先日先生から、また例の薬を飲む、という話しがちらっと出たので
(今回は大丈夫でしたが)
以前に読んだことのある呼吸器内科の先生のブログを読んでみた。
http://pulmonary.exblog.jp/19917061/
最近はすっかり目が悪くなって、ついにメガネを作ったのですが、
老眼用です。
でも、仕事の時に、これだけだと困るので、遠近(乱視)両用も作りました。
慣れるまで、境目でクラッときますね、これ。
エサンブトールで、目が・・・というのはよく言われていますが、
この先生のブログによると、ある調査では、
5042人中、102人に障害が発生。
この数字を素人が見ると、そんなに多くないように思う。
さらに人間は、自分は悪い方のグループには入らない、と思いこむ習性があるから
なおさらだ。
頻度にすると、1000人中22.5人となる。
でもほとんどの人が改善して(たぶん薬をやめて)治らなかったのは
1000人中4.3人。
しかしこの結果は普通より沢山飲んだ(45㎎/日)も含まれているそうで、
普通の量(27.5㎎/日)では、
障害が出たのは1000人中19.5人で、改善しなかった人は、2,3人であった。
障害が出た人では、平均4.3ヶ月で改善する人が多かったようで、
改善するかどうかわかるのには、数ヶ月かかる、という事でした。
韓国の調査では、415人中、障害の出た人は3人、となっています。
くすりの量を減らすと、障害の人数も減るようですね。
http://pulmonary.exblog.jp/24185908/
でも、目に障害、というと失明を心配するものですが、
障害の内容は、視力低下、視野障害、色の識別の問題などで、
失明とは書かれていませんでしたから、
そんなに恐がることもないのかな、と。
でも、普通の薬よりは副作用の頻度は高いようなので、
薬局では、目の検査を1,2ヶ月おきにするように、と言います
(先生はそんなにしなさい、とは言わなかったけど)
そう言われて薬を飲んだら、すぐに「目が・・」と言ってくる患者さんがいる
とこの先生は書いていますが・・・。
障害が出るのは、薬を飲んで1月以上、平均では4ヶ月の前後2ヶ月、
2ヶ月目くらいから6ヶ月くらいまでが多い、ということのようです。
市販されている薬だと、個人の判断で飲んで、検査などもしないので、
こちらの副作用の方がはるかに深刻で、重篤です。
テレビなどで、楽しそうなコマーシャルなどは、
するべきではない、と思います。
医師の管理の下で飲む薬の方は、副作用についても詳しく説明されるので、
こちらの方が怖がられてしまいますが、
こちらの方が正直だ、と考えたらいいのではないでしょうか。
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