最近注目されているファイトケミカル。
植物に含まれている、健康にいいとされる成分のことです。
これらは、野菜の皮や、種などの今までの調理で捨てられる部分に
多く含まれているらしいので、
野菜のこういう部分も上手に利用して健康に役立てよう、
ということが流行っているそうです。
一部の研究者は、4000種類とも8000種にも及ぶ栄養素がある、としています。
つまりよくわかっていない、ということですね。
現在はほんの一部しか研究されていないのです。
最近よく聞く抗酸化物質や、フラボノイド、イソフラボン、カテキン、
ポリフェノール、ベータカロチン、リコピンなどがそれです。
これらを効果的に摂るには、バランスよく食べることが大事です。
半分を野菜で、その残りを炭水化物とタンパク質に。
リンゴはビタミンCが健康にいい、とされていましたが、
現在では、リンゴの健康成分はフラボノイドなどの抗酸化物質である
とされています。
ファイトケミカルの効果は、強力な抗酸化と抗がん作用なのです。
http://ajcn.nutrition.org/content/78/3/517S.full
このサイトには「pulms」の抗酸化が最高だ、と書かれているのですが。
これは梅でしょうか、プラムというフルーツもありますけど。
今日から梅酒ですね。
しかしその仕組みは、大変複雑な相乗的効果でできているようで、
解明するのには時間がかかるでしょう。
でも、ただ野菜や果物を食べればいい、という至極単純なものでもあります。
ともかく、病気は治療よりも予防の方が大事です。
アメリカでは、ガンによる死亡の3分の1は適切な食事によって回避できる
とまで言われていて、食事の重要性は高まるばかりです。
人間の生活は常に酸化剤にさられている。
酸化剤は空気中の酸素はもちろん、食品の中にも、水の中にも存在する。
これらによる酸化が、細菌性、ウイルス性の慢性疾患にかかる原因にもなる。
酸化剤は、人体のDNAやタンパク質に損傷をおこし疾患にかかるリスクを高めます。
ですから、酸化を抑える抗酸化作用のある食品を食べることは、
体の中で酸化を抑えるために必要です。
ガンにおいては、食事とガンの発生はその因果関係が200を超える研究が
示しています。
ほとんどのガンで、野菜果物の摂取の少ない人は、多い人よりリスクが2倍になる、
とさえ言われているのです。
私が見た番組では、ファイトケミカルは特別な料理のようでしたが、
英語のサイトでは、ただ普通に野菜の多い食事をしましょう、
という感じでした。
海外からきた言葉のようなので、
普通の食事で野菜をたくさん食べる、で良いと思います。
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