「たけしの家庭の医学」という番組で、
肺を丈夫にする、というタイトルだったのですが、
https://www.asahi.co.jp/hospital/onair/170808.html
内容は、誤嚥性肺炎を予防する、ということでした。
私は飲み物を飲んでいてむせることがよくあるので、録画しました。
日本人の死因第三位が肺炎と言われていますが、
肺炎で亡くなる、60代の半数、70代では7割が誤嚥性肺炎なのだそうです。
その誤嚥性肺炎を予防するには、飲み込む力が大事です。
飲み込む力をアップさせる物質「サブスタンスP」
http://www.houmonshika.org/oralcare/c90/
これを増やす方法が番組では紹介されていました。
その方法は簡単、唐辛子とコショウを食事に取り入れる、
辛いものを食べる、ということでした。
辛い食事が効果があるのか、番組で実験に参加した人は、
飲み込みが楽になった、と言っていました。
唐辛子に含まれるカプサイシンという成分が効くようです。
サブスタンスPとは、正常に食べ物を飲み込んだり、
咳をしたりできるように、神経に働きかける物質です。
この物質が低下すると、飲み込みや咳の反射が鈍くなってしまいます。
そうなると、気が付かないうちに、
口の中の雑菌を含んだ唾液などを気管に入れてしまうのです。
これを「不顕性誤嚥」と言って、これが日常的に起こってしまいます。
咳はしたくありませんが、この場合咳をしないと、
気管に異物が入ってしまいます。
このサブスタンスPは、認知症の予防にも大切な物質です。
アルツハイマーの原因物質であるβアミロイドタンパクを分解するのが、
この物質です。
サブスタンスPを増やすのはカプサイシンのほかに、
高血圧の治療薬のACE阻害剤があります。
私は血圧は低いので、これは飲めないな(笑)
あまり辛いものは好きではないのですが、
これからはお蕎麦にも唐辛子を入れたりして、
取り入れていきたいです。
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