視線や行動
・罪悪感を感じさせることを強要する

間接的な攻撃
・人の能力を過小評価する
・休暇をとらせないような、攻撃的な制裁を与える
・その人の話をさえぎって、意思表示の機会をさせないようにする
・仕事を解雇される危機をつくる
・その人を信用していないことを表明する

噂がイジメにあたる、と明確に書いているのは、アメリカのコミュニケーション専門家です。
この専門家は多くの行政機関でもこれらの仕事をしています。
http://www.arkacomm.ca/index.php?option=com_content&view=article&id=29
ここには、ウワサは明らかにイジメのイチ形態である、と書かれています。
ウワサによって、その人の評判を下げようという意図があるからです。
このような人をおとしめるウワサはどこにでもあります。
アメリカではこのようないじめのある職場は56%もある、といいます。
このようなウワサは最悪の結果しか残しません。

アメリカのサイトの書かれている、職場いじめの例も、
全くこれと同じでした、欧米ではこれらがイジメと認められるのが常識のようです。
日本では「気のせい」とされます。

日本には職場いじめを裁く法律はありません。
また、何がイジメにあたるか、明記されている法令なども存在しません。
いい会社なら助かる、悪い上司なら放置される。
それどころか、虐められている人が処罰されることもよくあります。
日本の厚生労働省はな~んにもしてくれません。

関連記事:職場イジメに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:日本には職場イジメを規制する法律がない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html

2015年4月11日土曜日

職場いじめに対処する10の方法

アメリカでは、労働者の45%もの人が、職場でのいじめを経験している、
という調査結果があります。
http://www.huffingtonpost.com/dr-michelle-callahan/work-bullies_b_833977.html
女性同士のイジメでは、職場の中の弱そうな女性がターゲットになります。

ではなぜ、一部の人はそのようなイジメをするのでしょうか?

・イジメをする人は、自分がパワフルである、という感覚を楽しんでいます。
 それは、特に自分を守るために立ち上がることのない女性が相手である場合に
 顕著です。
 女性は、大きな対立がなくても、攻撃することがよくあります。
 男性はしませんが、女性は仲間を見捨てる、という悪い習性があります。

・イジメをする人は、他の人が成功する可能性を恐れているのです。
 あなたが、優秀で抜きん出て成功するのを止めることと、
 自分の無能さが露見するのを阻止するためにイジメをします。

・イジメをする人は、完璧主義者であったり、重箱の隅をつつくような
 性格であったりする上に、自分の能力や技術が優れていると思っていることが
 あります。

・イジメをする人は、少ない人員で、沢山の仕事を課されたり、
 高度な仕事を要求されるなどのストレスやプレッシャーの影響がある
 ことがある。

・イジメをする人には、精神的な病気や、人格障害などの可能性がある。

ではそのような人からイジメがあったとき、どうしたら良いのでしょうか。
心理学者ドクターミッシェルからの提案です。

1.感情的にしない
   イジメをする人は、あなたが感情的になると喜びます。
   静かに、道理をわきまえた態度をみんなに見せるようにします。

2.自分を責めないでください
   これはでっち上げだったり、嘘を言いふらされたり、陥れられたりしている、
   という事実を自分でしっかり認識してください。
   これはイジメている人が作りあげたことで、あなた自身ではないのです。
   自信をなくしたり、自分が無能だと思ったりしないでください。
   奴らは、あなたの心をもてあそぶゲームをしています。
   本当のあなたはこんなことを言われるような人ではないのです。

3.あなたにできる最高の仕事をしてください
   あなたがいつも遅刻をしていたり、昼休みを長くとっていたりすると、
   あなたが悪い、と言われてもしかたがない、と思われてしまいます。

4.自分の周りに、自分の応援団をつくりましょう
   あなたを従属させるようないじめがはびこらないように、
   仕事仲間の人間関係を構築しましょう。
   それはあなたをサポートし、あなたや仲間がイジメられるのを防ぎます。

5.イジメの全てに記録を残す
   メールや通話記録を残しておきましょう。
   (自分のパソコンの記録や、メモは職場に置いておいてはいけません)
   いつ、誰が、どこで、何をした、かです。
   イジメがエスカレートした時に、人事部にこれを提出する必要があるからです。

