Translate

2014年4月26日土曜日

テレビゲームばかりしていると、脳が進化する

「うちの子ゲームばっかりしていて」という心配はいらない時代がきそうだ
ゲームが脳に与える影響の研究の結果では
ゲームをする人は社交性、記憶、認知に関わる脳の部分が発達するという

ゲームを毎週9時間以上しているグループと9時間以下のグループでは
9時間以上ゲームをしているグループの方が
脳の灰白質の体積が大きい、という研究結果が出た

これはベルギーのゲント大学の研究で並進精神医学のジャーナルに載った
http://medicalxpress.com/news/2011-11-frequent-gamers-brain-differences.html#nRlv
この研究ではゲーム中毒との関係が指摘されていますが
灰白質については、大きい方がいいみたいです

女性では、灰白質の体積が大きいほど、協調性が高いということです
灰白質は、もともと女性の方が大きくできています
そのため女性の自閉症患者が少ないと考えられています
女性の「井戸端会議」は灰白質が原因のようです
脳は男女での違いが大きいため、もっと細かい研究が待たれます

灰白質は認知症で縮むとされています
アルツハイマー患者はこの部分が縮んでいく、と考えられています
灰白質には認知に関係する神経が集まっていて健康な脳ほど
灰白質が大きいと言います
そして、アメリカ、ピッツバーグ大学の研究では
少なくとも週1回焼き魚を食べる人は、灰白質が大きかった、ということがわかっています
老後は、魚を食べて、ゲームをするのがいいようです

その他、脳が効率的になる、視覚的神経を改善するなど
スーパーマリオは、脳にとって有益であるという研究があります

確かに、私の知っている範囲でも
読書家よりもゲーマーの方が友達が多く、社交的でした
最近のゲームはオンラインで友達と一緒にプレーしたり
知らない人と友達になって遊ぶものもたくさんあります
読書家にとって、知らない人と遊ぶなどは、考えられないことです
うちの子の学校には、ゲームのプログラマーから教師に転向した先生がいます
とても明るくて楽しい先生です

私の知っている、人生のほとんどをゲームに費やしている学生は
成績がクラストップです、もちろん理系
彼は一度見聞きしたことは忘れないので、特に勉強はしなくていいのです
小学校の時に「ゲームばかりしていて」とおばあちゃんがいつも注意している
女の子がいましたが、今は歯医者になりました

お母さんが心配するのは、ゲームばかりしていると
勉強にさく時間がなくなることなのです
でも、小中学生でゲームをさせないで、中学3年になってゲームにはまったら
もう人生おしまいです、まともな高校に入れません
ですから、小学生である程度ゲームをさせて
ちゃんとした生活ができるように、ゲームの時間を自分でコントロールできるように
親が教えるしかありません
知り合いに、ゲームをやめさせるために、ネットのコードを切ったお母さんがいましたが
子供が家出しただけでした
これは携帯やネットも同じです

問題なのは、ゲームばかりしていて、運動をしなくなることですが
これは運動部に入れば問題ないでしょう
以前はゲーム脳になったら大変だ、と言われていましたが
ゲーム脳はとても良い変化のようです

関連記事:ゲームばっかりしていると、頭がよくなる
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_29.html
関連記事:アルツハイマー改善に、ゲームは老人の脳を活発にし、効果が期待
http://unyunenemama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_1526.html