舌は健康のバロメーターと言われています。
その状態が、体の不調を表していることがあるからです。
しかし、あくまでも、参考にする、という程度で、
心配なら病院に行きましょう。
舌のチェックは毎日同じ時間に、おすすめなのは朝です。
舌に色が付くので、食後はやめましょう。
舌の形でチェック
・小さくて細い・・・・・栄養不足、貧血
・大きくなってぶ厚い・・むくみ、水分や脂肪の摂りすぎ
・歯型がつく・・・・・・消火器系の不調、水分の摂りすぎ
舌の色でチェック
・ピンク・・・・・・・・健康
・白っぽい・・・・・・・エネルギー不足、貧血
・赤い・・・・・・・・・発熱、体に熱がこもっている
・紫、黒・・・・・・・・血液がよどんでいる
・黄色・・・・・・・・・消化器系の不調
・黒ずんだ斑点・・・・・血行不良
舌苔(舌についた白っぽいもの)
・白っぽい苔が舌を覆っている・・・・・健康
・乾燥してひび割れている・・・・・・・水分不足
・べったり舌を覆っている・・・・・・・体が冷えてむくんでいる
・黄色い舌苔・・・・・・・・・・・・・高カロリーな食事、飲酒、喫煙
消化器の不調
・地図のようにまだら・・・・・・・・・ビタミンBなどの栄養不足
・舌に苔が無い・・・・・・・・・・・・慢性的な栄養不良、ミネラルや鉄分が不足している
そもそも舌苔は何でできているでしょうか。
食べかす、口の中の細菌、その細菌がつくる代謝産物、舌から取れた細胞などです。
硫黄ガスのような悪臭がします。
ですから、口臭の原因になります。
白っぽい状態は普通に健康なので、舌苔があるのは普通のことです。
しかし歯磨きをしないで、口を不健康にしてしまうと、細菌が増殖してしまいます。
また、免疫が低下していると、普段は抑えられる細菌の増殖や活動を盛んにしてしまいます。
唾液の減少も口の中の環境を悪くします。
舌を使わない、つまりしゃべったり、噛んだりしないと、
舌苔は増えます。
アルコールは利尿作用で口の中を乾燥させます。
タバコも口の中を乾燥させるので、唾液が不足して舌苔の状態が悪くなります。
東洋医学では、舌と胃腸には関係があるとされていて。
舌が胃腸の不調を表しているといいます。
舌苔は気になりますが、取りすぎると舌を痛めるので、気をつけましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