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2015年1月27日火曜日

インフルエンザワクチンを蚕が作る

沖縄に住む研究者 根路銘国昭さんの研究は、
蚕が1ヶ月に体内でたんぱく質を1万個作る、という特性を生かして、
たったの2ヶ月で、低コストのインフルエンザワクチンを作る技術を開発した。
そしてこのたんぱく質は、今まで使ってきた鶏の卵よりも、
数百倍もの活性の高いたんぱく質を作れると言う。
つまり、今までのものより、数百倍もの効果のあるワクチンが作れるのだ。
http://www.j-cast.com/2013/03/23169972.html
そして蚕には、副作用や病原性もないという。

根路銘先生は、沖縄出身、北海道大学獣医学博士。
国立予防衛生研究所に勤め、WHOインフルエンザ・呼吸ウイルスセンター長も
務めたインフルエンザの世界的権威だ。

彼の研究に協力しているのは、日本ではなく、インドネシアの大学。
そしてNHKによると、協力している製薬会社はアメリカ。
数年以内には商品化される見込みだが、日本で使えるのはさらに数年先になりそうだ。

この研究も、彼が自費で作った沖縄の小さな研究所から作られた。
ウイルスの研究には、莫大な費用をかけた研究所が必要なのだが、
彼は、この研究を、コンピューターの中だけで行ってきた。
蚕の遺伝子は、完全に解析されて、ネットに公開されている。
このような貴重な研究に、日本の税金は1円も使われてはいない。

彼はすでに、H5N1鳥インフルエンザに対するワクチンの研究に着手しているほか、
中国で流行中のH7N9に対するプロトタイプも製作中であるという。
この研究は、2014年の2月の国際会議で発表されている。

さて最近流行っているインフルエンザですが、
小学校で「あいうべ体操」を毎日子どもにやらせたところ、患者が激減した
といいます。まだご存知のない方は、是非やってみてください。
口の運動で、唾液を沢山出すのが効果の秘密です。
http://www.city.saiki.oita.jp/syoku/aiube.pdf
こちらにやり方が書かれています。
また、外出時にちょくちょく水を飲むと、のが洗浄されてかぜをひきにくい、
という報告もあります。

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