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2015年2月21日土曜日

呼吸と足の筋肉の関係

足の筋肉が呼吸を助ける、なんて以外ですよね。
しかし、アメリカの医大の呼吸器専門の組織ACCPのガイドラインでも、
足の筋力強化は、呼吸のリハビリに欠かせない要素とされています。
https://www.facebook.com/159325230887718/
photos/a.160787887408119.36139.159325230887718/285805051573068/

足の筋肉の量と質、機能の向上は、呼吸困難を変えることができるようです。
腸腰筋(ちょうようきん)(インナーマッスルと呼ばれるもので、手では触れない)
は股関節を動かす時に使う筋肉だが、この一部の大腰筋は直接横隔膜と
連結している。(横隔膜は息を吸い込む時に必要な筋肉)
安静時の呼吸では、横隔膜は上下に2cm伸び縮みし、運動時には10cm動く。

また腹斜筋は腰の横あたりにある筋肉ですが。
この筋肉が硬くなったり縮んだりすると、おなかが押される感じになり、
横隔膜が押し上げられるようになります。
すると肋骨が下がって肺が圧迫されて、呼吸に影響を与えます。
この肋骨が骨なのに、呼吸に関わっているそうです。
腹斜筋は下位肋骨を間において、肋間筋と連結しています。

肋骨(ろっこつ)と肋骨の間にある、肋間筋が凝ると呼吸が浅くなってしまうそうです。
こちらはダイエットの内容なのですが、この筋肉をお風呂でマッサージする
方法が書かれています。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20120824/132844/?P=2&rt=nocnt
筋肉のストレッチだけで、呼吸が改善させられないこともあります。

咳をする時に使う筋肉は腹筋ですが、
呼吸器患者の多くは、おなかの筋肉が硬い、つまり凝っているといいます。
さて、たくさんの筋肉が関わっていることがわかったのですが、
肺の周囲の筋肉以外で、呼吸を楽にする、という研究はまだまだ少ないようです。

筋肉は生きるためのエネルギーグリコーゲンを蓄える場所だという点でも重要です。
グリコーゲンは肝臓に2割、筋肉に8割が貯蔵されています。
グリコーゲンについてはこちらに詳しく書かれています。
http://www.know-dt.com/SuppleARC/nutri/005_glycogen.html
注意したいのは、肝臓の方だそうです。
肝臓の方がなくなってしまうと、筋肉に蓄えられていても、
運動能力が低下してしまうのです。
肝臓のグリコーゲンは8時間程度で空になってしまうそうなので、
しっかり食事をしたいものです。

私が考えた、座ったままで、足の筋肉を鍛えられる方法です。
足の下にフェイスタオルを置いて、タオルの幅に足を開いて乗せます。
そのままひざを開いたり閉じたりします。
結構はじめは疲れます、少しずつ回数を増やしましょう。

関連記事:脂肪肝の原因は砂糖
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/02/blog-post_10.html

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