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2014年8月27日水曜日

今使えるエボラ治療薬全て

地球上にある治療薬、治療法を全て書きます。10あります。

1、一つ目、富山化学の抗インフルエンザ薬「アビガン」(ファビピラビル)
は人間のエボラにも効くと科学者は言っている。
人での安全性は確認されている。
インフルエンザとエボラのウイルスは同じようなタイプであるという。
「アビガン」で治ったのは、フランス人、スペイン人。ドイツ人医師が治療中。

2、アメリカの製薬会社の開発したエボラ薬「ZMapp」はすでに6人が投与されている。
スペインの1人(75歳)は死亡、アメリカの2人は完全に回復している。
「ZMapp」は8匹の猿による実験までが確かめられている。
この薬は大量生産されていないし、在庫が尽きたので、
これから需要をまかなうには、数ヶ月かかるという。
アメリカのエボラの薬はタバコの葉から作られています。
今まだタバコの葉の種をまいているところです。
作り方はこちらに詳しく書かれています。
コメント欄には科学的な説明をしてる人がいますが、私にはさっぱりです。
http://www.ctvnews.ca/health/how-tobacco-plants-can-help-fight-ebola-1.2060492

3、WHOが大規模に検討している治療法は、
前回のパンデミックで実際に効果のあった治療法で、
治った患者の血液に含まれる抗体を、血漿の一部として取り出して患者に使用する
というもの。
この治療はスペイン、アメリカ国内などでも行われている。
現在アフリカで行われている治療は、隔離と水分補給のみ。
しかし、回復した患者からの輸血が、唯一、現地の希望になりつつある。
回復者は、抗体を持っているので、WHOの職員と共に医療活動や、
孤児になった子供たちの世話をしている。

4、アメリカで最初に亡くなったダンカンさんには、実験的に「brincidfovir」という抗ウイルス薬
が投与されたが、効果がなかった。
アメリカのカメラマンは、血清と一緒の治療が成功して退院している。
しかし、この抗ウイルス薬、もともとは骨髄移植をうけている患者のウイルス感染を
防ぐために開発された薬であった。天然痘にも有効かもしれないという。
人での安全性はすでに確認されている。
これも効果があるとして、FDAは臨床を承認した。しかしChimerix社は、
今すぐ使えます、と言っている。

5、中国は治療薬「JK-05」を数千回分を、すでにアフリカに送っている。

6、カナダの製薬会社が作った「TKM-エボラ」という薬。
この薬はウイルスの遺伝子コードに干渉し、病気の原因となるたんぱく質の生産を
中止させるというもの。
この薬は、エボラにかかって回復した人の血液から作られた
回復期血清と呼ばれるもので作られている。
FDAは部分的に承認した。

7.BCX4430、黄熱病の薬、バイオクリスト社。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.biocryst.com/bcx_4430&prev=/search%3Fq%3Dbcx4430%26safe%3Dactive%26biw%3D1093%26bih%3D514

8.Ssreptaという会社の作ったAVI-7537
猿での実験は済んでいるが、人での臨床はされていない。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://bostinno.streetwise.co/2014/08/06/sareptas-avi-7537-hope-for-an-ebola-cure-is-rekindled-in-cambridge/&prev=/search%3Fq%3Davi-7537%26safe%3Dactive%26biw%3D1093%26bih%3D514

9、スタチンがエボラの治療に役立つと言われています。
スタチンは肝臓で、コレステロール値をの生成を減少させることにより、
血中コレステロールのレベルを減少させる。
スタチンは抗炎症作用を現して、暴走した患者の免疫を元に戻す作用があるという。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.livescience.com/48275-statins-treat-ebola.html&prev=search

10、ナイジェリアで回復した医師が、実践した治療法。
1日5リットルの水分(水、塩、砂糖、ポカリスエットのようなもの)を
5,6日飲み続ける。喉が痛くて、具合も悪く飲める状態では無かったと言うが、
それでも飲まなければ、と飲み続けたという。
これが実践されれば、死者は半分に出来る、という医師もいる。
現地での治療は、水分の点滴とビタミンなどの対処療法のみです。
日本でも同じ状態になることが予想されます。

アメリカではこのうち、1,2,4,6が承認されているので、普通の病院で使えます。
日本で使えるのは1だけ。
モーニングバードという番組では「このウイルスはとても変異が早いので、今のウイルスに
アビガンが効くかどうかはわからない」と専門家が言っていた。

空気感染が話題になりますが、アメリカCDCでは、治療に当たるスタッフには、
鳥インフルエンザと同じ防護服を着るように、という手順を病院に配布しています。
N95のマスクか、空気清浄装置がついていて、気圧によって病室の空気が
中に入ってこないものです。
CDCのホームページに書かれています。

しかし治療薬より、ワクチンの方が臨床、増産体制ともに充実している。
しかしワクチンはもうパンデミックに間に合わないとも言われている。
材料があって安全が確認されていてすぐに増産できる治療薬は、
アビガンと血清だけのようです。
そして一番確実なのは、血清での治療です。この治療では、
血液なので、B型肝炎、エイズがないことが確認される必要があります。
日本にはエボラから回復した人、エボラサバイバーがいないので、出来ません。

関連記事:エボラ検査キットが開発、たった15分で
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_22.html
関連記事:エボラワクチン、カナダとロシアがすでに用意している
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_12.html
関連記事:エボラ患者の触ったものから感染する
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_17.html