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2013年5月2日木曜日

AEDがなくても、心臓マッサージをビージーズの曲に合わせて

なんと、あの名曲が人を救う、という話だ
それは、ビージーズ、サタディーナイトフィーバーの大ヒット曲
「Stayin' alive」ステインアライブ
和訳は「俺たちは生きている」となる

うちの町会の会館にも数年前からAEDが整備されているが
今まで一度も使われたことはない
老人が多い町会なのだが、使われないことはいいことでもある

しかし、価格を調べて驚いた、補助があったとしても
25~35万円とは、なんと高価な物を買ったのだろう
AEDについての詳しい記事です
http://aedaid.livedoor.biz/archives/50958086.html

これに対して、イギリス心臓財団では
心臓マッサージの普及を、テレビコマーシャルで行っている
お金も、機器もいらないので、どこでも、だれでもできる
一番いい方法だという
心臓マッサージの方法を、アプリで指導してくれる、というものもある
日本語版があるのかはわかりません、ごめんなさい

このコマーシャルが面白い、動画あります、英語ですが
http://www.gizmodo.co.uk/2012/01/the-bee-gees-stayin-alive-is-the-perfect-song-to-do-cpr-to-says-ard-man-vinnie-jones/

ギャングが主役を務めるこの動画
まず、子分が心停止の患者を作ってくる
「できたてほやほやだ」
これには、ビージーズの「ステイン アライブ」(Stayin' alive)
という曲がピッタリだと言って、ラジカセから曲を流す
その前に、救急車を呼んでおこう
この曲は、1分間に103回のビートを刻む
これが心臓蘇生にピッタリなのだ
この曲に合わせて、心臓の上に重ねて置いた手をプッシュする
というものだ

医療ドラマでは、男の若い医師が汗まみれになってやっていた
しかし、老人だと、肋骨が折れてしまうこともあるらしい
心臓が止まるのと、どっちが大事か、ということなのだが

発作は、いつ、どこで起こるかわからない
誰でも命を救えるこの方法を
こんなユーモアを交えてCMにするイギリス人は素晴らしい
このユーモアを理解して笑える国民性がうらやましい
日本なら絶対クレームが来るだろう

日本は高価な機械を買って、お金を使って、なんとかしよう、という考えを改めるべきだと思う
最近は公的施設のどこにでも、この数十万円のAEDが置いてある
当然購入費用は税金だ
団地の集会場でさえおいてある
使用された回数を検証することなどしないのだろうが
ほとんど使われたことはないだろう
こんなに借金まみれの日本なのに
私は子供には「お金をつかうのではなく、頭を使え」
といつも言っている

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