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2014年8月26日火曜日

非結核性抗酸菌症、治療期間

私は3種類のスタンダードな薬を飲んで2年になります。
薬を飲むのは最低でも2年、とはじめに先生に言われていましたが、
呼吸器学会の2012年改定版の治療期間には
「治療期間をサポートする証拠はない」と書かれています。
日本とアメリカでは、排菌が陰性になってから1年間薬を飲む、
ということになっていましたが、これには証拠がないのだそうです。
日本の研究では、アメリカのガイドラインの2年を越えての長期治療によって
良い結果が出たというものがあるそうです。
最適な期間を設定するにはさらなる研究が必要だと書かれています。
ですから患者個別に判断することになると言います。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.kekkaku.gr.jp/english/pdf/vol88no1p29.pdf&prev=/search%3Fq%3D2-year%2Bnon-tuberculous%2Bmycobacteriosis%2Bdrug%2Badministration%2Bperiod%26start%3D20%26safe%3Dactive%26sa%3DN%26rlz%3D1C1LENN_enJP530JP531%26espv%3D2%26biw%3D1093%26bih%3D514

2011年のファイルには、先進国ではここ10年で患者が2倍に増えたことで、
この病気に関する関心が高まっていると書かれています。
私はMACなのですが、菌の種類によっても治療期間は違ってくるそうです。

2007年には、アメリカで、積極的な治療が推奨された。
患者の中には、治療をしなくても何年にもわたって現状を維持する人がいます。
そういう人は治療がさし迫って必要とは考えられず、経過観察で様子をみる、
というのが一般的な考え方でした。
しかし、病気が進行する、という証拠はあっても、悪化しない、という証拠は
どこにもないので、診断されたら治療をしましょう、ということになったそうです。
経過観察をしているうちに悪くなってしまった、ということをなくそう、ということです。

こちらのファイルには「スタンフォード感染症治療ガイド」という欧米の最先端治療の
書かれた感染症治療のバイブル的なものを、非結核性抗酸菌症にどのように
活用したらいいかが書かれています。
http://www.lifescience.co.jp/contents/tr1301.pdf
ここでは治療期間について、菌が陰性になってから1年で薬を飲むのをやめると、
多くの人が、半年から1年後にはさらに悪化し、再発する、と書かれています。
だから、より長期の治療継続が必要なのだそうです。
海外のサイトでも、2年、という期間が多くみられたので、
私自身も2年飲んだら、お薬おしまい!となるのかと思って、
2年目の来月をとても楽しみにしていたのですが・・・・・