なぜ何もしないのかというと、する必要、義務がないからです。
またイジメている人が、職場に長くいる、立場が上であることが多いので、
こっちを残した方がいい、と判断されます。
私が働いていた店の店長は、
「店に長くいる人には、私も教えてもらうことも多いからこの人は大事だ」と、言います。
イジメをしている人の行為については何も言いませんでした。
この店はこの人達がやめたら困るからです。
この店長はとてもいい人です。
中には、こんな相談は聞いてもくれない、という店長もいるとのこと。
しかし責任者は必ずイジメられている人を非難します。
イジメられている人との会話の中から、あなたに非があるという事を探し出して、
「ほら、あなたがそんなことしたから、あなたが悪い」
と原因を、イジメられている人の中だけに探し出す努力します。
本来なら、イジメをしてくる人の問題について話し合うべきなのですが、
良心がある責任者ほど、自分が責められているようなストレスを感じるので、
「僕がこんな思いをするのは、こんな相談をする君のせいだ」
と感じます。
そしてイジメられている人は、責任者の言うことに、心当たりがあると、
「やはり私が悪かったのだ」と思ってしまうのですが、
絶対に意地悪をしてくるような人が異常なのです。
自分を責めてはいけません。
パワハラには、配置転換が有効、と書かれているサイトです。
https://www.tempstaff.co.jp/magazine/manage/vol4.html
というか、それしか対策はないのです。
なぜ配置転換なのか。
それは、人の行動を変えさせるのは困難で、
イジメをやめさせることが難しいからです。
また人格障害であれば、治療の効果があまりないからです。
心理学者によると、イジメをしてくる人の中には、
精神疾患があったり、人格障害を持った人が含まれるそうです。
人格障害の症状と、職場イジメの相談内容はまったく同じです。
人格障害の特徴はこちらに書きました。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html
職場いじめ相談の内容はこちらに
http://www.labornetjp.org/news/2014/1414384691625staff01
人格障害は精神疾患で治療が必要な精神病です。
店長は、あなた以外の人にはイジメなどはしていないから、彼らは普通だ、
と言いますが、これは間違いです。
家で子どもを虐待している親が、外でいい人なのはよくあることです。
またDV男や、家でモラハラをしている人の特徴は、外ではいい人、ということです。
職場イジメも全く同じで、虐められている人だけにつらく当たるのです。
当然ほかの人の前では普通にいい人だったりします。
子どもの虐待をしている親は、今の日本では犯罪者扱いです。
心に闇があって、誰にもわからないと思って、子どもを虐めてストレスを発散しています。
ですから、職場イジメをしている人も全く同じ。
ひとりでもイジメていれば、立派な精神病患者です。
でも、上司にイジメている人の事を悪く言ってはいけません。
クズを雇っている人は、クズのボスなのです。
あなたの部下はクズだ、と言ってしまうことになります(事実ですが)。
この上司はこれからも、このクズ達と一緒に仕事をしていくことになります。
職場の責任者には、これらの問題に対応する義務はありません。
職場イジメを罰する規定のある会社なんて日本にはありません。
それは、職場イジメを規制する法律がないからです。
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_13.html
しかし私が働いていた会社のホームページには、この会社の尊守基本方針として
こう書かれています「従業員の人格、人権を尊重します」
これを読んだら、声を出して笑ってしまいました。
社会的制裁すらないので、職場のイジメは増加の一途をたどっています。
国会議員が法律を作らないので、厚労省は何もできません。
国会議員は企業から献金をもらっているので、
働く人を守る法律なんて作ろうとしません。
ですから、上司に期待することは無駄だ、とほとんどの人は悟ります。
しかし責任者を無能呼ばわりしては、かわいそうだ、と思います。
彼もまた意地悪な人の犠牲者だからです。
だから上司はあなたを犠牲にして、
一生懸命自分と職場を守ろうとするのです。
そして何事もなかったように職場が続くことを願ってこのようにしています。
それだけのことです。
あなたがもし、ある店の店長だったとしましょう。
店員同士のいざこざがあった場合、
どちらが嘘を言っているのかわからない状態です。
会社にはマニュアルは無いし、
相談部署では、上司のセクハラや、損害賠償などの対応しかしません。
どちらかに辞めてもらうのが一番いい方法だと思いませんか?
関連記事:職場いじめに対処する10の方法
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_57.html
関連記事:職場いじめ、最高の復讐
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/04/blog-post_17.html
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