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2014年12月13日土曜日

朝、目が腫れる病気

こどもが毎朝、目が腫れるのです、まぶた、という方がいいかな。
これだけで、病気だとはなかなか気が付かないようですが、ちゃんとした病気でした。
本人は寝不足だよ、と言います。
確かにほかには何も病気の症状らしいものはありません。
それに眼は昼には治ります。
ネットで「目がはれる」と検索すると、バセドー病しかありません。

心配で小児科の先生に相談したところ
「ほかになにもないのでしょう?やせてる?」
私「いえ、最近太ったとか言ってます」
先生「じゃあ大丈夫でしょう?」
と言ってなかなか相手にしてもらえません。
子供の前で言うと心配するので、私ひとりで3回小児科に通いました。
すると先生が「じゃあ、検査すればお母さん安心するよね」
もううるさいな、みたいに言われましたが、検査をすることになりました。
この血液検査は普通のクリニックでどこでもできます。

結果、バセドー病でした。
大きい病院を紹介してもらいました。ここは本当は予約で1~2ヶ月待つのですが、
先生のいた病院なので「明日行かせますから」の電話で朝の10時に予約できました。
次の日の朝、病院では、隣の人が「今日の予約は4時です」と言われていました。

内分泌科の先生にも「症状がないので、医師でも気が付かないでしょう」
と言われ、まだ軽症なのだ、ということでした。
なかには検査の数値がすごく悪いのに、ほとんど症状の無い人もいるそうです。
しかし病気なので、やはり早くに治療したほうがいいようです。
病気の原因は「体質」だそうです。

メルカゾールという薬を飲むのですが、副作用で「無顆粒球症」というのがあって、
喉が痛かったら、すぐに血液検査をしなくてはいけない、というのです。
ちょうど学校ではインフルエンザで隣のクラスが学級閉鎖をしています。
これからは、子供が喉が痛いと言っただけで大騒ぎになります。
やれやれ。

学校の先生にこの話をすると「うちの学校には他にもこの病気の生徒さんがいます」
ということでした。
そんなに珍しくはない病気のようです。
ちょうど体育は長距離走、無理な運動はしないように、ということなのですが・・・

バセドー病の目の専門医「オリンピア眼科」を受診しました
http://www.olympia.net/
東京の原宿にあります、全国から患者さんがくるようです。
初診は予約がなくてもすぐに診てくれる、ということでした。
ここの受付で書いた問診表には
まぶたが腫れる、目が充血する、などが書かれていました。
診察ではそんなに悪くはない、ということでしたが、MRIの予約をしました。

子どもが診察をしている間に、隣に座った人に話しかけられました。
彼女はもう2週間入院していて、あと1週間で退院できるそうです。
目の異常を感じて急患で来て、そのまま入院になったそうです。
もう少しで手術になるところだったそうです。
とても元気そうでしたが、毎日ステロイドの点滴と、目に注射をしていると言いました。
中には急に症状が悪化してしまう人もいるようです。

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