こんなに毎年不安と恐怖をまきちらすインフルエンザなのに、
その感染状況は実のところあまり解明されていないらしい。
なんてことだ。
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=3578
空気感染は無い、という説がある一方、
実は空気感染する、というみかたが改めて問題にされはじめている。
空気感染が証明されたら、もうマスクなんて売れなくなってしまうだろう。
かなり厳格にウイルスを遮断する高性能マスク以外は無意味だ。
感染して保菌者でありながら症状が出ない、不顕性感染者が
感染源になる確率もわかっていないという。
不顕性感染者がウイルスを排出しているかが問題になる。
まあ、とにかくわかってない、と書かれています。
感染源として証明されているのは、くしゃみや咳の飛まつ。
鼻水の中にも多くのウイルスがあり、発症日と2日目が最大になる。
そして、症状の重い人ほど沢山のウイルスは排出している。
患者の30~50%の呼吸からは、発症から3日以内に、
ゆっくりとした呼吸からもウイルスが見つけられる。
1分の呼吸で、3~20個のウイルスが出ているらしい。
しかし、これが感染する量なのかはわかっていない。
まあ、けっこう少ない量で感染することはわかっているようですが、
それも、その人の健康状態によって違うようです。
日本人は海外の人のように、顔をこすりつけるような挨拶はしないので、
そういう意味では、呼吸からの感染はあまり心配することはない
と思う。
しかし、症状はないとは言っても、不顕性患者ののどや鼻では、
ウイルスは増殖しているという。
だから、このような人でも、10分で3~20個のウイルスを排出している、
という計算もできるという。
しかし、この人たちが感染を広めている、という証拠はまだない。
これから研究する、という状況のようです。
ある抗体調査では、抗体を持っていた人の18%は症状が出たことがない、
ということです。この人たちを不顕性感染というのでしょう。
つらい思いをしないで抗体をゲットするなんて、
お得ですよね。
咳もしていない人が病気をひろめていたら、大変だなぁ。
でも、満員電車の中はウイルスでいっぱいなんだろうな。
少しずつウイルスに接触していたら、免疫もつくってもんなのかもしれない。
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