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2015年4月15日水曜日

職場に長くいる中年女性(オバサン)が意地悪くなる理由

職場の責任者にとって、モラルのない人が職場にいても、問題はないんです。
モラルがなくても、長く同じ所でそこそこ仕事をしてくれれば、それでいいんです。
仕事の内容、やり方、環境のわかっている人が大事なので、
人間的に問題でも、それは会社にとっては問題ではありません。
これが日本のほとんどの職場のモラルです。
会社では、そんな人とでも、なんとかやっていける人も大事です。
人ともめるような人にはやめていただきたい、というのが本音です。
ですから、この意地悪オバサンを何とかしよう、
などという世間知らずな人は、会社にいられなくなります。
私が意地悪オバサンのことを責任者に相談したら、
責任者に「これからもここで働けるんですか」と言われました。

特にパートなんて、専門知識も能力も必要ないような、仕事ですから、
長くいて、ひととおり仕事を覚えてくれれば、職場としてはそれでいいんです。
新人は仕事を知らないだけ、自分もそうだった、
なんてことはオバサンはすっかり忘れています。
オバサンが仕事ができるというのは、能力ではなく、ただ長くそこにいるだけ、
という不都合な事実には気が付かないようです。
これが意地悪オバサンを頭が悪い、と私が決め付ける理由です。

そうして、私は仕事ができるのよ、と得意になったオバサンは必ずこう言います。
嫌な顔をして、すごくキツイ言い方で。
「これはこうやるのよ!ダメね」とか「しょうがないわね」とか・・・
(自分だって失敗したことがある、なんてことは忘れています)
そして、自分のように仕事ができない人には、容赦なく攻撃を始めます。
彼女はそれが攻撃だとは思っていません。
あなたを傷つけている、ということを理解できません。
自分は正しいことをしている、と信じています。
長くいると、給料や時給もアップしていますから、絶対にこの職場をやめません。

こういう意地悪おばさんは、このように頭が悪いのです。
ですから、イジメられている人が悪いということはありません。
イジメられている人は、いい人である場合がほとんどだ、と海外のサイトに書かれていました。

家庭で親が一人の子どもを虐待する時、この子の兄弟は
自分がいじめられないように、
この虐待されている兄弟を、親と一緒にイジメはじめる事が知られています。
職場では、同僚がオバサンの子分に成り下がることがあります。
生物は生き残ることが一番大事なことだ、と本能にインプットされているので、
自分を守るためにこのような行動をするのです。
そうして意地悪オバサンはさらに勢力を拡大します。

私に嫌がらせをしてきたオバサンは、手馴れている、という感じがします。
手口が巧妙なのです。
子どもの頃イジメをしていた人は、おとなになって再びイジメをする、
という多くの研究が報告されています。
人間の脳は、ドーパミンという物質のせいで、
一度覚えた快感はやめられなくなるのです。
学生の時にイジメで感じた快感は、職場という同じ様な環境で再燃するのです。

こういう人は、職場は仕事をしてお金をもらう所、という概念のない人が多いです。
仕事なのだから、という割り切り方が出来ないので、
家で妹にするような意地悪をしだすのです。
ですから、仕事に支障が出るような意地悪をしてきます。
すると職場では、仕事に支障が出ては困るので、バカ女ではなく、
虐められている人を悪者扱いします。これが日本の職場の常識です。

ある大学教授が「縄張りを守るための攻撃には、快感が伴う」と書いていました。
同じ職場に長くいる者にとっては、職場は自分の縄張りです。
気に入らない奴はイジメて、縄張りから排除しようとします。
人間の理性が感じられない動物的な行動です。
それでも、責任者はこのオバサンをとがめることはなく、職場は荒廃していきます。
だから新人はやめていき、まともな人は転職します。
いつも人手不足なので、さらに意地悪おばさんはこの職場に
なくてはならない人となるのです。

モラルのない人とは、会社も責任者も、深く関わりたくないに決まっています。
職場の責任者が放置しているだけなのに、
オバサンは、自分のやり方(イジメ)を会社が認めている、と感じるのです。
実際、このオバサンに進言するような勇者は会社のどこにもいません。
だから、いじめはエスカレートするだけなので、早い段階で対処しないと
手遅れになります。
職場の責任者の態度が、この意地悪オバサンをさらに助長させます。
責任者は、このオバサンに注意をするどころか、このオバサンに従うように、
とさえ言ってきます。

