手術の痛みだけでなく、病気全般の苦痛を軽減するのではないか、
と期待できます。
http://www.npr.org/sections/health-shots/2015/08/13/431695242/sutures-with-a-soundtrack-music-can-ease-pain-anxiety-of-surgery
音楽は脳の報酬領域を活性化し、自然の鎮痛剤であるエンドルフィンの生産を
促し、ドーパミンの生成を促進する。
病院で音楽を聴いていた患者は、みな鎮痛剤の量が少なくてすんだという。
しかしこのアイディアは、古くはナイチンゲールの時代から行われている。
もっと古くは、プラトン、アリストテレス・・・・
さてどんな音楽がいいのか、それは4000のラベルの全てが効果的だった。
研究者があげる音楽の一番の利点は、副作用がないことだそうです。
音楽が健康に与える影響については、あげればきりがないほどです。
脳損傷の患者の脳を刺激し、脳卒中やパーキンソン病の神経損傷を助けることができます。
音楽は心拍数を遅くし、血圧を低下させ、血管を拡張させて、
心臓発作から患者を守る。
スポーツトレーニング中に音楽を聞くと、最大20%も運動能力を上げることができる。
アルツハイマー患者には、認知機能を促進させ、
長い曲をきくことで、記憶を呼び覚ますことが出来ます。
良い音楽は眠りの質を上げ、免疫力をアップすることができます。
うつ状態を緩和し、病気に対する不安や恐怖をやわらげます。
自律神経の緩和と筋肉の緊張をほぐすことができます。
ガン患者に対して、副作用の緩和など多くの効果が研究で示されています。
アメリカの70以上の大学では、アメリカ音楽療法協会によって承認された
学位プログラムを行っています。
そしてプロの音楽療法士は数千人もいて、実際医療現場で働いています。
イギリスでも600人以上の音楽療法士がいます。
彼らは患者にあったプログラムを組んでくれます。
音楽療法は、音楽を効くだけではなく、歌ったり、詩を書いたり、
音楽に合わせて動いたり、簡単な演奏もありますが、楽器の練習とは違います。
楽器の練習っていうのは、ストレスをためる方が多いですからね。
アルベルタ大学のLisa Hartling教授は、痛みを伴う治療をしている子どもでは、
音楽を聞かせるのと、聞かせないのとでは大きな違いが出る、
という研究がある、と言います。
音楽はおとなの患者にもよい効果を出します。
ある音楽療法士は「患者は病気に対する苦痛や体が弱っている状態であっても、
音楽を通して、その健康的な思考を取り戻すことが出来る」と言います。
http://www.apa.org/monitor/2013/11/music.aspx
このサイトは「音楽は薬」という題名になっています。
英語のサイトでは、パーキンソン病と、アルツハイマーで音楽療法が普及しているようでした。
私がおすすめしたいのは「小野リサ」けだるい午後にピッタリの音楽です。
やさしい声でゆるいボサノバを歌います。
アルバムにはイパネマの娘やムーンリバーなどのスタンダードも多く入っています。
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