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2013年10月28日月曜日

病気になると不安になる その2

不安な気持ちをなぐさめるのではなく
科学的に考えてみる、という話をはじめたところでした

脳内の化学物質「セロトニン」が不足していると不安になる、ということのようです
この「セロトニン」は幸せ物質と言われるホルモンです
じゃあセロトニンを増やせばいいんだ!
確かに抗うつ剤はこのセロトニンの濃度を変化させるものだそうです
しかしこの選択肢は今回はナシです
セロトニンを増やす方法はこちらに詳しく
http://serotonin.omiki.com/increase1/
簡単に言うと
・日光にあたる
・リズムを刻む軽い運動をする(ウォーキング、サイクリング、ダンスなど)
・朝食を食べる(トリプトファンの入った物と糖分、バナナ、大豆食品、チーズなど)
・朝の音読、大きな口を空けて「あいうえお」を繰り返すなど
となっていました
私は南の島の人は、陽気だから歌って踊るのかと思っていたけど
逆だったんだな、歌ったり踊ったりすると陽気になるんか
その上バナナ食べ放題だものね

そして「思いっきり泣く」という方法もあります
落ち込んだ時、強がったり無理して明るく振舞うのは逆効果
つらい気持ちを押し込めようとすると
それが新しいストレスになってしまいます
気持ちと体の緊張モードを担うのは交感神経ですが
「思いっきり泣く」と副交感神経が優位になり、脳内にリラックスをもたらします
この脳内のリセットをするために
つらい時は泣くのが最良の方法だそうです
感情のままに泣くことは、高度に発達した人間の脳をリラックスさせるために
必要な本能です
しかし、そんなに簡単に泣けない、という時は
泣ける話の本やDVDの力を借りましょう
脳にとっては、同じ効果をあげることができます
玉ねぎで泣くのはダメだそうです
こちらには涙と一緒にストレスホルモンが出て行くという事が詳しく書かれています
http://j-net21.smrj.go.jp/watch/ippomae/entry/20090721.html
一番緊張をほぐすものは、運動やマッサージではなく、泣くことなのだそうです
私はプリキュアでも泣けるよ

落ち込んだ時は「楽しい人と一緒に過ごす」というのが効果的という話は
脳の「ミラーニューロン」という神経細胞の働きを使っています
このミラーとは鏡のこと
この神経細胞は、相手の真似をすることで活性化します
その作用で、笑っている人を見ると自分も笑ってしまうのです
この作用は抑えることができません

すごく有名な脳科学者、茂木健一郎はなんと言っているか
「否定的な感情から離れるために、脳内に別ルートを作ればいい」
基本的に脳内にできあがったルートは消すことが難しい
消そうと躍起になるほど、かえってその回路を強めてしまう
だから忘れるためには、生きるうえでの重要度を低くしていけばいい
ほかの事に比べて、どうでもいいと思う位置に持っていけばいいと言う
ほかの事を考える回路を良く使うようになれば
つらい思いの回路は次第に使わなくなっていくのだそうです
有名なわりには、わかりにくい言い方です

こちらの脳科学者、黒川伊保子さんの話はすごくわかりやすいです
男性と女性の脳の違いを踏まえた上での話しには定評があるようです
女性限定の話ですが
甘い物を食べると幸せを感じる、というのは本当のようです
脳の中で、甘い物を感じる所と恋の幸せを感じる所が隣にあって
甘いもので幸せを感じてしまうのだそうです
しかし甘い物は中毒になりますので、たまに食べる程度にしましょう
クッキーの「オレオ」はコカインと同じような中毒になる、という研究があるようです
「オレオ」がそれほど大衆に人気がある、ということのようですが・・・
話がそれました、彼女の著作を紹介したサイトです
http://blogs.yahoo.co.jp/chanchan_yanagi/51590187.html

さて、この中に役に立ちそうな物はあったでしょうか

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