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2015年6月26日金曜日

東京、滑り止め私立高校の選び方

上の子の時も、私立高校が集まる「私学フェア」「私学合同学校説明会」
「私学進路相談会」などで進学する高校を決めました。
絶対に参加しましょう。
子供の1年の成績を見せれば、だいたい合否がわかります。
子どもは、私の聞いてきた説明をきいて「安心して受験できる」と言っていました。
説明会のプリントを学校で配布していますが、
学校からは、参加するように、という話はしません。
しかし、個人面談時に、参加したかどうかを聞いてきます。
参加した保護者には、受験についての説明をする必要がないからです。

高校での説明会に参加した方がいいに決まっていますが、
ここでは、沢山の学校の話を1日で聞けます。
もちろんどこの話を聞くかは、塾の先生に助言してもらってあります。
学校の先生にも聞きましたが、まともな返答はありませんでした。
人気校は順番待ちができますので、朝いちで出かけましょう。
12時を過ぎると混雑してしまいます。
説明する人も人間ですから、午後は疲れてしまうでしょう。
朝の方が熱心に説明してもらえますよ。

塾での説明とは違って、より具体的な内容を聞くことができます。
私が聞きたかったのは、学費と特待制度です。
これはホームページには細かく書かれていませんし、
特待については、個人的な成績なども考慮されますので、
実際にその学校から説明を聞く必要があります。
説明を聞く時に、記名をします、これは学校での資料になりますし、
うちの学校を熱心に希望している、という好印象を持ってもらえます。
この時からすでに入試が始まっている、と考えましょう。
「勉強しなくて」とか、「こんな子でも大丈夫でしょうか」なんて
絶対に言ってはいけません。

私はひとりで参加しました、子どもが一緒である必要はありません。
「今日お子さんは?」と聞く学校もありましたが、
私は「期末試験前なので」と言いました、これは事実です。
今日は塾なので、とか、部活なので、と言えばいい印象だと思います。
親の言う事をきかないような生徒だとは思われないような返事をしましょう。

学校側では、どんな子どもなのか、という質問をなにげなくしてきます。
部活は?は絶対聞かれると思ってください。
学級委員をしている、とか、部長をしている、などという話をさらっとしましょう。
習い事の話でもいいから、なにかがんばっている、というのはとても大事です。
多少成績が悪くても、色が付くようです。
日比谷高校の推薦で「バレエを続けているので、それを生かしてスポーツの指導を
将来の仕事にしたい」と言って合格した子を知っています。
英検3級位では、そんなに評価されませんが、
漢検準2はとっててよかったです。

また中学校での欠席日数は大事で、10日とか15日が目安。
遅刻、早退は報告されないそうです。
うちは通院で、早退が何日かあったのですが、大丈夫のようです。

うちの子は9教科の合計が40なので、
よほどの名門でなければ、ほぼ私立の心配がないことがわかりました。
さらに都立の発表を待ってくれる所を探します。
9教科で30あれば、都立の発表を待ってくれる特別待遇、という学校がありました。
こういうことは、学校に直接聞かないとわからないことです。
詳しいことが書かれたパンフレットももらえます。

さらに、成績によっては、3年間の学費百数十万円免除、という学校もありました。
これは進学コースだけですが、
当然、いい大学に入ってくださいね、ということでしょう。
でも、オール4くらいでいいみたいでした。

うちの子は女子高でもいい、というのですが、
今女子高は人気がないようです。
女の子なら、女子高はねらいめです。
うちの子くらいの成績で生徒会なんかやってたら、是非来てください、という感じです。
上の子は男子高に行きましたが、すごく楽しかったそうです。
上の子はその学校へは、はじめ「絶対やだ」と言っていました。
私が選んで、単願推薦で決めました。
単願だったので、子どもの学力より高い高校に入れました。
その学校は進学校で、同級生が東大に現役で入りました。
さらに私立には指定校推薦という魔法の制度があって、
うちの子はそれで予備校にも行かず、日大に推薦で入れました。
都立に行って予備校に通うより安くすんだと思います。
あまり勉強しない子でしたが、彼にとって最高の学歴を得ることができました。

おまけですが、上の子は運がよくて、中学の内申も、
3年の2学期だけ、ダントツに良かったのです。
3年になる時に引越しをしまして、都内でも最もレベルの低い中学に転校したのです。
それまでオール3だったのが、突然5教科合計21になりました。
塾の先生には「2学期だけいい成績をとることはできないから、
1年からちゃんと勉強しておかないとダメだ」と言われていたのですが、
こんなこともあります。

私がバイトをしている所で大学生に聞いたところ、
「入学前に学校をよく見たほうがいい」とみんな言いました。
こんなはずじゃなかった、という人が友達にも多いそうです。

特待制度については、はじめから「お金がないから」と言ってもいいのは
オール5程度の成績です、普通の成績でしたら、
「入学金が免除になるのはどの程度の成績ですか」のように聞いてから、
「そのほかにはどんな制度がありますか」とか聞いたほうがいいです。
お金ない、と言っては足元を見られ、いい顔をされません。
内申で、という所もあれば、当日の試験で、という所もあります。
また、特別に試験をする、という学校もあります。
レベルをさげれば、特待をもらって私立に通うという選択もあります。
どうしても都立、と決め付けて、子どもにプレッシャーをかけないように、
必ず滑り止め私立を受けましょう。

話を聞いた高校へは体験入学にも行ってみようと思っています。
何度も行って名前を書いてくるのも、大切なんだそうです。

うちの中学だと、保護者会にジーパンとTシャツのママは多いのですが、
学校見学や説明会にはちゃんとした服装で、
茶髪なんて論外です。
親の服装、態度、話し方もあちらではよく見ています。

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