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2015年2月10日火曜日

脂肪肝の原因は砂糖

砂糖の害は数々あれど、肝臓を悪くする、というのは知りませんでした。
脂肪肝と言えば、お酒、と思うのですが、実は甘い物の食べすぎでなるのです。
これを「非アルコール性脂肪肝疾患」といいNAFLDと言います。
日本ではあまり知られていません。
これは、肝臓で慢性的に炎症がおきている状態で、
放置すると、肝硬変になってしまい、
この肝硬変では、なんと5年以内に5人にひとりは亡くなってしまうといいます。
http://www.kitasato-u.ac.jp/hokken-hp/section/soc/nash.html

この「非アルコール性脂肪肝疾患」になるリスクを高めるのは、普通の間食、
というオランダの研究があります。
3回の食事を沢山食べるより、ちょこちょこ間食をとる方が、
ずっと肝臓を悪くするといいます。
http://www.foodmanufacture.co.uk/Ingredients/Liver-disease-linked-to-snacking

女性ホルモンが肝臓を守っているため、40代以降の女性は要注意。
脂肪肝の人は3人に1人、とても多いのです。
以前放送されたNHKの「あさイチ」で紹介された内容です。
http://hakuraidou.com/blog/?p=19971

脂肪肝は、肝硬変、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞の原因になります。
NAFLDの患者の200人に1人が肝臓がんになったという報告があります。
脂肪肝の予防には、たんぱく質をとる、野菜を食べる、などの
食生活の改善が必要です。
もちろん甘い物を食べることも控えましょう。
(果物の甘さは害をなさないとされています)
摂取した分を、運動で消費していれば、問題はないので、運動も大切です。

しかし砂糖には、覚せい剤並みの中毒性があるとされています。
甘い物はなかなかやめられない、という人が多いことでも理解できます。
これは砂糖が、脳で大量のドーパミンという物質を出すことによっておこります。

砂糖の害、で検索して出てきたマンガが面白かったので、ここに貼っておきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tffxq722/55122405.html
ここに書かれている、砂糖の害の中に、
腸内の環境を悪くする、というのも私は知りませんでした。
腸の中の大事な菌を殺してしまうというのです。
人の免疫は、この腸内の細菌たちが作っているものなので、
これは大変、砂糖が全ての病気の原因になる、というのもうなずけます。

このマンガにも描かれていますが、
砂糖を扱っている企業も多いので、これらの害はテレビで放送されることは
全く期待できません。
自衛あるのみです。

砂糖の過剰摂取によって、細胞が壊れやすくなるといいます。
これが老化の加速や、病状の悪化につながるのです。
いろいろな害の中で、私が一番怖い、と思ったのが、
細菌感染に対する防御機能を低下させる、というものです。
私は非結核性抗酸菌症という病気なので、甘い物はやめないといけませんね。

こちらには、砂糖の害が143個書かれています。
ほとんどの病気が網羅されていると言ってもいくらいです。
そして最後の方には、この記事のもとになった研究や掲載されたものが書かれています。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://nancyappleton.com/141-reasons-sugar-ruins-your-health/&prev=search
甘い物は極力やめましょう。

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