上野の国立科学博物館の特別展「深海」を見てきました。
http://shinkai2017.jp/
こういうものにはあまり興味はなかったのですが、面白かったです。
パネルの文字をよ~く読んだら面白かったんです。
なるほど、という話が多くて。
テレビでも同タイトルの番組をNHKで放送して、さらにする予定もあります。
何が面白いのか。
深海魚の生態が不思議で面白い。
ほとんどの生物が光を放つのだそうです。
あのお刺身の「ホタルイカ」も海では発光しています。
逆立ちをしながら泳ぐ魚や、巨大な生物が多いこと。
展示の半分は海の底の地質や地形、地震や資源についてで、
子供はここはあまり興味は持たないようです。
ここに、和歌山沖に設置してある地震計のリアルタイムな画像があります。
普通は10~20マリガルまでの数値なのですが、
私が見ている時に、数値が80を超えて、その波形が赤くなりました。
もし、この波形がもっと大きく振幅するようなら、
南海地震をはじめに目撃することになるわけです。
もちろん、そんなことにならないといいのですが。
その先には、海底資源のコーナーがあります。
海の底には、今中国に頼り切っているレアアースや、メタンハイドレート
などの、多種で豊富な資源があるのです。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20160826/
これが使えたら、もう石油なんていらないから、
日本がサウジアラビアみたいなリッチ国家になれるのに。
サウジアラビアは、医療費、教育費、住宅費みんなタダですよね。
しかし調査研究費用がないのでしょう。
このコーナーを真面目に見ているとだんだんいらいらしてきます。
もう日本には何もないのだから、深海に税金をつぎ込んで、
資源を深海に求めたらどうでしょう。
ちなみに、尖閣諸島の周辺に巨大なガス田がある、と書かれていますが、
とっくに中国が使い果たしてしまったでしょう。
お時間のある方は、是非行って見てください。
0 件のコメント:
コメントを投稿