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2013年12月29日日曜日

バリ島でチクングニア熱になる

オーストラリアから観光でバリ島に行った54人(2012年から2013年12月まで)
がチクングニア熱に感染した、というニュースです
http://news.ninemsn.com.au/health/2013/12/29/18/53/spike-in-mosquito-borne-virus-in-wa

こちらのニュースでは
「南の島に観光に行く時は、母国にはない感染症にかかることを
 考慮しておくべきだ」と書いています
これには、東南アジアに旅行に行くオーストラリア人が増えたことが影響しているそうです

これは蚊にさされることによってかかる病気なのですが
感染当初の病気の重さもさることながら
数ヶ月にもわたって関節の痛みに苦しむ、という怖い病気です
その痛みはやっと歩けるほどだと言います
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.news.com.au/travel/complacent-australian-travellers-are-catching-the-chikungunya-virus/story-e6frfq7r-1226729066998&prev=/search%3Fq%3DChikungunya%2Bfever%2Bin%2BAustralia%26biw%3D1092%26bih%3D513
ここにはパプアニューギニアで感染した女性の体験が書かれています
彼女はマラリアにはかなり注意していたが、今回の感染は偶然の不幸と言います
夜は蚊帳の中で寝て、長袖のシャツを着るなど
彼女はかなり警戒していたようです
彼女は感染してから、はじめの1週間は20時間をベッドで過ごした
そしてその後の4ヶ月を、筋肉と関節の痛みを緩和するための
抗炎症剤を使って過ごした
そして6ヶ月後、まだ朝には手足の痛みが残っているが
なんとかなるようにまで回復したと言います
チクングニアに対する予防注射や薬はありません

南の島を旅行する際には、蚊をよける薬を携帯するように
とシドニー大学の博士は言う
適切な薬が使用されれば、今までの10倍はさされる確率が減る、といいます
それはDEETを含んだ忌避剤だといいます
これを日焼け止めと同じくらい頻繁に使うように、と言います
購入したい方は「mosquto repellent」で検索してください
海外にはこのような商品がいろいろあるようです
蚊の媒介する病気はいろいろありますし、そのどれもが怖い病気ですから

はじめに、バリ島での感染が増えている、と書きましたが
感染は東南アジア、インドなど広範囲に渡っています
オーストラリア当局は国内の蚊からの感染に、厳戒態勢をとっているとのこと
オーストラリアに帰国後感染がわかった人は年々増加して
今年は100人を越えたそうです

はじめの症状はインフルエンザにそっくりです
この病気は患者から感染することはありませんからその点だけは安心な病気です
この病気を媒介する「ヒトスジシマ蚊」は日本にも多く生息しています
その生息域が、東北まで拡大してきたそうです
これらの蚊が媒介するデング熱も世界のあちこちで感染が報告されています
デング熱はもっとこわい病気です

シンガポールでのチクングニアの感染者は1年で500人
デング熱はかなりの流行をしていて、1年で14413人が感染したとのこと
そしてこの病気がカリブ海でも多数の患者を出している、というニュースです
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.ibtimes.com/chikungunya-virus-spreads-more-caribbean-islands-1544083&prev=/search?q%3Dchikungunya%2Bin%2Bthe%2Bcaribbean%26biw%3D1092%26bih%3D514

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