防水スプレーを吸い込んで呼吸困難になる、というニュースがありました。
梅雨の時期だけに、注意したい問題です。
防水スプレーの成分を吸い込んだ人は、
息をしているのに、肺が酸素をうけつけてくれない状態と言っていました。
テレビでは、室内で使わないように缶に表示されているので、
守ってください、とのこと。
しかし、防水スプレーを暖房器具のある部屋で使うとさらなる危険があります。
防水スプレーのガスの、熱分解産物により、肺が傷つけられてしまった例です。
http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/037120983j.pdf
この人はストーブのある室内で防水スプレーを使ったうえに、
防水スプレーの付いた手で、たばこを吸いました。
それにより発生した物質が肺を傷つけてしまいました。
この人は、防水スプレーを使用してから5時間後から咳が出て、
微熱、呼吸困難で入院します。
治療はステロイドの点滴。
1週間で改善したそうです。
これら熱の影響を受けた物質は、直接吸入する物質よりもさらに毒性が強いと言います。
実はテレビでCMを盛んにやっているいろんなスプレーも、
実は安全じゃないようです。
肺を守るために、化学物質のスプレーは使わないようにしましょう。
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