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2016年1月15日金曜日

鎮痛剤ジクロフェナクでがん予防

最新の研究では鎮痛剤ジクロフェナクには抗がん特性を持っている
ということがわかったと言います。
http://mainenewsonline.com/content/16016519-painkiller-diclofenac-may-hold-significant-anti-cancer
同じ鎮痛剤を使うのなら、ぜひこれを使いたいですね。

しかし、この鎮痛剤、商品名「ボルタレン」はちょっと高いようです。
鎮痛効果も高いとされています。
90錠で7000円ということは10錠で800円程度ということですね。
http://www.bestkenko.com/products/%E3%83%9C%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3100mg.html#a_aid=kirara&a_bid=60be77dc

ボルタレンの有効成分ジクロフェナクナトリュウムは、
炎症や痛み、発熱の原因成分とされるプロスタグランジンという物質ができる
量を減らすことにより、炎症や腫れ、筋肉や関節の痛みを軽くし、
発熱がある場合は熱を下げます。

この薬が癌に対する効果としては、癌が自分が大きくなるために血管をつくるのですが、
それを阻害する効果がある、とされています。
研究では癌の手術の後に、この鎮痛剤のを使った患者では、
死亡率が低かった、ということです。
転移のリスクも低かったのです。
この薬のこのような効果を確かめる試験が現在4つ行われているところです。

このように、すでに市販されている薬に、新たな効果が見つかる、
というのは新薬開発よりも病気の患者にとっては期待できることです。
これならすぐに使えますから。
どこにどんな伏兵があるかわかったものではありません。
このような研究に期待したいものです。

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