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2015年5月16日土曜日

フラボノイドが風邪や咳のリスクを減らす

緑茶、りんご、ブルーベリー、ココア、タマネギ、赤ワイン
に含まれているフラボノイドが、風邪をひいたり、咳をするリスクを軽減する、
という研究が、オークランド大学で発表されました。
http://www.news.com.au/national/breaking-news/checkup-medical-column-for-may-15/story-e6frfku9-1227356079671

これらの食品に含まれるフラボノイドは、
抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用を持っています。

これらフラボノイドの豊富な食品を多く食べる人は、そうでない人より、
33%も風邪をひいたり、上気道感染になるリスクが少なく、
病気で寝込む日数も少ないことがわかった。

フラボノイドは野菜に多く含まれることから、
ディナーの半分は野菜である必要がある、といいます。
かぼちゃ、さつまいも、にんじん、トマト、ピーマン、オレンジ、ブロッコリー、メロン。
緑茶は毎日、ワインは時々お飲みください。

咳は肺や気道などに炎症がおきている状態のようですから、
炎症を抑える食品を摂るようにこころがけたらいいのではないでしょうか。
炎症を抑える、という研究結果の出ている食品を書きます。
・オメガ3脂肪酸・・・さけ、にしん、いわし(アメリカ心臓協会は週に2回の魚をおすすめ)
・一価不飽和脂肪・・・オリーブオイル
・全粒粉穀物でできたパン、スパゲッティー、など(C反応性たんぱく質のレベルを低減)
・ビタミンE・・・・ほうれん草、ケール、ブロッコリー(アブラナ科の野菜)
・アルファリノレン酸・・・・くるみ、アーモンド
・大豆イソフラボン・・・大豆、枝豆
・リコピン・・・・赤いトマト(肺や体全体の炎症を軽減)トマトジュース、調理されたトマトソース
         は生のものよりリコピンが多い。
・赤かぶ(ビート)
・しょうが、うこん(ターメリック)カレーのスパイス
・にんにく(鎮痛剤と同じに働く)とタマネギは免疫増強にいい
・オリーブオイル(地中海料理が健康にいいというスペインの研究)
・いちごなどのベリー類
・さくらんぼ(タルトチェリー)は変形性関節炎の痛みに効果があった、という
                 研究があります。

はじめにココアが体にいい、と書きましたが、
市販のココアには砂糖が含まれていますので、
できれば、無糖のココアパウダーに少しの砂糖でお飲みください。
白い砂糖は決して体にいいものではありませんから。
WHOも砂糖の取りすぎに注意するようにと
1日の摂取量は25グラムと言っています。
しかしソーダ1缶に40グラムの砂糖が含まれている、というから、
甘い飲み物は特に注意が必要です。

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