Translate

2016年9月30日金曜日

ゴミを有料化すると

ゴミの量を減らすため、とゴミを出す人の責任で負担をする、
という名目でゴミを有料化した所に住んでいました。
有料化とは、ゴミ袋を有料にし、
このゴミ袋に入っていないゴミは収集しない、というものです。
さらに、ゴミは各家の前に出します。
誰が出したゴミかがこれでよくわかり、無責任に捨てられなくなります。
ところが、人の家の前にこそっと捨てていく人は珍しくないようです。
こういう人は捨ててからあたりをキョロキョロ見たりします。

そしてゴミの分別も細かくして、紙やプラスチックはリサイクルするために
スーパーの袋に入れて、これは無料で集めます。

そうしたら、確かにゴミは減った、とここには書かれています。
http://www2u.biglobe.ne.jp/GOMIKAN/sun2/sun28e.htm

しかし、こういう地域では、コンビニの前にゴミ箱がありません。
ゴミ箱はレジの横に置いてありました。
そうなんです、家庭のゴミを、コンビニに捨てにくる人が多いのです。
ここに捨てれば、高いゴミの袋を買わなくて済みます。
また、駅のゴミ箱はいつでもいっぱいです。
ここも家庭ゴミの捨て場所になります。
ゴミの袋は、え?っと思うほど高いのです。
大きい袋ほど高くなります。
40ℓのゴミ袋が一番大きいようです、これが10枚で800円。
普通のゴミ袋が45ℓ50枚で500円くらいですから。
本当に高いです。
ゴミ袋数種類買うと数千円になってしまうのですから。

こんな費用を払うなら、ゴミを出さないようにしよう。
と思ってもゴミは出るものです。

さらに困るのが、燃えないゴミの収集が月に1回しかなかったりします。
そうすると不法投棄が増えますよね。
裏の畑にはテレビまでが捨ててありました。

前に住んでいた23区のある区では、
燃えるゴミの日に、大きい袋にプラスチックでも本も生ゴミも、なんでも入れて
集積所に出しておけば無料で持っていってくれました。
袋はスーパーの袋でも、スーパーで売っているものでもOK.
すごく楽でした。
分別なんてなにもしていませんでしたから。
逆にこんなにゆるいと、大丈夫かな、とも思いますよね。

横浜市が一番きびしいかもしれません。
傘を捨てるのに、骨と布と持ち手を素材別に全てばらばらにして、
骨は金属の日、布は布の日、持ち手はその素材の日、という具合だそうです。

制度を厳しくすると、それを逃れようとする人がでるのは、当然の成り行きなのですが、
真面目に取り組む人が多ければ、良い効果が出るのでしょう。

0 件のコメント: