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2014年9月18日木曜日

人口甘味料は糖尿病のリスクを高める

イスラエルのワイツマン研究所の研究によると、
アスパルテーム、スクラロース、サッカリンなどの人口甘味料は
砂糖よりはるかに高いレベルに血糖値を上昇させるという。
http://www.la-croix.com/Ethique/Sciences-Ethique/Sciences/Les-edulcorants-augmenteraient-le-risque-de-diabete-2014-09-17-1207754

以前研究者がネイチャーに発表した研究では、
人口甘味料は、カロリー摂取量を減少させ、血糖値を正常化させている、
と述べていましたが、
最近の研究では、人口甘味料が腸内細菌の形勢と機能を混乱させていることが
わかったという。

実験では、アスパルテーム、スクラロース、サッカリンの3つが使われた。
アメリカ食品医薬品局が安全と認定した量を混ぜた水をマウスに与えた。
そのほかに水だけを飲むグループと水に砂糖を混ぜた物を飲むグループ。
この2つのグループは正常であったが、
人口甘味料を飲ませたグループのマウスには、耐糖能異常がみられるようになった。
耐糖能異常は、糖尿病の一歩手前なので、積極的な予防が必要だという。
この状態では、体はインスリンの作用に対してより敏感になり、
血液中の糖のレベルを制御するための努力を倍増させる必要があります。
マウスには血中グルコースの上昇があった、と書かれていますが、
これは血糖値のことです。

約400人でのテストでは、人口甘味料を食べた人と、食べなかった人では
腸内の細菌の状態が違っていたという。
人口甘味料を食べた人とマウスには、食べ物から強力にエネルギーをひきだす
種類の腸内細菌がみつかった。
これらの細菌は、人とマウスの肥満に関係しています。

また7人のボランティア(今まで人口甘味料を食べていなかった)に
4日間、高濃度の人口甘味料を食べてもらった結果。
たった4日で、高血圧や肥満を示す検査結果を出した。

このニュースはナショナルジオグラフィックなどでもとりあげられています。

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