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2014年4月5日土曜日

非結核性抗酸菌症 血液検査 

毎回診察の時に血液検査をするのですが
検査項目がずらーっと並んでいるけど、なんだかさっぱりわからない
せかっくだから、全部調べてみた
これだけの項目検査してたら、すごく健康的?
いえいえ病人でした
上限値、下限値は検査の紙に書いてあるよね、その数値より大きい、小さいです
カッコ内は考えられる病気、これはほかにもあるので
数値が気になる方は、症状がなくても病院の先生に相談してください

白血球数 大きい・・感染によって細菌が体内に侵入したと考えられる
             (肺炎、盲腸、白血病)
       小さい・・免疫が低下している
             (白血病、再生不良性貧血、薬剤アレルギー、肝硬変)
赤血球数 大きい・・血栓ができやすくなるので脳梗塞、心筋梗塞に注意
             (多血症、脱水)激しい運動後には高くなる
       小さい・・貧血
血色素量  ヘモグロビン濃度のこと、赤血球中に存在して酸素を運ぶ
       大きい・・血栓ができやすい
       小さい・・貧血
ヘマクリット  この数値で輸血が必要か判断する
       大きい・・血栓ができやすい
       小さい・・貧血
MCV(貧血)・・・赤血球の大きさ
MCH(貧血)・・・ヘモグロビン量
MCHC(貧血)・・平均赤血球ヘモグロビン濃度
血小板数  出血を止める働きをする
       大きい・・血がドロドロになって血栓ができやすくなる
       小さい・・血が止まりにくくなる
         (白血病、血小板減少症、貧血、感染症、肝機能疾患、膠原病)
RDWーCV  小球性の貧血の診断ができる
       大きい・・貧血、ビタミン12欠乏

NEUT「好中球」「顆粒球」 細菌などを取り込んで殺菌、感染を防ぐ作用がある
       大きい・・ストレスがある状態(感染症、炎症、悪性腫瘍)
       小さい・・ウイルス感染、薬剤
LYMP「リンパ球」免疫機能
       大きい・・アレルギー体質、免疫力は高い状態
         (ウイルス感染、バセドウ病)
       小さい・・感染症、炎症
 =NEUTが大きく  LYMPが小さい時は、免疫力が低下しています=
MONO「単球」 好中球と同じ働きをする
       大きい・・各種感染症、炎症、結核、風疹
       小さい・・再生不良貧血、白血病、がん
EOSINO「好酸球」好中球と同じ働き、寄生虫を殺菌する
       大きい・・喘息、アレルギー、寄生虫
       小さい・・感染症
BASO「好塩基球」アレルギー反応に関与 
       大きい・・甲状腺疾患

GFR  腎臓の機能を示す 90以上が正常 60~89軽度腎障害
                  30~59中程度低下、15~29高度低下、15未満腎不全
クレアチニン 腎臓の機能を示す
         次のサイトに、年齢、この数値、性別を入力して「診断結果をみる」
         をクリックすると、腎臓の働きがわかるサイトです
http://www.kyowa-kirin.co.jp/ckd/check/check.html
         私は80で「正常または軽度低下」でした
 
総蛋白  栄養を補給するアルブミンと、免疫防御に働くグロブリンを合わせた物質
       大きい・・(慢性肝炎、脱水症、高蛋白血症)
       小さい・・(ネフローゼ症候群、肝障害、浮腫)
アルブミン  小さい・・栄養低下(ネフローゼ、肝障害、慢性炎症)
尿素窒素  腎臓の働きがわかる
       大きい・・腎障害
       小さい・・肝障害、タンパク質不足
尿酸   大きい・・(痛風、動脈硬化)   
      小さい・・低尿酸血症は2以下、腎臓から異常に多くの尿酸が排出されてしまう
総ピリルビリン  大きい・・肝臓や胆管に病気のある疑い、肝不全
直接ピリルビン  (肝炎、胆石)

Na「ナトリウム」  体の水分の状態を知る
       大きい・・激しい下痢、嘔吐などで水分が足りない
       小さい・・腎不全などで体に水分がたまり、手足がむくんでいる
Cl「クロール」   体の水分の状態がわかる、ナトリウムと同じ

カルシウム  内分泌疾患、骨代謝異常の検査
       小さい・・ビタミンD欠乏
K「カリウム」  神経の興奮や、心臓の筋肉を助ける電解質
       大きい・・腎臓機能低下で尿の量が減る
       小さい・・激しい下痢、嘔吐、脱水
CK「クレアチンキナーゼ」  心筋障害や筋疾患がわかる
       大きい・・(心筋梗塞、甲状腺疾患)

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)肝臓、心筋の障害
     ALTとの差で肝障害の種類などが診断できる
       大きい・・肝機能障害
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)
       大きい・・肝細胞が壊れる

LDH「乳酸脱水素酵素」
       大きい・・肝障害(急性肝炎、心筋梗塞、間質性肺炎、がん、血液や骨格筋の病気)
ALP「アルカリホスファターゼ」酵素
       肝臓、骨、小腸に多いので、これらの障害がわかる
       大きい・・胆汁の流れが止まって、黄疸が出る
Amy「アミラーゼ」消化酵素
       大きい・・すい臓の障害(十二指腸潰瘍、腸閉塞、腹膜炎、腎不全)
血糖値  (糖尿病) 
CRP「C反応性たんぱく質」の量
       大きい・・炎症、細胞の破壊
       0.4~0.9軽い炎症   1~2中程度の炎症 2~15中程度以上の炎症

血液検査は、薬を飲み始めてしばらくは1週間で検査をしました
その後は、2週間から、しばらくは1ヶ月おきに
安定してきたら2ヶ月おきになりました

私の場合は、貧血はなし、何度か肝臓のASTとALTが60位になったことがありますが
だいたいクリアしています
いつもリンパ球と尿酸が下限値を少し下回るのですが、何も言われません
最近花粉症が治ったのですが、確かにアレルギー反応に関係する
EOSINOとBASOの数値が低くなりました
薬の副作用で、体がかゆかったりしていた時はEOSINOは7.3でしたが
先月は1.9でした

病院にはじめてきた時は咳もしていて、NEUT75.7, LYMP18.7でした
しばらく平均値におさまっていたのですが
耳の治療でステロイドを使ったら、すぐにはじめの数値になってしまいました
上に書きましたが、免疫力がないってことですね
いつも両方とも限度すれすれです

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