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2017年11月27日月曜日

非結核性抗酸菌症、血液検査で診断できる

痰でも気管支鏡でも診断できないことがある非結核性抗酸菌症。
血清検査で診断できるそうです。
http://www.kameda.com/pr/pulmonary_medicine/macmac_elisa.html

キャピリア®MAC抗体ELISAは、結核菌やカンサシ菌以外の
非結核性抗酸菌が共通に持っている、GPL-coreを抗原とする
血清中のIgA抗体を測定する方法です。

これでアビウム、インターセルラーなどが診断できます。
それ以外でもM.abscessus,M.chelonae,M.fortuitumにもGPLを有する
菌が存在する。

この施設での調査では、
精度は、84%、特異度100%であった。

この検査で陰性になっても、非結核性抗酸菌症であることもあるので
その点は注意が必要とのこと
補助的診断として使うことが望ましい
やはり基本的には、喀痰検査、気管支鏡検査が重要です。

血液検査で簡単に炎症の有無を調べることができますが、
これで炎症がある、というだけではどんな病気なのかわかりません。
その病気の中には癌なども含まれる、といいうことです。

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