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2016年9月14日水曜日

魚のあら煮

スーパーの鮮魚売り場に隅にブリのあらを売っています。
20cmくらいのパックにいっぱいで100円。
あらとは身以外の部分のことだといいますが、
もちろん身も付いています。
切り身2枚分くらいはあると思うのですが、
これが夕方半額で50円なるのです。
家計にやさしい、だけではないのでわざわざここでお勧めします。

これは煮て食べます。
ちゃんとした作り方はこちらに。
http://temaeitamae.jp/top/t8/Japanese.food.3/092.html
簡単に言うと、さっと水で洗って、鍋にしょうゆと砂糖を入れて煮る。
これだけです。

なにがいいって、冷蔵庫に入れて、翌朝。
煮汁がゼリーになっています。
つまりコラーゲンが魚の皮や骨から溶け出ているんです。
激安の夜のおかずになった次は、コラーゲンでお肌ツルツル、骨元気です。
にこごり、という料理な日本古来のものですから、
日本人の智恵はやはりすばらしい。

市販のコラーゲンやゼリーは、豚が原料のこともありますが、
魚のコラーゲンは海洋性といって、こちらの方が低温でも効率よく摂取できるそうで、
体温の低い人はこちらの方がいいようです。
コラーゲンのほかにも、コンドロイチンなども摂れるようです。

魚のあらを売り場で見た60代くらいのおばさんが、
まあ、気持ち悪い、なんて言っていましたが、
この年でちゃんと料理できないなんて・・・・

ここで私が知りたいのは、肺の中にはコラーゲンが存在するのですが、
これがどのような役割を果たしているのかなのです。
難しいレポートにしかそのようなことが書かれていないので、
なかなかわかりません。
子どもは体内に、大人の数倍のコラーゲンを持っていますが、
肺のコラーゲンも、おとなの10倍ほど持っているそうです。
やはり肺の柔軟性に関係してくるのでしょうか。

こちらのレポートには肺疾患と肺コラーゲンの関係が書かれているようです。
https://www.jci.org/articles/view/107961/version/1/pdf/render
マウスの右クリックでは翻訳できないので、
全部翻訳サイトに貼り付けないと読めません。
さらに実験方法が生生しくて怖い。
コラーゲンはたんぱく質なのですが、エラスチンもたんぱく質で、
肌の弾力を保つのに重要ということで、こちらも肺に含まれていて、
これも大事な成分のようです。

お肌ツルツルなんて気にしない、という人でも、
医師は顔色だけでなく肌の状態も見ているようです、こちらに書かれています。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/111700008/041500049/?rt=nocnt
なにしろ、髪や肌なんて人体にはそんなに重要ではないので、
最後に栄養が行くようです、お肌艶々は元気の印ということです。

さて、魚のあらを食べたくなったでしょ(笑)
高い健康食品ではなくても、スーパーのお菓子の材料売り場にあるゼリーの素。
これでお安くコラーゲンを毎日とりましょう。
100円くらいのカップに入ったゼリーにはコラーゲンは入っていませんよ。
増粘多糖類など、原料が海草などの添加物でできています。

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