アメリカでは、労働者の45%もの人が、職場でのいじめを経験している、
という調査結果があります。
http://www.huffingtonpost.com/dr-michelle-callahan/work-bullies_b_833977.html
女性同士のイジメでは、職場の中の弱そうな女性がターゲットになります。
ではなぜ、一部の人はそのようなイジメをするのでしょうか?
・イジメをする人は、自分がパワフルである、という感覚を楽しんでいます。
それは、特に自分を守るために立ち上がることのない女性が相手である場合に
顕著です。
女性は、大きな対立がなくても、攻撃することがよくあります。
男性はしませんが、女性は仲間を見捨てる、という悪い習性があります。
・イジメをする人は、他の人が成功する可能性を恐れているのです。
あなたが、優秀で抜きん出て成功するのを止めることと、
自分の無能さが露見するのを阻止するためにイジメをします。
・イジメをする人は、完璧主義者であったり、重箱の隅をつつくような
性格であったりする上に、自分の能力や技術が優れていると思っていることが
あります。
・イジメをする人は、少ない人員で、沢山の仕事を課されたり、
高度な仕事を要求されるなどのストレスやプレッシャーの影響がある
ことがある。
・イジメをする人には、精神的な病気や、人格障害などの可能性がある。
ではそのような人からイジメがあったとき、どうしたら良いのでしょうか。
心理学者ドクターミッシェルからの提案です。
1.感情的にしない
イジメをする人は、あなたが感情的になると喜びます。
静かに、道理をわきまえた態度をみんなに見せるようにします。
2.自分を責めないでください
これはでっち上げだったり、嘘を言いふらされたり、陥れられたりしている、
という事実を自分でしっかり認識してください。
これはイジメている人が作りあげたことで、あなた自身ではないのです。
自信をなくしたり、自分が無能だと思ったりしないでください。
奴らは、あなたの心をもてあそぶゲームをしています。
本当のあなたはこんなことを言われるような人ではないのです。
3.あなたにできる最高の仕事をしてください
あなたがいつも遅刻をしていたり、昼休みを長くとっていたりすると、
あなたが悪い、と言われてもしかたがない、と思われてしまいます。
4.自分の周りに、自分の応援団をつくりましょう
あなたを従属させるようないじめがはびこらないように、
仕事仲間の人間関係を構築しましょう。
それはあなたをサポートし、あなたや仲間がイジメられるのを防ぎます。
5.イジメの全てに記録を残す
メールや通話記録を残しておきましょう。
(自分のパソコンの記録や、メモは職場に置いておいてはいけません)
いつ、誰が、どこで、何をした、かです。
イジメがエスカレートした時に、人事部にこれを提出する必要があるからです。
6.助けを求める
経験豊富な友人、専門的な相談機関、カウンセラーなどに相談しましょう。
職場のイジメの専門家に助けを求めます。
法的な支援も視野にいれましょう。
人事部の相談部署の支援を頼みましょう。
(日本はまだここは不十分だと思われます)
7.カウンセリングをうけます
イジメで、精神的なダメージをうけていると思われます。
自分を大事にして、専門家に診てもらいましょう。
(欧米のようにカウンセリングが一般てきではない日本では難しいかも。
なにか自分が癒されるものを用意してください。
職場を忘れて、心が休まるものを見つけてください。)
8.体調をよくするために、できることをしましょう。
健康的なものを食べて、運動をして、夜よく眠れるようにしましょう。
狂った職場から、自分の健康を守るために行動しましょう。
9.イジメ対策について勉強しましょう
イジメられた時にあなたにできることを、全て調べ上げましょう。
会社の方針、労働法、相談窓口から全てです。
これらはあなたの助けになるかもしれません。
10.イジメをしている人が変わる、ということは期待しないでください
人間の行動を変化させることは困難で、時間がかかります。
イジメテいる人は、自分が問題を抱えている、ということを理解できません。
あなたの環境を改善するのは、会社の責任です。
最悪のシナリオでは、あなたは、虐めている人と、長期にわたって
闘わなくてはならないかもしれません。
ここには書かれていませんが、
日本人なら、まず「辞める」という選択肢がうかぶはずです。
精神を病む前にやめる、というのは大事です。
カナダのサイトには「報復はしなでください」と書かれています。
あなたの上司は、あなたが加害者だと思ってしまい、混乱するからです。
上司からのイジメでなければ、上司に相談できますが、期待はしてはいけません。
上司に言う場合は、手紙を書いて、読んだら返してもらうといいと思います。
私はそうしました、うまく話せないかもしれないからです。
泣いたり、怒ったりしてはマイナスです。
それに、あなたに都合の悪いような、誘導尋問をされたらおしまいです。
上司は、あなたが悪い、という方向に持っていきたがるからです。
夜書いた手紙は朝、もう一度読み直してみましょう、きっと書き直すことになります。
私は、上司がいい人だったので、
手紙を渡したら、ちょっと話をしましょう、と別の場所で時間をとってもらえました。
それで、配置転換を考慮してもらえました。
友人に話す場合も、冷静に事実を言って「とても嫌だった」「悲しかった」
などと言いましょう。
友人を味方につけるには、冷静に話さなければ、ドン引きされてしまいます。
意地悪をしている人の悪口は絶対に言ってはいけません。
友人には何かをお願いするのではなく、相手の出方をみましょう。
ひょっとしたら、あなたが悪い、と言ってくる可能性もあります。
そういわれたら「そうだね」と言ってこの人にこの話はもうできません。
「大変だね」と言いつつ、イジメられてる人とは関わりあいになりたくない、
という人も多いです。
私の場合は、意地悪ババアと腰ぎんちゃく男以外はみんないい人でした。
本人には、直接何かを言ってはいけません。
「そんなことしていない」と言うに決まっています。
ケンカになって、それを誰かに見られたら、
後でどんな言いがかりをつけられるかわかりません。
イジメをするような人の中には、人格障害という精神病の患者がいます。
この病気はちゃんと社会生活が送れるので、精神病とわからないことが多いのです。
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