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2014年7月10日木曜日

非結核性抗酸菌症エキスパートって何

これは日本結核病学会が平成25年に認定を開始した制度です。
http://www.kekkaku.gr.jp/pdf/kaikoku-20130509.pdf

これは、結核・非結核性抗酸菌症の撲滅と患者の生活の質の向上などを
目的としています。
抗酸菌症にたいする適切な医療の提供をするために、医師以外の、
看護師、保健師、薬剤師、栄養士、管理栄養士、診療放射線技師、臨床検査技師
理学療法士などの専門的知識の技術の向上を目指して
教育・研修を充実させようというものです。
研修は、日本呼吸器学会などのセミナーをうけるということです。

平成22年から、結核・抗酸菌症認定医という制度もできたそうです。
みなさんの身近にいらっしゃいますか?私は今回はじめて知りました。
25年までに1000人が認定されたそうです。

非結核性抗酸菌症は、治療開始時期、治療薬選択、治療期間、外科治療の有無
を、患者ごとにプログラムするのがとても難しく、医師を悩ませている。
しかし、完治させることが難しいため、いかに悪化させないかが重要になるといいます。

こちらのファイルはリュウマチの治療についてのものですが、
http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm220/pdf/news120.pdf
リュウマチの治療をしていて、非結核性抗酸菌症になる患者がいる、
という話をしています。
ここで、感染の仕方を「非結核性抗酸菌症の菌は、身の回りのあらゆる所にいて、
この菌は常に人の肺に吸い込まれては吐き出される、ということを
繰り返しています。たまたま肺に基礎疾患があると、ここに定着してしまいます」
それで、良くなってもまた再発することが多いのですね。
なるほど。

そして、ほとんどの非結核性抗酸菌症は、進行が遅いので、そんなに
心配する必要はないが、アメリカから報告のあった、M.abscessusというのは
進行が早く、危険な菌だそうです。

私は非結核性抗酸菌症の薬を飲んで、もうすぐ2年になります。
やっと薬が終るのかと思ったら、次回のレントゲンを見てから決めることに
なりました。
その理由は、2年飲んで少しよくなっても、再発することが多いので
もう1年飲むかもしれない、ということでした。

最近見つけたこちらのサイトに、治療についての相談がありました
http://www.4health.jp/qa/qa/respiratory_04.php
こちらにも、薬をいつまで飲むのかは難しい問題だ、と書かれています。