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2014年2月25日火曜日

小学校図書ボランティア体験記

2つの小学校で図書ボランティアをしていました
私は読み聞かせではなく、図書室(今は図書館と言います)の
整理、片付け、飾り付け、イベントをしていました
殺風景だった図書室がかわいくなって、子供がたくさん来てくれるように
なりました
私は好きで週に何度も行っていたので、司書の先生とも仲良くなって
仕事を頼まれたりもしていて、楽しかったです
もちろん楽しいことばかりではありません
理解のできない人はどこにでもいるものです

私が図書室でやったことは
・ダンボールで小さい本箱を作っておすすめコーナーを作った
(季節に合わせた本や、宮沢賢治特集などをしました)
・幼稚園のバザーであまったぬいぐるみをもらってきて(30個)飾った
・図書室のどこにどんな本があるのか、絵のある地図を作った
・季節の飾りを紙に書いて、廊下や室内に飾った
・絵本の表紙の絵を画用紙に書いて、そこに内容を簡単に書いて紹介した
 (埋もれていた本が人気になります)
・本を1冊立てて展示する物をダンボールで作って、表紙を見せて展示
・虫のコーナーには虫の絵を、政治のコーナーには国会議事堂を
 という風に絵で、本の場所がわかるようにした
・トトロの絵をかいて「となりの図書室」というポスターを作った
・ラベルの張替え
・昼休みに子供を集めて、しおり作りのイベント
 (告知のポスターを書いて廊下に貼る)
・一年生のクラスに、地域の図書館から本を借りてきて、教室の後ろに並べる
 (これは1ヶ月で入れ替えます)
などなどです

子供が「この絵はぼくの母さんが書いたんだ」と言ったら
同級生に「嘘つくなよ」と言われたと言います
これは、喜んでいいのか、怒ったほうがいいのか・・・・
少しでも図書室を好きになってもらいたい、と思いました

私はお金をかけてやるのはいい事だと思わないのですが
他のお母さん達は、クリスマスの飾りを沢山買ってきたりしていました
しかし、その飾りから粉が出て、本や子供の手を汚すことになってしまいました
私は、私がよく学校に来ている事を知らない人たちに
「あなたももっと活動に参加したらどうなの?」と
囲まれて言われたりもしました
私の作った本立てを捨てられたり(司書の先生が拾ってきました)ということも
ありました
彼らは飾り付けが大好きなのですが、他にはなにもしません
そして、暑くなっても、桜の飾りを片付けにきませんでした
他の人の飾りを勝手にはずせないので、これは困りました
でも隣の教室の先生はいつも私に感謝のことばをかけてくれました

この時は、子供の担任が変な教師で心配だったので
こどもの様子を見に来れてよかったです
10月の教室は、担任がいつも窓を開けていたせいで、
子供たちはいつも寒いと言い、いつも風邪で数人が休んでいました
これを知っていたのは、私だけでした
その後校長の介入でなんとかなりましたが・・・

引っ越した先の小学校は、粗末な図書室でしたが
こどもの担任は、教室に自分の本を並べてクラス文庫が充実していたので
(100冊以上)子供はたくさんの本を読むことができました
中学でやろうと思ったのですが
この中学がまた酷かった
生徒がラベルを剥がして、ブックオフに売ってしまって、本が半分になっていました
学校は生徒をかばって、公表しませんでした
そしてものすごく熱心な若い男の先生がいて
彼は休日のすべてをこの図書室にささげていて
自腹で買ったという本箱がたくさんありました
というわけで、ここでの仕事は
昼休みの貸し出しで、子供がパソコンを通さないで本を持ち出すのを
阻止することでした(万引きGメンみたいですよね)
なんかつまらないので、ここでのボランティアはやめました

私は活動が活発で有名な近くの小学校の図書室をいくつも見学しました
ある学校は、近所の企業から、毎年寄付金が集まるとかで
本の数もすごいし、ボランティアの人数も、飾りも、ものすごかったです
「14ひき」の手作り人形が、秋の森の中にいる、という飾りがありました
全部布で作られていて、バックの森も布で出来ていました
ここの飾りは毎月変えるとか・・・とてもまねできません
全部手作りで、読み聞かせコーナーもかわいく飾り付けされていました

また違う学校では、各自勝手に活動している、ということでした
人のやったことに文句を言わない、というのが円満のコツだそうです

図書ボランティアはとても楽しいですよ
楽しそうに聞こえませんでしたか?(笑)
まずはどんな活動をしているのか
どんな人達がメンバーなのかを、見てきたほうがいいと思います
初めの会合に出て、やっぱりやめようかな、と思ったら
申し込んでいても、参加しない、という人もいます
ぜひやってみてくださいね

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