簡潔に言うと病院をくびになります。
私の父は糖尿病で人口透析をしていたのですが、
一番大事な食事療法をしないで、好きな物を食べたりしてました。
父曰く「あんな味のないものまずくて食べられない」
糖尿病は砂糖を、腎臓では塩分の摂取を厳しく制限されます。
味は超薄味。
しかし、父はよくマックのハンバーガーを食べていました。
散歩で歩くのにちょうどいい距離にお店があったからです。
透析をしていたので、水分も規制されるのですが、
やはり好きにお茶を飲んでいました。
大量の薬のせいで、喉が渇くようでした。
そのせいで、肺に水が溜まって救急で病院に入院しました。
その病院で検査をすれば、何を食べていたのかすぐにわかります。
その病院からは「もう2度とうちの病院には来ないでください、
来ても診ませんから」と言われました。
大きな救急病院です。
透析の病院でも怒られましたが、全然言うことをききません。
そのうちに、この病院をくびになりました。
歩いてすぐの、新しいとてもいい病院だったのに。
しかし当然、病院は路頭に迷うようなことはしません。
代わりの病院を紹介してくれました。
終末医療の老人病院でした。
電車で2回乗り換えて、家からは1時間近くかかる病院でした。
こんな患者を受けれてくれる病院を探すのは大変だったでしょう。
透析の病院では、そんな患者が病院で倒れたら、
周囲の患者さんがビックリするから迷惑です、と言われたそうです。
しかたありません、父の食事は、自殺行為そのものでしたから。
医師はそんな人には責任が持てません。
私の職場には、私の父と全く同じことをしている人がいます。
もう余命がわずかだと思うと、食べたいものを食べて死にたい、と思うようです。
彼女は糖尿病末期なのですが、
毎日甘いジュースを飲んで、チョコレートを食べています。
先日の昼ご飯は、スナック菓子とロールケーキでした。
私は糖尿病の人とは親しくないので、何も言えませんので、
彼女と仲の良い人に、注意してあげてよ、と頼みましたが、
その返事はとても冷たいものでした。
「他人の私がなんでそんなこと言わなくちゃいけないの?」
その人は、もう何年も一緒に働いているのに、
仲が良いのは、表面上だけだったのです。
渡る世間は鬼ばかりですね。
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