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2015年12月7日月曜日

スポーツ吹き矢ってなんだ

お腹の筋肉を意識して動かしながら息を吐くようにすると、
肺の下の方にある横隔膜を鍛えることができて、
この筋肉が呼吸を助けてくれます。

インナーマッスルを鍛えて、呼吸機能が向上する「スポーツ吹き矢」が
紹介されているサイトです。
http://pastel.website/syujii-sportsfukiya
テレビ番組、主治医が見つかる診療所で紹介されたました。
吹き矢のセットは1万円くらいだそうです。
このサイトには自分で似たようなセットを作る方法が書かれています。

またこちらには簡単にできる呼吸筋を鍛える方法がいくつか書かれています。
http://comedical.blog23.fc2.com/blog-entry-537.html
ビンに水を入れて、ストローを入れ、口をすぼめてゆっくりと息を吐く。
この時、おなかの筋肉(横隔膜)を使います。
これを1回5分、1日2,3回行うそうです。
子どもが小さい時よくやっていました、楽しそうでしたよ。

こちらはカラオケが上達するために、横隔膜を鍛える、というサイトです。
趣旨は違うのですが、鍛える筋肉は同じなので、いいと思います。
http://healthil.jp/10373
犬が暑い時に、ハッハと息をする、あれです。
一回ごとに、お腹の筋肉でおなかを押しながら息を吐き出します。
1回15~60秒、1日2~5回行う。
(と書かれていますが、15秒でもきついてす、はじめは5秒からでいいと思います)

横隔膜は姿勢を保つためにも重要なので、ダイエットのサイトにも、
横隔膜を鍛える方法が書かれています。
http://start-diet.com/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%A8%E3%81%8A%E8%85%B9%E3%82%92%E5%87%B9%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/
複式呼吸をドローインというそうです。
ドローインにもいろいろなやり方があるそうで、ここでは7つ紹介されています。
ドローインでは深い呼吸が出来るので、これだけでも効果があるそうです。
やはり意識的にお腹の筋肉を動かすことです。
座ったままできる簡単なドローインがあります。
両手を上に上げて、手のひらを合わせます。
背筋を伸ばした姿勢で、お腹が背中にくっつくようなイメージで息を吐きます。
このまま20秒ほどキープ(20秒はきついです、5秒くらいからはじめましょう)
慣れてきたら回数を増やします。
これをやると、上半身が熱くなります。

腹筋を鍛えるといえば、よくテレビショッピングで見るのが、
電気の刺激で腹筋を鍛えるという商品、楽に鍛えるなんて夢のようです。
最近は有名スポーツ選手のコマーシャルもやっています。
これについての安全性を、消費者庁がファイルに書いています。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20020924.pdf
ヨーロッパではリハビリなどに実際に使われてきたそうです。
しかし日本では、トレーニングやダイエットが目的となっていて、個人で使用されています。
そのため、怪我をした、という情報が48件よせられているそうです。
怪我の内容は、水ぶくれ、やけど、かぶれる、あざができる、
などの特に腹部の皮膚障害が多かった。
筋肉に炎症がおきた例もあった。
たった1回の使用で怪我をした人もいた。
ここの調査では4つの商品が対象になった(4つとも輸入品)
(どうして商品名を公表しないのでしょう、これでは消費者を守れませんよね)

これを使用した結果、筋肉には筋肉細胞の破壊がみられた。
筋肉は、増強される時には、筋トレでも筋肉の破壊から再生をするものだという。
しかし電気による刺激による負荷は大きいし、
筋肉再生には個人差があるので、注意して使うように、
と書かれています。

火傷の原因は、パットが均一に皮膚に触れていないことがトラブルに
つながっているようだ。
狭い箇所に刺激が集中することで、そこに沢山電流が流れてやけどをする。
また心疾患のある人は使えない。
ペースメーカーに影響を与えることも知られている。
胸にとりつけることはできません。
アメリカでは、これらの装置は、専門家の指示でリハビリなどに使われるので、
これらの装置にはいろいろな規制もあり、安全が確保されているようです。

そして筋肉への効果はどうなんでしょう。
これらの器具の使用で、筋肉痛がおきていた、これは血液検査などから
筋肉の破壊と炎症がおきていることが確認された。
その後筋肉が再生されると、マッチョになるわけです。
同じような負荷がかかる実験をしたところ、
電気の方が、筋トレより、より多くの負荷がかかることがわかった。
はじめは短時間から使うようにしたほうが安全です。
ちょっと問題はありますが、確かに筋トレ効果はあるようです。
のんびりソファーに座っていても筋肉に効果があるということのようです。
使用には十分な注意が必要ですが・・・

関連記事:呼吸と足の筋肉の関係
(呼吸に必要なのは、胸の筋肉だけではありません)
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/02/blog-post_23.html
関連記事:呼吸運動に関連する筋肉
http://unyunenemama.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html

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