本気でやるなら、証拠を集めて労働審判と裁判しかありません。
お金があれば、弁護士は親身になってくれます。
しかし日本には、イジメを裁ける法律がないのです。
弁護士の無料法律相談はたったの30分、これではちゃんと聞いてもらえないでしょう。

ヤッターマンや、時代劇が人気があるのは、
多くの人が、勧善懲悪が好きで、悪が征伐されることを望んでいるからなのですが、
自分から困っている人を助けて、面倒に巻き込まれようとする人はいません。
助けてくれるヒーローは現実の世界には存在しません。

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関連記事:意地悪なパートのおばさんの嫌がらせ
(私がされた嫌がらせを書きました)
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関連記事:また職場でいじめられました
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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

夕方から来るパートのおばちゃんが嫌がらせを言ってきたので論理的に反論したら、今度は直接嫌がらせをするのをやめて、私の周囲の男子達にアイスを配り縄張りを作り始めました。冷蔵庫からアイスを取ってきて男子達が食べ始めたので私も食べたくなったので「私も食べていいですか」と聞くと「○○さん(パートのおばちゃん)に食べて言いと言われたので」と言っていたので、私は言われていないので、「だったら自分で買ってくる!」と怒ってアイスを買ってきて食べました。これからも意地悪されているなと思ったら、即聞き出して、その場で解消しようと思います。
おばちゃんと違い私は社員です。おばちゃんよりもやっている仕事は高度です。
おばちゃんはしかし凄いです。
これからは私がこのおばちゃんに仕返しをしてやろうと思っています。

ハッピーのママ さんのコメント...

こんにちは、コメントありがとうございます。
周囲の人たちもしかたなくおばさんには「はいはい」と言っているのでしょうね。

男の子たちを巻き込まもうとしているのを逆手にとって、
彼らをこちらの味方につけるのはどうでしょう。

いじめられてかわいそうな女子、ということで、
男の子たちを味方につけたら、職場の雰囲気もよくなるのではないでしょうか?
男の子たちはバカではないでしょうから、
おばさんの行いを真面目に話していけば、
きっとあなたの味方になってくれるでしょう。
喧嘩をしている、と思われると、ドン引きされてしまいますから、
あくまでも「被害者」というアピールがいいのではないでしょうか。

でも、私の今の職場でも「あのおばさんのせいで辞める人がいるのよ」
と言われている人がいますから、どこにでもいるんですよね。
ホント嫌ですねぇ。

ですから、くれぐれもご自分の立場が悪くならないように、
頑張ってくださいね。

匿名 さんのコメント...

1週間前に新しい職場に入ったら、1日目からおばさんのイジメが始まりました。
しつこい小言が毎回続き、しまいには無視、だんまり戦法です。
2人で組んでする仕事なので無理だと思い辞めることを申し出たのですが、会社の担当者や他のメンバーに慰留されて、今日頑張って出勤。
しかし、やはりずっと叱られっぱなし。まさに箸の上げ下げまで注意され、いたたまれず途中で帰りました。
このおばさんのせいで次々と人が辞めるので、現場で社員が監視していたのですが、このような事態に対応できませんでした。
お料理の仕事で、仕事自体は私の方が詳しいと思います。ただ、それぞれの職場でやり方が違いますから、頭を低くして習っていたのですが、「何も知らないバカ」のような扱いでした。
このような人の特徴ですが、さまざまなローカルルールを作り、業務をややこしくしています。新参者にわかりにくいようにするためです。
私は辞めますが、この職場はこれからも求人広告を出し続けなければならないと思います。
こういう職場が多いみたいですね。

ハッピーのママ さんのコメント...

コメントありがとうございました。
大変でしたね。
そういうことなら、社員はこのおばさんの言動を録画して、
パワハラで配置転換をさせればいいのに。
動画などの証拠があれば、可能なはずです。
この会社は、この職場にとって有能なあなたを失ってしまいました。
本当に嫌なおばさんですね。
あなたが素敵な職場に出会えることをお祈りしています。