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2013年12月11日水曜日

2014年にうちの子の学校でタブレット導入、でトラブル続発

学校の先生に聞いてきましたよ、ICT授業だっけ
はじめはひとり1台の予定でしたが
予算不足で、1班(3~4人)に1台ということになりそうです
何から何まで学校まかせで、学校はお手上げ状態だとのこと
自治体からは、導入します、後はよろしくって・・・・
テレビで見た国立中学では、ICT支援員という人が学校に3人て
「この人達がいなかったら、ICT授業はできません」と副校長が言い切っていましたが
うちの学校、というより、うちの自治体では、そんな人を雇う予定は全くありません

ICT支援員が、授業で使うソフトを選び
授業の用意から、パソコンのメンテナンスまで行うとのこと
この人達がいなかったら、それは誰がするのでしょう?
当然先生ですよねえ

すでに実験校では、ひとり1台で導入されていますが
トラブル続きで、ぜんぜんタブレットが生かせていないということです
まず、タブレットの操作の説明で3時間
え?そんなに?だってウインドウズ8でしょ
うちの子はお年玉でipod-touchを自分で買って、使いこなしてますし
ワードの検定に合格していますので
この3時間はお昼寝ですね
中には操作に不慣れな生徒もいて、とにかく時間がかかるのだそうです
それから、やってはいけない事の説明が大変です

おまけに、このパソコンを全部ネットにつなぐそうなのですが
いくつかの教室で使うと、重くなって、遂にはフリーズ(止まる)するそうです
そんなトラブルがあるたびに、先生は「ちょっと待って」
と言って学校を駆け回るのだそうです
タブレットにはある程度の規制がかかっているので
youtubeは見られないようですが、好きなサイトを見られる状態です
先生のパソコンから各生徒の画面をチェックできるそうですが
子供を指定して、開けてみないとわからないので
常にチェックできるわけではありません
当然生徒は本当にyoutubeが見られないのか、試してみることでしょう

タブレットの充電のために各教室に充電ができるようにコンセントやらを
用意するらしいのですが
私が「一度に40台充電すると学校のブレーカーが落ちるらしいんですが」
と聞くと、先生は「そうなんですよ」
と言ったところで、違う話になってしまい、ここらへんは
よくわかりませんでしたが、そこらへんの工事の予定もないようでした

デジタル教科書などのある程度のソフトは元々入っています
例えば英語なら、ネイティブ(外人)の発音で読んでくれたりするのですが
生徒がソフトを開きますよね
先生を無視して、勝手に音を出す生徒が必ずいますよね
ひとりを注意すると、今度はあっちで勝手に音を出す生徒がいて・・・・
と言う具合に授業が進まないわけです

タブレットを壊してしまったら、どうするんでしょう?
生徒が自腹で修理代を払うことになるかもしれないそうです
ウイルスバスターは入っているので
ウイルスで、ということはないでしょうが(変なサイトを開かなければね)
私が修理に出した時は、メーカーに出して、一ヶ月かかりました
1年以内でしたので、送料などで2千円くらいでした
画面を割ったら、買い直しですよね、数万円ですね
うちの子にはなるべく触らないように、と言おう

しかし、この学校では、このような状態ですので
授業で積極的に使おう、という先生はいないそうです
私が話しを聞いた先生も「使うつもりは無いです」とのこと

はい、これが文科省肝いりのICT授業の実態です
これだから、パソコンメーカーから袖の下(賄賂)でももらっているのか
と思われるんですよ
ちなみに、この子の教室には、たたみ一畳分もある巨大な液晶テレビ
があります(いくらしたんだ?)3.11地震の時、子供達はこの巨大テレビで
街や人が津波にのまれる様をニュースで見ていたのでした
泣いている子もいました

このタブレット代は私達の税金で買っています
納税者はもっと文句を言うべきです
アメリカのニュース番組ではこういう時「It's your money」と言って
あなたのお金がこんなことに使われています、怒りましょう
とニュースキャスターが言います
日本のテレビは、私達の側に立っていないからしかたないですが

関連記事:2019年までに小中高特学校でひとりにパソコン1台ですって
http://unyunenemama.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html

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