6.助けを求める
   経験豊富な友人、専門的な相談機関、カウンセラーなどに相談しましょう。
   職場のイジメの専門家に助けを求めます。
   法的な支援も視野にいれましょう。
   人事部の相談部署の支援を頼みましょう。
   (日本はまだここは不十分だと思われます)

7.カウンセリングをうけます
   イジメで、精神的なダメージをうけていると思われます。
   自分を大事にして、専門家に診てもらいましょう。
   (欧米のようにカウンセリングが一般てきではない日本では難しいかも。
    なにか自分が癒されるものを用意してください。
    職場を忘れて、心が休まるものを見つけてください。) 
   
8.体調をよくするために、できることをしましょう。
   健康的なものを食べて、運動をして、夜よく眠れるようにしましょう。
   狂った職場から、自分の健康を守るために行動しましょう。

9.イジメ対策について勉強しましょう
   イジメられた時にあなたにできることを、全て調べ上げましょう。
   会社の方針、労働法、相談窓口から全てです。
   これらはあなたの助けになるかもしれません。

10.イジメをしている人が変わる、ということは期待しないでください
    人間の行動を変化させることは困難で、時間がかかります。
    イジメテいる人は、自分が問題を抱えている、ということを理解できません。
    あなたの環境を改善するのは、会社の責任です。
    最悪のシナリオでは、あなたは、虐めている人と、長期にわたって
    闘わなくてはならないかもしれません。


ここには書かれていませんが、
日本人なら、まず「辞める」という選択肢がうかぶはずです。
精神を病む前にやめる、というのは大事です。

カナダのサイトには「報復はしなでください」と書かれています。
あなたの上司は、あなたが加害者だと思ってしまい、混乱するからです。

上司からのイジメでなければ、上司に相談できますが、期待はしてはいけません。
上司に言う場合は、手紙を書いて、読んだら返してもらうといいと思います。
私はそうしました、うまく話せないかもしれないからです。
泣いたり、怒ったりしてはマイナスです。

それに、あなたに都合の悪いような、誘導尋問をされたらおしまいです。
上司は、あなたが悪い、という方向に持っていきたがるからです。
夜書いた手紙は朝、もう一度読み直してみましょう、きっと書き直すことになります。
私は、上司がいい人だったので、
手紙を渡したら、ちょっと話をしましょう、と別の場所で時間をとってもらえました。
それで、配置転換を考慮してもらえました。

友人に話す場合も、冷静に事実を言って「とても嫌だった」「悲しかった」
などと言いましょう。
友人を味方につけるには、冷静に話さなければ、ドン引きされてしまいます。
意地悪をしている人の悪口は絶対に言ってはいけません。
友人には何かをお願いするのではなく、相手の出方をみましょう。
ひょっとしたら、あなたが悪い、と言ってくる可能性もあります。
そういわれたら「そうだね」と言ってこの人にこの話はもうできません。
「大変だね」と言いつつ、イジメられてる人とは関わりあいになりたくない、
という人も多いです。
私の場合は、意地悪ババアと腰ぎんちゃく男以外はみんないい人でした。

本人には、直接何かを言ってはいけません。
「そんなことしていない」と言うに決まっています。
ケンカになって、それを誰かに見られたら、
後でどんな言いがかりをつけられるかわかりません。
イジメをするような人の中には、人格障害という精神病の患者がいます。
この病気はちゃんと社会生活が送れるので、精神病とわからないことが多いのです。

関連記事:職場でいじめをする人の特徴(イジメをする人は人格障害という精神病)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
関連記事:職場に長くいる中年女性(おばさん)が意地悪くなるわけ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_66.html
関連記事;職場いじめ、最高の復讐
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html
関連記事:職場いじめ、何をされたら「いじめ」なのか
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_25.html
関連記事:日本には職場イジメを規制する法律がない
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
関連記事:職場いじめ、上司にできること
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_75.html
関連記事:職場でいじめられやすい人のタイプ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_20.html
関連記事:意地悪なパートのオバサンの嫌がらせ
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_74.html

