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2017年4月7日金曜日

食品の砂糖を減らす取り組み

砂糖の摂り過ぎは糖尿病を引き起こします。
糖尿病は、別名「血管病」と言われるそうです。
血中の糖分が、ベタベタと血管の壁に張り付くのだそうです。
この表現、すごく怖い。
学校でこういう話しを教えて、甘い物を控えるように教育したら、
糖尿病患者は減ることでしょう。
糖尿病の患者は、体中の血管がボロボロなので、普通に点滴のできる
血管を見つけるのが大変だそうです。
そして血管が硬いので、点滴後の出血がなかなか止まりません。
さらに血管が詰まりやすいので、動脈硬化と同じ状態で
常に脳梗塞などが心配されます。

カルピスがこんな乳酸菌をサプリで売り出しています。
血管の柔軟性を守るそうです。
http://calpis-kenko.jp/nenreipepuchido/kekkan-sinayaka01/?cid=DSG03
ボロボロになる前なら効果があるようです。

炭酸ジュース1缶には、砂糖が40グラム入っているそうです。
https://www.ishamachi.com/?p=1116
WHOは1日に摂ってもいい砂糖の量を25g(小さじ6杯)
と言っています。甘い飲み物やめましょう。
イギリス、リバプール大学の教授は「砂糖は新たなたばこ」と言っています。
つまり中毒になり害がある、ということです。
https://news.liverpool.ac.uk/2014/01/09/sugar-is-the-new-tobacco-says-expert/

この大学では、日常的に消費する食品とドリンクの砂糖の量を減らす
キャンペーンを後援しています。名前は「Action on suger」
以前、塩分を減らすキャンペーンは成功をしていて、
スーパーの食品の塩分を20~40%減らし、個人が摂取する塩分を15%
減らしました。
砂糖もまた、3~5年以内に20~30%減らすことを目標としている。

この教授は言います
「利益のために人々が不健康になることを省みない企業が提供する
甘い飲み物とジャンクフードが、なんの疑いも持たない親によって
子ども達に食べさせられている」と言っています。

昨日子どもが「このペットボトル甘くないんだよ」と言って紅茶を飲んでいます。
日頃、私が甘い物を飲まないように言っているので、
こうアピールしてきました。
確かにボトルには「甘くない」と書かれていて、
飲んでも甘さを感じないようです。
しかしペットボトルの表示には「砂糖」の文字、砂糖は入っています。
子どもは甘くないと言う文字を、頭の中で砂糖が入っていないに変換していました。
また、色のついていない水にような液体の入ったペットボトルがあります。
水と同じ場所に置いて売られていることが多いのです。
しかし、これも飲んでみると甘いのです、
視覚的に甘くないような気がしてしまって、これも良く売れています。
先ほどの、教授の言葉どおりです、すっかり騙されてしまいます。

日本の政府も、飲料メーカーの利益が大事なのでしょうか。
経済がどんなに良くなっても、医療費が増大してしまっては
なんにもならないでしょう。
先ほどの大学の教授は、砂糖の規制をしないと、糖尿病の治療費は30年ほどで
10倍になるだろう、と言っています。
糖尿病はあらゆる病気を引き起こしますからね。
なにしろ日本人の失明原因の1位が糖尿病です。

子どもたちのペットボトルの飲み方を見ていると、
これから糖尿病患者は激増すると思われます。
優秀な医師は、癌と糖尿病のほうに行ってしまう、
とどこかに書かれていました。

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