2015年4月5日日曜日

漂白剤を家庭で使うと、子どもの感染症にかかるリスクを高める

オランダ、フィンランド、スペインの9000人の6~12歳の子ども。
週に1回は漂白剤で掃除をする家庭の子どもが、
どのような感染症にかかったかを調査した。
http://www.theaustralian.com.au/news/world/perils-of-a-clean-house-bleach-link-to-infections-in-children/story-fnb64oi6-1227290704956
この記事のタイトルは、きれいなお家は危険。

スペインでは72%が漂白剤を使用している、と回答したが、
フィンランドで漂白剤を使用した、と答えたのは、7%だけだった。
私は気候が関係しているのかと思います。
日本でも、冬にはあまりかびは生えませんよね。

定期的に漂白剤を使う家庭の子どもは、そうでない家庭の子どもより、
インフルエンザになるリスクが20%高く、
扁桃線炎が再発するリスクは35%も高かった。

漂白剤での掃除中にに発生する、揮発性の化合物の刺激が、
肺の細胞に炎症をおこし損傷することがあり、感染をしやすくする、
と研究者は言う。

2015年4月1日水曜日

アレルギーの人はがんになる確率が低い

アレルギーは毎日の不快感につながりますが、
がんになる確率が低いという研究が多数存在することを知りました。
アレルギーの数値Igeの高い人では、アレルギーの人は、
脳腫瘍になる人が少なかった、という
オハイオ州の総合がんセンターの報告です。
http://researchnews.osu.edu/archive/igeglioma.htm
調査では、20年後に脳腫瘍(脳腫瘍の30%を占める神経膠腫)になる人が、
アレルギーの無い人より
女性は50%も低かったそうです。
男性では20%と差がある理由はわかっていません。

また、アレルギー患者の膵臓がん(すいぞう)のリスクは低くなる、という。
オックスフォード大学のサイトです。
神経膠腫www.aaia.ca/en/does_allergy_protect_against_cancer.htm
特に金属アレルギーでのリスクの低下があった。
また、アレルギーのもとになる物の種類が多い人ほど、がんのリスクが低くなった。
また、アレルギー期間の長いほど、重症な人ほどリスクが低かった。
膵臓がんは、アメリカでも3ヶ月以上生きるひとが50%未満だと言います。

また、アメリカの有力誌「TIME」の記事にも
「アレルギーとがんの不思議な関係」というものがあります。
http://healthland.time.com/2011/07/12/the-curious-link-between-allergies-and-cancer/
アメリカではよく知られた話なのでしょう。
デンマーク、コペンハーゲン大学で、1万7千人以上を調査した。
金属アレルギー(特定の金属に接触することで、皮膚に湿疹が出る)の人は、
後年がんになる人が少なかった、という結果を発表しています。
金属アレルギーが、がんからの保護効果をもっている、とまで言っています。
この大学では、国民のがんの症例の全てを記録しているという。

免疫の分野はまだまだ未知の分野なので、理由ははっきりわかっていないが、
金属アレルギーの人は、
金属などの化合物に対する免疫の防護がすでに準備されているので、
がんに対してもすぐに対応するためではないか、という。
そしてアレルギーの人が長生きするのではないか、という。
しかし、全てのがんのリスクを下げるということではなく、卵巣がんはリスクが下がるが、
アレルギーの人の前立腺がん、乳がんのリスクはかえって高くなる
という研究もあります。
アレルギーのような軽微な炎症があることは、免疫や器官の発達に必要である
ことは、動物実験でも確かめられています。
http://www.achooallergy.com/allergy-cancer-connection.asp
しかし、慢性炎症とがんの関連にたいする指摘もあり、
過剰な炎症は、細胞に刺激を与えるので、がんになりやすい、
とも言われています。

私は以前は、「がん」という特別な病気の元でもあるのかと思っていましたが、
がんとは、損傷したDNAと自分の正常な細胞なのだそうです。
ですから発がん性物質とは、DNAを損傷させるもの。
例えば、放射能とか。
がんの5~10%は遺伝が原因だとも言われれいます。
がんの患者は増えているようですが、アレルギーも負けずに増えているようです。
がんに対抗するために、人間が進化しているのでしょうかね。